episode30~官房長官の定例会見~
episode30「官房長官の定例会見」
とある日の事。内閣官房長官は毎日2回のうち1回目の定例会見に臨んだ。
沢山の記者などが椅子に座って待っている。すると官房長官が入ってきて、いつも通りの会見が始まった。
長官「えぇ、今日もお集まりいただきありがとうございます。今回の定例会見の内容につきましては、2つあります。えぇ先日、渡瀬内閣総理大臣が発表した「年金」そして「消費税」についての、主な理由やその後についてです」
すると話の途中だったが、一番前にいた記者の一人が手を挙げて
記者「あの」
司会者「あの、長官が話している途中なので」
記者「いやですね。さっきから気になるんですけど。端で見てるの渡瀬総理ですよね?」
長官が横を向くと、端に総理大臣が笑顔で見ていた。
そして長官が正面を向き、真顔で
長官「そうです」
記者ら「え?!」
会場がざわつき始め、記者が
記者「あの、総理なんでいるんですか?」
総理が真顔で
総理「え?もちろん見学だよ」
記者ら「見学?!」
総理は笑顔で頷く。長官も真顔だ。
記者が少しキレ気味に
記者「執務はどうされたんですか?」
総理「え?秘書に任せてる」
記者ら「は?!」
総理が長官の方を向き
総理「長官続けて」
長官が頷き
長官「えぇ続けます」
記者「続けられねぇよ。総理なんで見学されてるんですか?」
総理は少し悩んだ顔をして
総理「あのね。この国民のクズどもに」
記者「クズだ?!」
会場がざわつくが、総理がお構いなしに
総理「わざわざ時間を費やして、国民にご発言してるんですよ」
何故か総理は壇上に上がっていた。
記者は長官に
記者「そうなんですか?」
長官は真顔で
長官「そうだよゴミども」
記者「やめちまえ」
記者全員が怒り心頭だった。「そうだ」や「出ていけ」などの声が多数上がっていた。
一番前にいた記者がその全員の代表で
記者「総理。国民を何だと思ってるんですか?」
総理は真顔で
総理「うん?ゴミ」
記者「殺すぞ。こんな奴が総理やってるのかよ」
最後は大声になりながら言った。
総理と長官は困った顔をしたが、結局総理は
総理「今ピザ食べてもいい?」
記者ら「ダメに決まってるだろ」
そう言い記者らは会場を後にしていく。
取り残された総理と長官は
総理「解散総選挙でもするか」
長官「わかりました」
~終~




