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光界  作者: G0MA6GI


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27/32

人形遊び

交流会は滞りなく進み、3日目。

パムールは、魔人の歴史に関する講義を終え、講義室を出た。

「…はぁ。」

深くため息をつきながら、廊下の突き当りにある長椅子に座る。

「やっぱり駄目なのかなあ。…彼がいればなあ。」

独り言が大きく出る。

「あなたにも愛すべき人がいるのね。」

パムールは驚き、飛び上がった。

そこには不敵な笑みを浮かべるラスノヴァがいる。

「な、なんでここに?!」

「私とあなたは同じ。愛する人を思って悩んでる。彼との日々を思い出して、とっても熱くなっちゃう。あなたもそうでしょ?」

「どうやってここに入ってきたの?!」

「そんなに怯えないでよ。彼のところに送ってあげたいだけだから。だから、そのまま動かないで、ね♡」

ラスノヴァはパムールに襲い掛かる。

パムールは長い廊下をかけながら、ラスノヴァの攻撃を避ける。

しかし、ラスノヴァはすでに結界を張っており、パムールは追い詰められてしまう。

「はぁぁ、大丈夫。痛くしないから。こわくないから。ねぇ、おとなしくしてて///」

その時、廊下の角から誰かが歩いてくるのが見えた。

その人物は、パムールとラスノヴァを見つけるとすぐさま駆け寄る。

「ん?」

ラスノヴァはそれに気付くと、パムールを投げつけた。

その人物はパムールを受け止める。

そこに、ラスノヴァは魔法を放つ。

その人物は防御魔法でその攻撃を防ぐ。

「…あはっ、やっぱりこの結界に入れるってことは、その目だよ、ね♡」

「なんだこいつ。魔人なのか?」

「あなた、…その目、ハヴァールね。…早く逃げたほうが、いい。」

宏斗の腕の中で、呼吸を荒くしたパムールが言う。

宏斗はパムールを抱きかかえたまま逃げだした。

「待ってよー。私と遊んでよー。」

廊下の角を曲がり、ラスノヴァの声が小さくなっていく。

「なんなんだあいつ。」

「はあ…、はあ…、彼女は…。」

その瞬間、ラスノヴァが壁を突き破って攻撃してきた。

その反動で、宏斗はパムールを放してしまう。

「くうぅ。」

「私はカストールやカーバインとは違うからね。容赦はしないよ。」

そういうラスノヴァの手には、パムールの頭があった。

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