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光界  作者: G0MA6GI


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人を知る

「さて、そろそろお昼にしようか。」

「まだちゃんとしたこと聞けてないんですけど。」

「そういうことは気にしなくていいの。行くよ。」


食堂

セーナと宏斗は向かい合って食事をしている。

「こっちの料理にはもう慣れた?」

「ハルクヴァールにいた時からそうなんですけど、俺は日本食しか会わないらしいんですよ。」

「へー、日本食かー。僕あんまり食べたことないから、今度教えてよ。」

「あれれー、先生また宏斗君と食べてるー。」

そこに、オルフェが来た。

オルフェは宏斗の隣に座る。

「別にそういう気で宏斗君と一緒にいるわけじゃないよ。ね、宏斗君。」

「いやぁ…。」

「ほら、宏斗君も嫌がってるよ。」

「へー、宏斗君後で分かってるよね?」

宏斗は全身に寒気が走った。

[大丈夫、宏斗君?」

「あ、ああ…。」

「それより先生。」

「どうしたの?」

「前回の続き、いつになったらするんですか?中途半端で先が気になるんです。」

セーナは考える。

「…あ。いっけない、忘れてた。」

「え~、早くしてくれないと私単位取れないんですけど。」

「もしかして先生、講義とかさぼってるんですか?」

「ち、違うよ。ほら、最近は宏斗君につきっきりだったから。あはは…。」

「ふーん。」

「あははは…。」

「先生って、仕事できないんですね。」

「はぅあ!」

セーナはひどく傷ついた。

「じゃ、じゃあ、2人同時に進めるのはどうかな?」

「そんなことできるんですか?仕事できないのに。」

「うぐっ!で、できるよ。何年生きていると思ってるの。」


講義室

「先生、いじけてないで早く授業してください。」

「別にいじけてないし…。」

「いつもこれなのか?」

隣に座るオルフェに聞く。

「最近の先生、色気づいてるのかも。」

「なんでだ?」

オルフェは宏斗を指さす。

「俺が?まさか。」

「誰が若い男を食ってるだって。」

「そこまで言ってないですよ。」

「でも、色気づいてるのは本当でしょ。」

「色気づいてるってわけじゃないけど、そろそろ、旦那が帰ってくるっていうから…。」

「へ~。」

「オルフェちゃんだって、そういう人早く見つけたら?」

「別にいいもん。私は先生みたいに放置するような人とはお付き合いしないから。」

「べ、別に、放置されてるわけじゃ…。それに、たまに帰ってきてくれるほうが…。」

セーナの語気は明らかに弱まる。

オルフェは宏斗に笑いかけた。

「?」

宏斗は思った。

早く授業をしろと。

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