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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
4章 機械のハートと人の心

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219話 いたずら精神の塊

渚はTS-43とTS-01というアンドロイドが泥んこになっていたために助けに向かった。


(しかしあんな泥んこになるか?水でもまいたのか?)

「少しだけ待ってろ、そこから出してやる」

「助けてくださいマスター」

(いや待てよ、なんだこの違和感は……棒読みすぎるぞ!?)


私は何故か違和感を感じ、渚がどうなるのか事の顛末を見学し始めた。


「だがどうしてそんな泥んこになったんだ!?」

「うえーん」

「マスター」

「子供らしくなってるがボディーは洗ってもらうからな!」


渚の足が畑にどんどん埋まっていき、身動きが取れなくなりそうなほどに埋まると泥まみれのアンドロイドが行動し始めた。


「えいっ」

「って何をっ!?」

(あーあ、なんだか棒読みだと思ったらこれをするために引き込んだのか……なんだか可愛そうだなぁ)


渚はアンドロイドのいたずらによって泥まみれの畑に顔ごと突っ込んだ。


「おぼぶ!!」

「ドッキリ大成功~」

「お~」

「まぁ……渚がこんな目に合うのは分かってたけどさ……いざ目の前にするととても面白い物なのね」


渚が泥から顔を出すと周りをきょろきょろと見渡した。


「……お前ら」

「どうかしたの?」

「……TS-01はいたずらの性があるから仕方ないとして……TS-43は違うだろ!?」

「へへっ、大成功~」

「楽しいですっ」

(渚……とても大変そうだなぁ)

「ちょっと瑞希、少しだけこっちに来てくれ!」

「嫌です、泥んこになりたくないからね」

「……おう」


渚は少しだけ私の冷たさに引き、泥んこになっているアンドロイドたちを引き連れて畑の外に出てきた。


「とりあえずこれでいいだろう……しかし泥んこになっているな……風呂なんてものはこの世界には無いだろうな」

「あるよ」

「……あるのか?」

「あるよ。入る?」

「ああ、入る!この二人も入らせるけどいいか!?」

「いいぞ、だけどこのまま転移魔法で転移すると私まで泥だらけになるから」


私は徒歩で家まで向かおうと提案していたが渚は私の顔に泥だらけの手を付けた。


「……どうした?早く転移しようよ」

「あのな……人の話は聞こうな」

(この……渚が……)


私は怒りを少しだけ隠しながら渚から離れた。


「……泥だらけの体でくっついたらだめなのか?」

「駄目だよ!?私も泥だらけになる……って渚!顔に泥を塗りたくらないで!」


渚は手に泥をつけて私の顔に泥を塗りたくっていた。


(いや、これ泥パックという物じゃないか?だとしたら肌ツルツルになるのか?)

「いいからいいから……渚たちは高原まで歩いてきて!いい!?」


私は無理やり渚から離れ、転移魔法を使って家の前に無理やり飛んできた。


(ふぅ、数十分後に渚たちは帰ってくるだろうな……しかし泥だらけのまま風呂に入れるのは少しだけ抵抗感がある……シャワーをさせてからか)


私は渚たちを風呂に入れる前にシャワーで泥を洗い流す事にするのだった。だがいたずらが好きな奴がいるおかげで風呂場を出禁にしたいような気持になってしまうのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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