↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
柿崎零華のコント新作集 season3  作者: 柿崎零華
PR
29/31

episode29~告白~

episode29「告白」

とある日の事。男子高校生と女子高校生が学校の屋上で2人きりで話をしていた。

男子は急に呼び出されたため、何のことが分からずにいて


男子「何?急に呼び出して」


女子「私がここに呼び出すってわかるでしょ」


すぐに男子は言っている意味が理解できたが、その場では言わず


男子「え?わからないな」


女子が少し不機嫌になりながらも


女子「私ね。ずっと好きだったんだ。それでわかるでしょ?」


男子「あーな。でも俺他に好きな人いるからな」


女子「え?」


男子「だから、答えはNOだ。悪いな」


そのまま屋上を後にしようとする男子。

すると女子が少し声色を変えて


女子「へぇ~いいんだ」


男子が振り返り


男子「な、なんだよ」


女子「このこと言いふらしてもいいんだよ。私が必死に頼んだのに、好きな人がいるからということで断られたって」


このことは言いふらしたくない。高校というのは残酷な場所であり、こんなことが明るみに出ると色々と面倒だ。そう思い


男子「それは違うんじゃないのか」


女子「私が一言言ったら、どうなるんだろうね」


女子の不気味な笑顔を見せた。こいつは本気だ。そう思ったがとあることを思いつき


男子「そういうことか。君はそういうことするんだ」


女子「え?」


男子「じゃあ俺も言っちゃうよ?」


女子「は?何を」


女子は何のことか一切分からなかった。

男子も不気味な笑顔をして


男子「君の親って銀行員だったっけ?」


女子「そうだけど」


男子「いくらぐらい横領したの?」


女子が悩み始めて


女子「確か2千万ぐらいって、なんで知ってるの?!」


男子が不気味な笑顔をしたまま


男子「俺知ってるんだよな。このまま帰り際警察署行こうかな」


すると女子が突然甘えた声になり


女子「ねぇ、言わないでお・ね・が・い」


男子「じゃあどうする。俺のこと言う?」


女子が笑顔になり


女子「言わないに決まってるじゃないですか」


男子「じゃあね」


男子がそのまま屋上を後にする。

残された女子は


女子「あいつ何で知ってるの。幼馴染でもないのに。でも幼馴染でも言わない」




~終~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。