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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
5章 ルナの巫女と幽霊のエネルギー

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235話 二つのルナ

私たちは目の前にいる獣人らしき人とコンタクトを取ろうと模索していた。


(一体どうしたら警戒心を解けるのだろうか……)

「マーチャ、こういう時ってどうするの?」

「儂じゃったらこのまま近づかずに会話をするのじゃが……そもそも言葉が通じるか分からないというのが儂の懸念点なのじゃ」

「確かに言葉が通じるかと言われたら……ねぇ……」


目の前にいる獣人らしき人は私たちの言葉を分かっているのか分からない、分からない言語でワーワー何か言われている状況は獣人らしき人からしてみればストレスに感じるのだろう。


(一体どのようにして意思を伝えようか……)

「ジェスチャーをしてみたらどうかな」

「どうやってジェスチャーで敵意が無い事を伝えるのじゃ?」

「……確かに」

(手を上にあげれば危害を加えないという事を伝えれるか……?)


私は両手を上にあげ、武器を持ってないという事をジェスチャーで伝えた。すると獣人らしき人は私のジェスチャーを見て真似をしてきた。


(反応してる……のか?)

「マーチャ、あれって私の動きに反応してるのよね?」

「反応してると思うのじゃ。その調子なのじゃ」


すると獣人らしき人は両手を上げながら私に近づいてきた。


(なんだなんだ……)

「ぷ!」

「ぷいぷぷ!」

(何を言ってるのか分からねぇ……とてもウサギっぽいが……一体こいつらの正体は何なんだ……!?)


私に近づいてきた獣人らしき人は私の周りを取り囲み、ぐるぐると回り始めた。


「マーチャ……これってどうなの?」

「分からないのじゃ……何もかも分からないのじゃ」

(どうして私の周りに集結したのかな……)


私は獣人らしき人の頭から生えてるウサギ耳を触った。すると私が触ったウサギ耳が生えてる子は少しだけピクリと体をこわばらせたがすぐに私の顔をじっと見ていた。


(何だこれ……何が言いたいんだ)

「……ねぇ……あなたたちはいったい何者なの?」

「……ぷ」


獣人らしき人は空を指さした。


「空に何があるの?」

「ぷ」


獣人らしき人は隕石と空を交互に指さしていた。


(隕石……空……もしかしてこの隕石にしがみついてこの場所に来たのか、つまりこいつらは宇宙人ということになる……)

「……マーチャ、本当にこの子どうするの?」

「どうするも何も敵意が無いのなら連れて帰ってもいいんじゃないのじゃ?」

「連れて帰る……まぁその選択肢はアリだね」


私は一旦この子たちを連れて帰ることに決めた。


「ちょっとだけ私にくっついてね~」

「……ぷ?」

(そうか、私たちの言葉が分からないのか。なら一人ずつ体にくっつけていかないといけないのか)

「少しだけ私の体に触っててね~」

「儂は自らの転移魔法で家に帰るのじゃ。じゃから頼んだのじゃ~」


マーチャは転移魔法を使い、家に帰っていった。


「あの……私は……」

「ここから魔王城は近いと思う。だから徒歩でも問題はないと思う」

「では私はここで……」


魔族の人は私にそう言って魔王城に帰っていった。


「さて、私たちも帰るとするか」


私はウサギ耳の子を3人近くに寄せ、そして転移魔法を使ったのだった。そしてこのウサギ耳の子ははるか上空のルナに住んでいる種族だと言うことが後々判明するのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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