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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
5章 ルナの巫女と幽霊のエネルギー

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244話 いかだ下り

私とマーチャはリーベの案内の元、世界樹の元に向かうのだった。


「しかし徒歩で世界樹の元に向かうから敵と遭遇してしまう可能性があるな」

「そうなのじゃ……その時は儂も戦うのじゃ」

「私も戦う前提なのね……」

「そういえばリーベが戦ってる姿ってどんな感じなの?」

「見せるまでの物ではないのだがな……」


私とマーチャはリーベの戦っている姿を見てみたいと本人に言っているとリーベは仕方ないなぁと思いつつ弓を構えた。


「敵が来たら良かったんだけど……仕方ない、あの魔物でデモンストレーションしてみるか」

「見せてほしいのじゃ~」

「ああ、じっくり目に焼き付けてみる」

(あの時、どうやって矢を同時に3本放ったのか……気になって仕方なかったんだよなぁ)


私とマーチャはリーベが戦闘するところを見ることにした。リーベはスライムに向かって走り出し、矢を手に3つ持っていた。


「やっ!」


リーベは矢を弓に装填し、同時に3本の矢を放ってスライムを一発で仕留めた。


「同時に三本の矢を……」

「凄い腕前なのじゃ」

「これでも古代エルフの長だ。こういう芸当は容易い」


リーベはスライムに刺さった矢を回収し、背中に背負っている矢筒に入れた。


「矢は再利用するのね」

「一回使っただけで捨てるのはもったいないからな」

(一度使った矢を再利用できるのは弓の最大の利点だよなぁ……)


リーベの戦い方を見た私たち歩いている途中、ふと川を見つけたのだった。


「川が流れてるね」

「水分補給には適していないが物の運搬に適している感じなのじゃ」

「物の運搬に適している、それにこの方向だと世界樹に繋がっているかもな」

「……そうだ!いかだを作って一気に世界樹の元に行こうよ!」

「いかだで川を下るのじゃ?」

「出来なくはないでしょ?」

「確かにいかだで川を下れば一気に世界樹に近づくかもしれない。だがいかだの材料は何処で手に入れるんだ?」


リーベは周りを見てみろとジェスチャーをしていたので周りを見てみた。どうやら周りに木が無いのを伝えているようだ。


「……確かに木がないな」

「木が無ければいかだは作れないぞ」

「確かにそうじゃな……」

「服が濡れていいのなら泳いでいくのもありだ」

「駄目なのじゃ」

「とりあえず木がある場所まで歩こうか……」

「だな」


私たちは川の近くに木が生えている場所を探すために川沿いを歩いて行った。だが探せば探すほど周りが草原だらけでうざくなってきた。


(この光景……とっても見飽きた……)

「ねぇ、何か面白い事は無いの?」

「無いのじゃ」

「私もだ……さすがに馬車を手配しておけばよかったな」


マーチャやリーベもこの光景に飽きてきたようで馬車を手配しておけばという後悔が出てきていた。


「マーチャ、あれって木だよね?」

「ああ、あれは紛れもない木なのじゃ」

「……あの木で少しだけ休憩しようか」


私たちは木を見つけ、その下で休憩をとるのだった。だがこの木が旅をするうえで重要な物になるのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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