↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
-  作者: ー
3/9

2章

「なあ、こいつは使えそうじゃないか?美鈴」とある少年は言う。それに対して「ええ、この子は良い人材になりそうだわ」と少女は返す。

「ああ、それじゃあ確定だな。」と言い、少年は元事件の元凶を背負って行った。


________________________

2章、兵器暴走未遂事件


あの事件から1ヶ月後、あれから何でも屋、事件解決組織を始め、小さい事件解決と大量の雑用をこなして生計を立てていた。だが、ある人物が来たことでそれは変わる。


「うちの会社が大変なんです!解決に協力して下さい!」とある少年が来た。

彼の名前はイキシアというらしい。


ズイレン

「それで、詳細を訊いてもいいですか?」


イキシア

「はい…自分の会社の社長やその他権力者が世界中の軍事兵器を暴走させようとしていて…」


「暴走…」とズイレンは少し嫌な顔をするが、「因みに、その会社の名前は?」と訊く。


イキシア

「テリオコーポレーションです…」


「テリオコーポレーション!?」とルビーが驚く。なんせテリオコーポレーションは世界的大企業。地球だけでなく天界や悪魔界まで繁栄している会社である。スマホは8割の人がテリオカンパニーのものを使い、社長のレイトは芸能人でもある大の有名人だ。


「ち…因みにその関係者は…」とズイレンが訊くと「えっと…レイト社長と機械開発部隊の雫隊長、総合研究部隊のキラ隊長ですね」とイキシアは答える。ズイレンは「うわぁ…全員有名人…」と驚いている様子だった。


「それで…私達は何をしたらよいですかね」とズイレンは訊く。

「えっと…まあ社長を止めてくれれば大丈夫です。一応言っておくのですが、他にアベリアとアリウムという仲間が居るのと、事件首謀者の社長と隊長の2人は能力者です。」と言うと「あそうなんだ…」とズイレンは驚いている様子だった。


「今回やって欲しいことなのですが、まず誰かが会社内に潜入して暴走に使うデータを持ってきて下さい。そして反撃してきた場合等は戦って倒して頂ければ…僕達では隊長達に対抗できないので頼みました」とイキシアは言うが、「因みに…能力の階級は?」とズイレンは訊く。


能力には階級があり、5、4、3、2、1、最級がある。人間が使える能力は4級までであり、3級からは天人や妖怪、悪魔や精霊等が使う能力である。


「えっと…全員3級以上ですね。」とイキシアが言うと「あの人達人間じゃなかったの!?」とコウ以外の全員が驚いていた「あいや…なんか…はい」とイキシアは少し焦っていた。


「色々と驚きましたが…はい…分かりました。もし良ければ計画に協力して下さい、イキシアさん」とズイレンが言うと「はい。了解です」とイキシアは了承した。


「まずなんですが、誰が潜入するか…本来の姿と離れた容姿に変装するのが良いと思うんだけど…ルビー、女装できない?似合うと思うんだよ。多分」とズイレンが言うと「え!?」とルビーが驚いた。

「ま…まあ…いやでも…あー…でもズイレンの頼みなら……分かった。俺がやる」と悩みながらもルビーは了承した。


イキシア

「女装…じゃない、今は本社で体験ツアーをやっています。そこで侵入して下さい。ルビーさんは薬品開発部隊の見学に行って下さい。そこがレイト社長の担当部隊なので。案内担当はアベリアです。偽名はまあ…適当で大丈夫です。アベリアにも伝えておくので」


ルビー

「分かりました。じゃあ…赤石ルビ子で」


「分かりました。ではアベリアに電話します」とイキシアが言うと、カバンの中から電話を取り出し電話を鳴らした


「もしもし、あ、イキシア?侵入担当の子決まった?っていうか依頼通った?」と聞こえる声、アベリアのものだ。それに続き「あ、うん。決まったぞ。ルビーさんって人で偽名は赤石ルビ子だって」とイキシアは言う。


「赤石ルビ子…赤石はともかくルビ子ってそのままじゃん!だっさ!」

「あーごめんごめん、了解。じゃあ最初は普通に体験してもらってから残ってもらって、秘密部屋へのルートを案内するから、そこからデータを取っていってねって伝えといて」とアベリアは笑いながら言い放った。

「ああ、スピーカーにしてあるから大丈夫」とイキシアが言うと「え!?あ、分かった!それじゃあ!」と焦り気味に電話を切った。


「報告が終わりました。それでは僕はここで失礼します。次回はアベリアが相手します。地図置いときますね、仮にバレた場合の為に全員現地に来ておいて下さい。」と言い、イキシアは組織を去っていった。


「いや…にしてもあのレイト社長が…」とヘルトは驚いた。


その後、ルビーはズイレンが生成したワンピースを着て、茶色のウィッグを被った。「うわ!思った以上に似合うね!」とズイレンが言うと、「そうか?結構照れるな」と返す。その顔は少し緩んでいた。


_________________

人物説明


奇怪レイト

16歳にして世界的大企業の社長であり、レギュラー番組を何個も持っている有名芸能人でもある。テリオコーポレーション薬品開発部隊の隊長。寝る時間がないらしく、たまに居眠りしている。今回の事件の元凶


水谷雫

16歳にしてコーポレーション機械開発部隊の隊長。彼女が作ったスマホを全世界の8割が使っている。すごく美人だと評判


赤糸キラ

16歳にしてテリオコーポレーション総合研究部隊の新米隊長。ちょうど2週間前に隊長になったばかり。イケメンだと評判


アベリア

18歳にして薬品開発部隊の副隊長。レイトによくいたずらをしているいたずらっ子。レイトは笑って許すらしい。事件解決の協力者


アリウム

18歳にして機械開発部隊の副隊長。静かだが、女装癖があるらしい。雫しか知らない秘密である。事件解決の協力者


イキシア

18歳にして総合研究部隊の副隊長。新米隊長のキラを慕っており、仲も良いが今回の事件は許せなかったらしい。事件解決の協力者

_________________


翌日、ルビーはテリオコーポレーションの本社に居た。その外に他のデバッグメンバーも居る。

「えーでは、体験会を始めます。」とアベリアが発する。そこから薬品の紹介や、実験が1時間ほど続いた。

「それでは、ありがとうございました」と言ったあと、他の客は帰っていったが残った人が1人、ルビーである。


「で、このあとどこに行けば良いんですか?」とアベリアに呼びかける。「私に付いてきて、秘密の部屋はこっち!」と小さい声で返す。それからアベリアに付いて行き、15分後に目的地へと着いた。


「これがそのデータね、これを持っていって。社長達に見つからないように!」とアベリアが言うと、後ろからある人物の声が聞こえた。


「おいアベリア、何故体験に来た客がここに居るんだ?それにその手に持っているものは暴走用のデータじゃないか。何をしようとしている」


レイト社長の声だった。アベリアは青ざめた顔で「ここからはアリウムに任せるから!レイト社長の相手は私がする!走って!」と発し、それを聞いたルビーは部屋を出て走った。


「おい!待て!!」と言うレイトをアベリアが止める。「レイト!この計画はおかしいんじゃないの!?」と叫ぶが、レイトは「この計画にはしっかりとした理由がある!お前は黙っていろ!」と返した。走りながらも声が聞こえる。


アベリア

「じゃあ戦って決着をつける!?一度レイトとは戦いたかったんだよ!ちょうどいい」


レイト

「別にいいが、お前程度が俺に勝てるか?」


アベリア

「それはわからないけど、レイトの特技や弱点は分かってるのよ!」


(ありがとうアベリアさん…!)と心の中で呟きながら、逃げている途中でアリウムと合流した。

「ここは左に行って、次に右、その後は真っ直ぐ行って、その後のエスカレーターを下に行って外に出れば脱出できるから」淡々とアリウムは言う。「分かりました!ありがとうございます!」と言いアリウムと一緒に走っていたが、逃走中に突然肩を叩かれ「おい、逃げるな。それを返せ」と耳元で呟かれた。レイトの声だ。


ルビー

(アベリアさんは負けたのか!?にしてもなんてスピード!?)


レイト

「黙ってどうした、それを返せと言ってるんだ。さあ、早く!」


レイトはルビーが手に持っているUSBメモリを無理やり取り上げようとするが、ルビーは必死に抵抗する。だが、手止まり壊せば良いのではと言う考えが脳裏をよぎる。拳に力を込め壊そうとするが、硬すぎて手から流血した。

ルビーは力に自信があり、天界の時代では体育の時間でいつもダントツの一番だったくらいだ。そんなルビーが壊せないとなると、相当強固なのだろう。


「ああ、それは硬くて壊れないぞ。そういう加工をしてあるからな」とレイトは少し笑いながら答えた。

「そもそも、何故お前達はそんな計画を企てるんだ!」とルビーは叫ぶ。「これから起こる事件を阻止する為だ!人間以外の全生物が死ぬ!お前らもだ!それを阻止するべく悪魔界を滅ぼす計画だった事件をお前達は止めただろう!」とレイトは叫んだ。


レイト

「総合研究部隊の隊長、キラ…いやリグアはその事件の首謀者だ。犯人は悪魔界に居る、それを殺すためにはとんでもない威力の技が必要だった…だが何故お前らはそれを止めたんだ!6ヶ月後に起こる事件のことも知らないで!」

「この事件は人間達の魂を生け贄にしてパワーを溜め、それで犯人を倒す計画だったんだ!何も知らないで、無責任に止めにかかるな!」

「お前ルビーだろ、デバッグという事件解決組織の、知ってるんだよ。そんななりでよく事件解決組織を名乗れるな」


ルビー

「確かに知らなかった俺たちも悪い…だが!それでももう少しやりようはあっただろ!それに俺たちはお前が言った通り事件解決組織、ヘルトや俺に相談してくれたって良かったじゃないか!」


レイト

「それなら、俺と雫と戦え。それで勝ったならばお前達を頼るさ。だが負けたらこの事件を実行する。それが確実だからだ」

「お前の仲間も外に居るんだろう。そいつらも連れてこい。お前の組織のメンバーは全員知っているさ。ヘルトとお前は俺と、コウとノウは俺と戦え。戦闘専用の部屋がある。そこで勝負だ。他の仲間を呼んでこい」


ルビーはヘルトたちを呼ぶと、その専用の部屋に行った。

_________________________

人物紹介


リグア・ダイモーン

悪魔界壊滅事件の首謀者であり、総合研究部隊の隊長である赤糸キラの本名。レイトと雫に拾われ、テリオコーポレーションの隊長の一員となった。

_________________________


ヘルト達が戦闘専用の部屋へ移動し、天井を見上げるとなんと天井が無い。部屋の壁も見えないというとても広い真っ白な部屋だった

怪我が治っておらず戦闘を見ることになったリグアだが、雫を呼び出し「ノウと戦うときは気をつけてくれ」と呟き、それに対して「ええ、深い傷はつけないようにするわ」と雫は返した。


レイトが「この空間では死ぬことは無い。だが傷は残るぞ。気をつけて戦え」と発した。


まずは雫対コウ、ノウの戦いが始まる。その後にレイト対ヘルト、ルビーの戦いがあるが、今は見ているだけである。


「まずは私からね!」と言い、コウとノウは構える。腕に付けていた機械を操作し、背中から機械の羽を出した。そして棒状の機械を空にたて「ライメイ」と叫ぶと、2人の周辺に稲妻が何度も走った。それに腕が当たったノウは雄叫びを上げながら腕を押さえた。そこには火傷跡があった。


「結構強いみたいだね、でもこれはどうかな?」と言い、手に力を込め範囲が広い光線を2つ出したが、雫はそれを避けようとするが、服の端に当たって焦げてしまった。「あら、ちょっとかすったわね」と焦げた部分を見て言った。


ノウは立ち上がり、「レッドフューチャー」を撃ち、それによって放たれた光線を「ダサいけど、ノウちゃんらしい可愛い技ね!」と言い避ける。

「はあ!?ダサ…そして可愛い!?」と怒りまたレッドフューチャーを打った。さっきよりも怒りによってパワーは上がっているが標準が合っておらず、雫にはかわされるが、それを見たコウが光線を放ち、それをモロに受けた雫は遠くに倒れ込んだ。


「うう痛い…でも、まだ終わってないわ」と言い、「怪獣型アンドロイド1号!」と叫ぶと、雫の腕の機械から犬型の小型犬くらいの小型ロボットが出てきた。

「…えちっさ、これでどうやって戦うんだ?」とノウはてくてくと歩くロボットを見ながら言うと、「ふふ、こんなもんじゃないわよ!」と雫が言う。なんとそのロボットは二階建ての家くらいの高さまで巨大化した。


「うわ、すごい大きさだね」とコウが言うと、いつの間にかコウの腹に光線が当たっていた。咳き込むコウを見てノウはコウの元へ走って行った。だがロボットの手が大きな刃へと変化し、ノウの腹を切り込んだ。

「うわーやっちゃったわね…あとでリグアに怒られるわー…」と雫は焦り顔で言っていた。

地面に丸まり腹を押さえているが血がダラダラと垂れており、ノウは動ける状態ではないと理解したコウはまずロボットを攻略する方法を考えていたところ、ノウのところへ光線が飛んできたが、「黄龍の障壁」と言い、シールドを発生させ守った。


コウ

(どうする?このロボットを攻略する方法は…っは!)


コウはロボットの目を見つめ、そこに「金輝」を放つ。命中し、ロボットは倒れた。


「え、そんな!なんでわかったの!?」と雫は言っていたが、コウはそれに対して「目をよく見たら機械の核が見えちゃったからね、なんであんなところに設置したの?」と質問した。

「いやだって、そこしか設置できるところ無かったのよ!しょうかないじゃない」と回答したあと「でも今回は私の負けね…他のロボットももう持ってきてないし…この後が怖いわー」と言い、眠りについた。


雫を背負い運んでいるレイトの後ろで、「そういえばお前、なんで回復しないんだよ。その傷」とリグアはノウに訊くとノウは「他の奴の回復は問題ない。だがな、自分の回復はできないんだよ。どれだけ特訓しても自己回復だけは無理だ」と答えた。

「そうか、じゃあこれでも飲め。リラ…レイトからパクってきた」と言い、回復薬を渡した。ノウは少し驚いていたが「あ…ありがとう…」と少し嬉しそうに受け取り、それを飲んだ。


「あいつ…俺の本名漏らしてるし薬パクるし…まああのまま傷が残るのも困るから別にいいが…注意はしないとな。あーでも、俺もリグアの本名漏らしてたな。じゃあおあいこか…」

「と言うか…回復役が居るなら遠慮無くやれるじゃないか」とレイトは呟いた。

______________________


雫が起き、「ああノウちゃん。さっきはごめんなさいね。痛くなかった?」と謝罪したが、「普通にめっちゃ痛かったぞ。あとちゃん付けはやめろ」と冷たく返された。


レイトとズイレン、ルビーの戦いが始まるが、最初にレイトがかかってこいと挑発する。ルビーは剣を持ちレイトに飛びかかる。だがレイトはそれをかわし、薬品をルビーの背中にかけた。「お前はタフそうだからな、これくらいは耐えられるだろう」と耳元で呟くと、ルビーは背中を見た。そうすると、爆発が起きルビーはその場に倒れ込んだ。


ルビーの背中は血まみれで、ズイレンは「大丈夫!?」と心配そうに駆け寄るが、ルビーは「これくらいは大丈夫だ…だから早くレイトを倒せ…!」と苦しそうな声で言った。


ズイレンは剣を生成し、レイトに向かって走るが、レイトは薬品を地面にばら撒いた。ズイレンがばら撒かれた薬品の前で止まると、そこから大きい刃が大量に飛び出した。「あ…危なかった…」と刃を見ていると「見ている場合か!」とレイトが地面に生えている刃を抜き、ヘルトに向けた。

ズイレンは剣で対抗し、刃を弾いた。その勢いでレイトに剣が当たり、傷がついた。


「これは誤算だな…まあ別に気にすることもないが…」と言いながら、薬品を飲み出した。その途端、レイトの傷はみるみると回復していく。

ルビーはそれを見て「回復が使えるなら…1発で仕留めないといけない…!?」と驚いていた。

「あの技を使うか…でも命中しなかった場合の消耗を考えると…」と悩んでいたが、「だが、それをしないと勝てない!」と決心をした。


「ズイレン!お前はレイトを拘束しろ!俺がルビーフォルテルーチェを撃つ!」と指示を出した。「でもあれは消耗が激しいはずじゃあ!」とズイレンは言う。

ズイレンはルビーと天界にいた頃に戦ったことがあり、そこでルビーフォルテルーチェを使ったルビーがそのあと倒れたのを知っていた。

だが、「あいつは回復薬を使える!それにお前はトラウマで削除を使えない、それなら俺のルビーフォルテルーチェしかない!」と言い、ズイレンは「…わかった!」と了承した。


ズイレンは縄を生成し、レイトに近づくが、レイトは逃げ回る。レイトのスピードはとても早く追いつけない。レイトは即効性の爆薬をばら撒き、ズイレンに当たりズイレンの腹からは血が流れていた。それでも走るが、息切れしてしまう。何分も追いかけっこを続けるが、そんな時、コウのペンがヘルトの目に入った。


「そうだ!あれを使えば!」と閃き、ズイレンはコウのペンを複製した。ボタンを押し縄を出し、レイトを拘束した。

(クソッ…!拘束に特化している、中々解けない…!)ともがいている中、ルビーは「よくやったズイレン!これで終わりだ!」「ルビーフォルテルーチェ!」そう言った途端、ルビーの剣の先から細い光線が放たれた。その光線は他の光線に比べて光度が高く、威力が密集していた。


レイトの頭に直撃し、ガクッと首が下り、何も発しなくなった。拘束を解くと、その場にバタッと倒れ込んだ。


ノウはズイレンの回復に向かおうとしたが、「いいよ、私は後回しで。それよりルビーとレイトさんをお願い!」と言った。ルビーの回復に向かい、回復した後にレイトの元に行き回復しようとしたが、回復が効かない。雫が「ああ、レイトは別にいいわよ。それよりズイレンの回復をしてあげて」と言い、レイトを部屋の外へ運んで行った。


「なんか…さっき死ぬことはないって言ってたけどさ、ちょっと心配になるね…」とズイレンはノウの回復を受けながら言っていたが、「それより、勝てて良かったじゃないか。もし勝ててなかったら世界中の兵器が暴走してたんだぞ」とノウは優しい声で言った。

「というかあいつ…ルビーの回復が終わった後に見てみたんだが、回復が効かないんだ。俺の回復は生命にしか効かないから、つまりあいつは…」とノウが言いかけたところで、雫とレイトがこちらに歩いてきた。


「お前らには驚いた。まさか俺たちに勝つなんてな。」とレイトが言う。

「俺の本名…実は奇怪レイトって本名じゃ無いんだ。リラ・テリオと言う。これからよろしくな。そんで、お前らは気に入った!俺らも大事件解決の時や、お前らが必要とした時には協力してやろう!」とリラは協力を約束した。その流れで「私も水谷雫って本名じゃないのよ、輪廻美鈴。これが私の本名よ。私も協力するわ。よろしくね!」と美鈴も明るく協力の約束をした。


「ねえルビー!仲間が増えたよ!やったね!」とズイレンはルビーを抱きしめた。リラと美鈴は「あーこれは…」と声を合わせて言ったが、ルビーは「あ…ああ、協力者が増えるなんて心強いな!」と少し困惑しながら言った。


この2人は、この後も頼りになる仲間となった。全生物の殺害事件まで残り5ヶ月、それまでに沢山の事件に巻き込まれる。


「あ、そういえばなんだけど」とズイレンはリラと美鈴を呼びかける。

「今は天界に行けないんだけど、私の家宝になんでも願いを叶えられる特別な宝石があるんだ。それで事件を止められるかもしれない!家族しか場所を知らないし、教えられないけど…」と言うと、「なんだって!?それなら、事件を止められるかもしれない!」とリラと美鈴は驚きながらも喜んでいた。


「じゃあ、それの回収を目標に宝玉を集めるのはどうだ?ヘルト」とリグアはズイレンに呼びかけた。「え、なんでズイレンの名を!?」とルビーは驚いていたが、「当たり前だろ。天界で殺人事件なんて滅多に起きないんだから殺人犯の名前なんて覚えるさ」とリグアは答えた。

「ああそれと、リラがルビーにバラしたらしいが俺の本名はリグア・ダイモーンだ。よろしくな」とリグアが挨拶をした。「お前…」とルビーはリグアを睨んでいた。



ヘルトとルビー達の物語は、ここから始まったと言っても過言ではなかった。

______________________

人物紹介


リラ・テリオ

奇怪レイトの本名。会社の名前は本名から取っているらしい。人間ではないことは確かだが、その正体は不明


輪廻美鈴

水谷雫の本名。ありえない程の美貌を持っている。美鈴も正体が定かではない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。