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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
6章 白き翼と欲望の渦

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289話 天空の王城

白い翼を生やした奴をゆっくり追いかけながら何故部外者がここに居たのか考え始めた。


「そういえばこの空間ってロンと許しを得た人しか入れない、それは分かったんだけどどうして部外者がここに居たのかな」

「分かりません、ですが明らかに異変があるのは分かりました」

「だよね……一体どこに異変が……」


世界樹の根の外周を歩いているとロンはとある現象を見かけた。


「これは……瑞希さん、これが何かわかりますか?」

「根と根の間に空いた穴……?」

「これは何なのでしょうか?」


私とロンは世界樹の根と根が絡み合った大きな根にポツンと大きな穴が空いていることに気が付いた。


「この中はいったい何があるんだろう?」

(穴の中を覗いてみようかな)


私は世界樹の根に出来た穴を覗いて何があるのかを確かめてみた。


「……これってあいつの羽根なのか?」


そこにあったのは白い羽根だった、だがその白い羽根は明らかに一人から抜けた量ではない事に私は感付いた。


「もしかしてだけどこの中にあの白い翼の奴がいっぱいいるのか?」

「……入ってみますか?戻りたくなったら転移魔法でここに戻ってこれると思います」

「分かった。二人で入ろうか」


私とロンは世界樹の根に出来た穴に入ることを決め、先に私が穴に飛び込んだ。


(どんな感じになってるんだろうか……?)

「ってうわぁぁぁ!?!?」


私はいきなり上空に飛ばされ、私の体は自由落下を始めた。


(まずいまずいまずい!!転移魔法を使わないと……って今使ったらロンの帰る方法が無くなる……一体どうしたらいいんだよ!!)

「瑞希さん!掴まってください!」

「ロン!これまずくないか!?」

「大丈夫です!ほら私の手を!」


ロンは私の背後に飛んできていて私の手を取ろうとしていた。私はそれに答えて無理やりロンの手を握った。


「では地面らしき場所に飛びます!!飛ばされないようにしてください!!」

「どうやって飛ぶの!?」


私はロンにそう問いかけた、するとロンの声がいきなり聞こえなくなったと同時に上空に大きな影が現れた。


「ってこれって龍か!?」

(ロンが龍の姿になって私を地面に降ろそうとしてるのか!だとしたら地面に降りれそうだったら手を離すか)


私はロンの手を握りつつ地面を一点に見ていた。そして地面が近づいてくると私は手を離して惰性の勢いのまま地面に向かって降り立った。


(これって雲か……?しかし雲に降り立つなんて夢みたいだ)

「瑞希さん、少しだけ疲れましたね」

「ロン、龍の姿になってまで助けてくれてありがとう」

「いいえ、私の役目だったのでしたまでなのですよ。しかしここはいったいどこなのでしょうか……?」


私とロンがたどり着いた場所、そこは上空のような感じで空は青く、遠くには大きな城が立っているのが見えた。


「とりあえずあの遠くに見えてる城に向かおうかな」

「少し危険じゃないですか?」

「いったいここは何なのか聞きに行くのは?」

「……やめておいた方がいいですね。ここに来る前に出会った彼女は私たちに対して敵対的な意思を持っていたので」

「そうか、ならこの後はどうしようかな……」


私とロンは謎の場所に辿り着き、ここから何をするか考えるのだった。そしてこの場所は私たちが今までいた世界とは少しだけ違う事をあと少しで知ることになるのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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