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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
6章 白き翼と欲望の渦

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324話 密航の事実

私は今この状況を打破するために頭を必死に巡らせていた。


(ルーピンはフェアリーガードの事を隠したかった、だがこいつはフェアリーガードとは何なのか追及しようとしている……一体どうしたらいいのか……)

「一体フェアリーガードとはなんだ?おい!!」


爆発したかのような怒りを目の前に私は声を出せずにいた。それを見たルーピンは私に助け舟を出してくれた。


「どうしてそこまでフェアリーガードに興味を示しているのか分かりませんが……伝えましょう。フェアリーガードとは私たちエンルージュの姿を模倣し、生物の生命維持に必要な食事や睡眠をとる必要のない者です」

「つまりそれは俺らエンルージュじゃないと言う事だな?」

「エンルージュではないです。ですがフェアリーガードの製造者は私たちと同じエンルージュだと言う事を教えてあげます」

「……なるほどな。だがそのフェアリーガード、実在してるんだよな?実在してるのなら見せてくれ。さすがに嘘をついていたら分かるだろうな?」

「……瑞希さん、いいですか?」

「何かコソコソ話をするのですか?」

「言っておくが俺は地獄耳だ。逃げようなんて言ったら分かっているのだろうな?」


ルーピンは私の傍に近づき、とあることを言ってきた。


「もうここまで来たら奴をフェアリーガードに会わせるしかないか」

「そうだね……」

「なら私が話の主導権を握る、瑞希はただついてきて」


私はルーピンにこの後の事を任せ、私はただただ後をついて行く存在になった。


「とりあえず移動しましょう、どこかでフェアリーガードに会えるかもしれません」

「どこかか……ただ時間稼ぎをしようとしているのじゃあないんだよな?」

「ええ、運が良ければ居るかもしれませんので外に来てください」

「……少し席を外す」


自警団のリーダーは渋々ルーピンの後をつけ、外に出た。


(フェアリーガードに会えると良いんだけど……)

「そういやフェアリーガードはどんな見た目なんだ?さすがに飛べる翼は生えてないだろう」

「いいえ、最近飛べるようになりました」

「……へぇ」


その時、幸か不幸かあのフェアリーガードが飛んで私の元にやってきた。


「どうかしたの?」

「報告、不審船を1隻確認」

「……これがフェアリーガードなのか?」

「運が良かったですね、探していたフェアリーガードですね」

「運が凄くよかったな。だが不審船……なるほど。俺が出る幕という事か」

「……そうですね」

「ならいざ行かん!!」


自警団のリーダーは一人で不審船を発見した地点を聞きもせずに飛んでいった。


「瑞希さん、少し体に触りますね」

「はいはい、不審船に向かうんだよね」

「そうです。フェアリーガード、道案内を」

「了解いたしました」



私たちは遅れて不審船の元に向かうことになり、裏切者のエンルージュの正体を判明させるのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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