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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
5章 ルナの巫女と幽霊のエネルギー

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265話 巫女の力の根源

私はルナの巫女をハイルングの元に連れていき、治療を受けさせた。そしてルナの巫女が所持していた封宝玉という物について聞くのだった。


「ねぇ、封宝玉っていう物って一体何なの?教えてくれない?」

「……教えない」

「どうしてなの?」

「悪用されたら困るから……そして信用してないからね」

(信用か……どうしたらいいんだろうな)


私は頑なに封宝玉の事を話さないルナの巫女に頭を悩ませていた。するとこの会話を聞いていたハイルングが私に助言をしてくれた。


「信用すれば封宝玉の事を話してくれるのよね?」

「うん、でもこの場に居る人は初対面そのものだから……」

「分かった。瑞希!家にいるかわいこちゃんを連れてきて!」

「かわいこちゃん……?」

「うん、とんとかわいいかわいこちゃんを!」


私はハイルングの言うかわいこちゃんの意味は分からないが意図は何となくわかった。


「分かった!とりあえず連れてくる!」

「頼んだ!」


私はハイルングが言ったかわいこちゃんを連れてくるために一旦家に戻った。


(ハイルングが言っていたかわいこちゃん、分からないけど意図は分かった!)

「ねぇ!ちょっとだけこっちに来てくれない!?」


私が声をかけたかわいこちゃん、それはラビィたちだった。


「……んー?」

「どうしてー?」

「何かあるの?」

「秘密、いいからついてきて~」


私はラビィたちが後ろから付いてくるのを確認しながら家を出ていき、リョウの家に入っていった。


「ここはー?」

「どこだー?」

「……巫女さま~」


賢いラビィはすぐにルナの巫女が居ることに気が付き、遅れてラビィ2人がルナの巫女に気が付いた。


「巫女さま~」

「みこたま!」

「どうだ?ラビィたちは元気だろう?」

「……そうだな」


ルナの巫女はどこか安堵したかのような表情を浮かべ、そして賢いラビィを私たちには分からない言葉で褒め始めた。


「プププププッププイィ」

「プイイッ、プププ」

(私の知らない言葉で会話が進んでる……でも仕方ないか。私たちに知られたくない会話の内容なのだろう)


そして私はルナの巫女の隣に座り、再び封宝玉の事を聞いた。


「これで信用が出来たでしょ?」

「そうだな。こいつらに怪我や欠損、病気に変な呪いもないから本当に保護しただけなんだな」

「うん」

「……そうか。なら封宝玉という私の力の根源を教えよう」


ルナの巫女が取り出したのは側面が割れたランタンだった。


「本当ならこのランタンに封宝玉を納めていた。だが運ばれている途中、無い事に気が付いた」

「そうだね」

「……封宝玉が無ければルナに帰れない。そして封宝玉が無ければ私は本来の力を出せない」

「そうなのね……」


そしてルナの巫女は封宝玉が人間にもたらす影響を話し始めた。そして私はシャロンがもし封宝玉を手に入れていたら……と思うととても嫌な予感が体全体で感じるのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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