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選んだ理由。

ある時見たらブックマーク、評価をしてくれている人がいる。嬉しさと驚きのあまり完結解除して「蛇足だよ。やめろよ」と思われ無いように回収してなかった伏線の日常を書きました。

こんなに嬉しいと思いませんでした。

ありがとうございます。テンション上がりました。

「そう言えば結局山野を選んだ理由って何だったんだ?」思い出したように川田が聞いた。「あぁ顔です。」そう答えた海野に、川田と山野はゲンナリとした顔を見せた。


「顔ってこいつが不細工だったら誘わなかったのかよ。何か他になかったのか?」

「海野さん俺、あの時営業所から来てチームに誘われて嬉しかったのに顔って・・まぁ褒めてもらったのはありがたいですけど・・・」


海野は2人を見て慌てて「いや違くて、あのいや違わない確かに山野君はイケメンですよ。でもそういう意味じゃなくてあの。」

「お前彼氏の前で他の男を顔で選んだとか言えるのマジいい度胸だな。」2人のリアクションにうろたえる海野に冗談半分ヤキモチ半分の川田。「だからあの部長の説明会の時に部長メチャクチャ威圧感ていうかなんかあったじゃ無いですか?それで目を背けないで向かっていくっていうかちゃんと顔で負けてなかったのが私達と、優勝したあの2人だけだったんですよ。能力は部長が言った通り各部署の代表として来てるわけだからある程度みんなあるだろうし。気持ち優先で・・・あの」


2人は笑い「いや冗談ですよ。どんな理由でも海野さんが選んでくれたから今俺たちこうやって一緒に仕事出来てるんだし感謝してます。この三人じゃなかったら次点にもならなかっただろうし。」


「そうそう。俺と山野を選んで俺と付き合ったお前は男を見る目があるんだよ。」と笑って言った。「何なのよもう!山野君もゆきも大っ嫌い!」言った後すぐに海野ははっとする。「川田さん、ゆきって呼ばれてるんですね(笑)」「おう凛々しくて可愛いだろ(笑)」

「まりさんにも教えてあげよ。」山野が笑い、「敬語キャラ崩壊www」とか川田は意味のわからないところで笑っている。海野は顔を赤くして頬を膨らませて「キャラじゃ無いもん‼︎」って言う。


そんなある日の昼休み。

8月から始める、村人勇者〜転生しなくても勇者になれた?

プロローグのみ掲載中です。そちらも是非よろしくお願いします。番宣みたいになっちゃいましたね。

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