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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
6章 白き翼と欲望の渦

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327話 閃光が戦闘の合図

エーテルロジックスタッフに溜めた閃光魔法を壁にぶつけ、辺り一帯が光りに包まれた。敵は当然だけど私たちも目が潰れそうなほどになっていた。


「うわぁぁ!!」

「目が見えん!!」

(周りのみんなは目が閃光で潰れてる、私も例外なく潰れているが慣れてるからか目が元に戻る時間が早い。私が動かないと)


私は目が全く見えていない奴を真っ先に捕まえようと動き始めた。周りはまだ目が見えておらず、私が動いている事すら知らない。


(素早く動く……ってまじかよ、裏切者のエンルージュの方が目が見えないが動いてる!!)


裏切者のエンルージュは目が一時的につぶれながらも飛んで逃げようとしていた。だが壁にぶつかりまくっていて血が所々に飛び散っていた。


(目は見えてないけど出口に向かって飛んでいるのか……しかしこれは困った。どちらかを捕まえればどちらかが逃げる、どっちかがドボン……と考えたら追いかけるべきなのはこっちか!)


私は考えた後、追いかけ始めたのはいろいろとぶつけながら飛ぶエンルージュだった。


「うぅ~」

「捕まえたぞ!!もう動くんじゃない!!」

「まって……私はただの……エンルージュ……」

「人間に加担してるって聞いてたけど!それはどうなの?」

「それは……」


私が裏切者のエンルージュに尋問をしていると視界が少し戻ったのか人間の男がゆっくりと立ち上がった。


(まずい、奴の視界が少し回復していそう。どうする私……)

「おい……そいつを放せ!!」


男は私に向かって走ってきていたが、まだまだ目のダメージが残っているようで少しふらついていた。


「うぉ……」

(まだまだ回復には時間がかかりそう、だけどこいつを捕まえるのに時間はかかる……ルーピンたちの回復も……いや違う……)

「そこのフェアリーガード!!」


私が目をつけたのは指示を待っているフェアリーガードだった。


「そこの男をとにかく捕まえて!!」

「……承知しました」


無機質な体が一気に男の元に急接近すると体を持ち上げ、そのまま壁に押さえ付けた。


「がっ!!」

「絶対逃がしません、命令なので」

「ありがとう!そのまま押さえつけてて!」


私は縄をエンルージュの手首や足首、あと翼にも括り付けて一切移動できないように拘束した。


「この……!」

「絶対逃がさない!!すべて話してもらう!!」

「瑞希さん……目がチカチカします……」

「すまない、閃光魔法をぶちかましたからこの場にいた全員が目がチカチカしてる」

「そうなのか……それで今現状は……?」

「二人を捕まえた、とりあえず回復を優先してほしい」

「ああ……瑞希さんの言うとおりに……するよ」


私とフェアリーガードは不法入港した男と裏切者のエンルージュを捕まえ、大手柄をあげたのだった。普通なら1人だけしか捕まえられなかったが明らかにフェアリーガードの存在が響いてきているのに私は気がつきはじめた。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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