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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
4章 機械のハートと人の心

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223話 異物

私は職人の家を後にして国の中心部に向かった。


(さて、暴走したロボットを探すところから始めていくか……だけどそんな簡単に暴走したロボットに出会うかな……)


国の中心部に入っていくと警備ロボットや人が道を往来していて暴走したロボットがいる気配はなかった。


「最近のロボット、暴走しすぎじゃないか?」

「警備会社は何をやってるんだ……」

「ああ、あの警備ロボットもそうだろうな……」

(国の人も暴走したロボットの事を話しているな。確かに襲われると思うからそんな話題を出すんだろうな)


国の中を歩いて行くと人がこっちに向かって走ってきていた。


(急に走ってきた、もしかして暴走したロボットが居るのか!?)


私は逃げてきた人と反対の方向に向かって走り、暴走したロボットを探し始めた。


(何処だ……暴走したロボットは何処だ)

「ひぃぃ!!」


私は悲鳴が聞こえた方向に進路を変え、走っていった。すると暴走したロボット3機が1人をリンチにしている光景に出くわした。


(うわっ、もう襲われてる人の顔が酷いことになってるな……助けてやるか)

「少し待ってて!」


私はエーテルロジックスタッフでファイアを打ちだした。だがそのファイアは火炎放射のように勢いよく火を噴き出し、そしてロボット2機をぶっ飛ばして機動できないようにした。


「あと一人!アイススピア!」


アイススピアを放ち、暴走したロボットの胴体に大きな風穴を開け、襲われていた人が起き上がった。


「……助けてくれてありがとう」

「ああ、この近くにまだ暴走したロボットがいるかもしれないからすぐに逃げてくれ」

「分かった!」


襲われていた人は私が来た方向に逃げていき、私は暴走したロボットが周囲にいないか確かめた。


(周りに暴走したロボットは居なさそうだな。取り合えずこの比較的綺麗な故障したロボットを連れて行こうか)

「って重いな……よいしょっ」


私は故障したロボットを背中に背負い、もう1機のロボットを魔法で粉々に壊した。


(さて、このロボットを持って職人の元に戻っていくか……転移魔法使うしかないか)

「重いな……うっ」


私は故障したロボットを背負いながら転移魔法を使った。そして転移魔法で職人の家に戻ってくると私は明らかに疲弊していた。


(さすがに重い物を持って転移魔法を使うのは疲れたな……ってこれを持って家の中にもっていかないと……)


私は故障したロボットを引きずりながら職人の家に引きずり込んだ。そして職人は私がロボットを引きずって来たのに驚いていた。


「重い物を引きずって……凄いな」

「とっても重いですよ……でも持ってきました」

「分かった……とりあえず少しだけ待っててくれ。こいつに搭載されている動力(エネルギー)コアを確認する」


職人は故障したロボットを分解していき、動力(エネルギー)コアを確認した。


「これは何だ……?」

「もしかして暴走した原因が分かりました?」

「恐らくだがこの異物が暴走するトリガーになっていた」


職人が手に持っていたもの、それは小さなチップで動力(エネルギー)コアにくっついていたらしい。そしてこの小さなチップが動力(エネルギー)コアを狂わせていくのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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