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書道チューバー、琵琶湖の別荘を買いに行く

「おー、ええやん。見に行こうや!」


私の「琵琶湖に別荘買うのどう思う?」に対する、妻の返答だ。

珍しく妻が興味を持った。



ビワイチ(自転車での琵琶湖一周)をしたときに、湖岸の別荘をたくさん見た。


琵琶湖は内陸だから、台風、地震、津波の被害が少ない。それに、琵琶湖は一年中レジャーが楽しめる。

まず、一年中バス釣りができる。夏は海水浴、バーベキュー、テント泊、ジェットスキー。冬はスキーだ。


琵琶湖の位置関係を知らない人もいるだろうから、地図を掲載しておく。


挿絵(By みてみん)


※地図は、「株式会社ダイコーホーム」のサイトからお借りしました。

https://daikohome.jp/column/5565


湖南エリアは市街地なので、別荘として適していない。湖東エリアは琵琶湖沿いに別荘や民家がない。湖北は冬に積雪が多い。

湖西(高島・マキノ)エリアが良さそうだった。


それに、妻の実家は高島にある。


「実家行ったときに、別荘に泊まればいいしなー」


妻は乗り気である。


妻の実家には泊まる場所がない。特に冬は生死にかかわる。


妻の弟が滋賀県に本社のある「エヴィスジーンズ」の衣類を毎月十万円以上購入していて、実家は巨大なクローゼットになっている。人の居住スペースがないのだ。

それに、猫を二匹飼っていて、冬でも猫が移動できるように常時隙間が空いている。室内の温度は外と同じ、寒いのだ。


レジャー拠点、実家に行くときの拠点として、安い別荘があれば買ってもいいかも、と思った。


妻と私は、都市部の不動産にはそこそこ詳しい。でも、地方の別荘については素人だ。

だから、妻と私は滋賀の不動産屋(義母のグラウンドゴルフ仲間に紹介してもらった)に物件を見に行った。


この記事を読んでいる中にも、琵琶湖に別荘の購入を検討している人がいるかもしれない。今回は、琵琶湖の別荘について説明しよう。


**


・安くない


琵琶湖沿いは、滋賀県の中でも田舎だ。超ど田舎だ。

だから、「ものすごい安いだろうな」と思っていた。


しかし、物件情報を見せてもらうと……東京より高いかも?


具体的な金額は書かないが、JR五反田駅から徒歩20~25分の水準だ。


琵琶湖沿いの別荘の価格が高いのは、「売り物件がない」からだ。

供給量が極めて少ないため、安い別荘が存在しない。


琵琶湖沿いには、古い民家がたくさんある。「安く築古民家を買って改装して、別荘に使えばいい」と思っていた。

実際には、放置された古い民家は、水道が通っていない、境界確定できてないなど、売れない物件が多い。


売り物件がないから適正価格が存在しない。

集落の物件は、築年数、面積に関係なく「1件500万円」という謎の慣習で取引されているそうだ。



・貸せない


琵琶湖沿いには別荘がたくさんあって、貸し別荘もたくさんある。

だから、使わないときは、誰かに貸せば維持費をまかなえると思っていた。


でも、実際は、周辺のホテルが安いので、わざわざ別荘を借りる観光客はいない。


貸し別荘はホテルよりも割高だ。食事・お風呂などを自分で準備しないといけないので、手間が掛かる。

それに、同価格帯でグランピング施設を借りられる。

だから、わざわざ高くて手間の掛かる別荘に泊まる観光客はいない。


さらに、貸し別荘を専門にしている業者もあるから、別荘を貸すためには、競合と戦わなければいけない。


つまり、別荘に泊まりたい需要に対して、貸し別荘の数が多過ぎる。

このような理由で、琵琶湖の別荘は貸せない。


**


「やめとこか」


妻と私は不動産屋を後にした。


不動産を買うときは、ネット情報を鵜吞みにせず、現地に見にいってほしい。

不動産は、現地に行かないと分からない。


ということで、今回は琵琶湖の別荘事情を解説した。

琵琶湖沿いに別荘を検討している人の参考になれば幸いだ。


それでは!


<つづく>


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