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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
5章 ルナの巫女と幽霊のエネルギー

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277話 電力補給

翌日、マーチャ以外は清々しい朝を迎え、マーチャは堅い地面、そして寝袋なしで休息したからか髪の毛はぼさぼさ、体中からゴキゴキと関節が鳴る音が聞こえていた。


「……マーチャ、ごめんね」

「いやいいのじゃ……三徹明けの感覚に近しいのじゃ……」

(マーチャ……なんだか苦労してるんだなぁ)


各々出発する準備をしていき、ロンは見慣れない服装を着ていた。


(肌面積が多い服装だなぁ……もしかして新しい姿ってほとんど裸なのか?)

「ねぇ、とても肌面積が多いように思えるんだけど……」

「ええ、だから恥ずかしいのですよ……ああ、今その話をされると……」


ロンは恥ずかしくなったようで角と角の間が光った。


「まぁ……儂もその服装だったら顔を赤らめそうなのじゃ」

「魔王まで……」

「仕方ない」


ルナの巫女までロンのお色気衣装をいじっていた。そして私たちは雷が落ち続けている方向に向かっていった。そして目的地に近づいて行くにつれて地面から電気を感じてくるようになってきた。


(何だか電気が足元から流れてきてる……それだけ流れる電流が強いのか)

「少しピリピリする、凄いな」

「この地は地面に電気が走っているので素足で歩こうなんて到底不可能です」

「そうなの?」

「それ故に周りに動物が居ないのです。魔物でもこの電気には耐えれないのですよ」


地面を見てみると微かに光っていてなんだか神秘的な風景に仕上がっていた。だが草が無いからか周りの気温が少しばかり高いように感じられた。


「ここです……少しお待ちを」

「私たちはここで待ってればいいのね。おっけー」

「一体何が行われるのじゃろうか……」


ロンは台座のような場所に立ち、ブツブツと私たちに聞こえるか聞こえないかの音量で呟き出した。


(何を言ってるのか聞き取れないけど、確実に何か言ってる!)


詠唱を進めていくと空の様子がみるみると変わっていき、それに伴って雷が落ちる頻度が早くなり、そして地面から感じる電気が強まっていくのを感じた。


(凄い……ここに居たら本当に命がいくつあっても足りなさそうなほどに圧巻だ)

「ハァァッ!!」


ロンが天に腕を伸ばした瞬間、空から太い雷が落ちてきた。


「うっ!!」

「儂が居てよかったのじゃ……」


マーチャは私たちを包むようにアンチサンダーシールドを発動した。そしてロンの体は雷に打たれ続けていて、体が少しずつ光っているように見えた。


「……終わったのか?」

「ええ、儀式は無事に終わりました。シールドを解除してもいいですよ」

「分かったのじゃ……じゃが大丈夫なのじゃ?」

「大丈夫です。これで新しい姿を発揮できる準備は整ったので」


こうしてロンは雷の力によって強くなり、その力はシャロンとの戦いにとってのゲームチェンジャーになるのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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