↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
6章 白き翼と欲望の渦

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

318/328

318話 恥ずかしがり屋の憲兵

ルーピンは再び路地に向かい、憲兵に対して呼びかけた。


「すまない!徒党のアジトに連れて行ってくれないか!」

「……反応がないですね」

「どうしましょうか……このまま憲兵まで現れないとなると徒党のアジトを自力で探すしかないですね」

(憲兵は人の目に触れたくないのは知っている。そして憲兵は路地で活動している裏のエンルージュ……もしかして)


私は自身の考えの元、路地裏に入っていった。


「瑞希さん!?」

「人の目に触れたくないんでしょ?でも私とルーピンは憲兵を呼んでいる、そして王国の関係者。だったら路地に入って人の目が極力集中しないシチュエーションにしてあげたら?」

「……そうですね。試してみましょうか」


ルーピンは翼を畳み、細い路地を私に続いて歩いてきた。私の予想が正しければこの曲がった先に憲兵が居るはずだろう。


(さて、私の読みは当たってるのか外れてるのか……)


路地の曲がり角を私は曲がり、ルーピンも曲がると上から土が落ちてきた。


「……まさかなんだけど憲兵って忍者だったの?」

「忍者……?なんですかそれ?」

(そういやエンルージュは忍者の存在すら知らないのか)

「私がいた世界に居たとされる人、だから気にしなくてもいいよ」


私とルーピンが会話をしているとしびれを切らしたのか上から声が聞こえてきた。


「……あのー、呼び出しておいて無視だなんて……酷くない?ねぇ、酷いよね?」

「上に居るなんて思わなかったからさ……」

「いい加減下に降りてきたらどうですか?足がプルプル震えてますよ?」

「う……うるさいな!!そこを退いてよ!」


私とルーピンは少しだけ後ろに下がり、憲兵はズリズリと降りてきた。


「……それで徒党のアジトに行きたいの?」

「そうだ、知っているか?」

「まぁ……知ってるね。でもあんな場所に行って何をしたいんだ?ガサ入れか?」

「違う、横にいる人間の知り合いが徒党に連れ去られたから取り戻しに行くだけだ」

「誘拐って事ね、それなら容赦なく叩きのめせるね」

「とりあえず誰も傷つけない路線で行こう、怪我するのはどっちにしてもマイナスだからね」

「……ついてきて、静かに近づこうか」


私とルーピンは無事に憲兵の協力を得ることに成功し、細い路地を通ることになった。


「人間はこういう路地好きか?」

「少しじめっとしてるから嫌いかな」

「湿気は嫌いなのか?」

「まぁ……この体だとすぐ体の周囲の湿度が少し高くなる気がするからね」

「男に惚れられそうな体をしているから仕方ないと思う、ルーピン様もそうだろう?」

「……憲兵は誰も恥ずかしがり屋と聞いていましたが、こんな明るい人もいるなんて思わなかったです」

「そこ!?私は案外恥ずかしがり屋だけど!?」


私は目の前の憲兵は明るい性格だと思っていたが恥ずかしがり屋だと言うことに私は驚き、先頭に立ってちょっかいを掛けようかなと考えていた。


「何を考えてました?」

「少しちょっかいを掛けよっかなって思っちゃった」

「……他の憲兵よりかは人慣れしてますよ」


そして私たちは憲兵の力を借り、徒党の連中にばれない道でアジトに向かうのだった。そして私たちは知らなかった情報を徒党の奴らから聞くのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想・レビューをお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。