episode20~秀吉の母親~
episode20「秀吉の母親」
時は1586年。太政大臣となり、政権を発足させた豊臣秀吉は、石田三成と大阪城で話をしていた。
光成「あの、殿下」
秀吉「うん?」
光成「いつも思って、聞けなかったことがあるんですが」
秀吉「申してみよ」
秀吉が笑顔で聞くため、少し光成は恐る恐る。
光成「昔、信長様からサルと呼ばれてましたけど、その理由とかあるんですか?」
秀吉「あぁ」
秀吉が悩み始める。上を見ながら数十秒後
秀吉「強いて言えば、信長様が俺の母親とできてたからかな」
光成「は?」
少し耳を疑った。できていたとは一体どういうことだと思いながら
光成「あ、あの。できていたとは」
秀吉は躊躇なく
秀吉「付き合ってたんだよ。母親と信長様」
光成「はぁ?」
この人は何を言っているんだ?と思いながら、少し黙ってしまい
光成「あ、あの」
秀吉「何?」
この人の冷静さは一体どこから来るんだ?あの大武将と自分の母親が付き合ってたんだぞ。俺だったら恥ずかしさで、切腹してるわと思いながら
光成「だから、サルと呼ばれるようになったんですか?」
秀吉「まぁね。なんか知らないけど、俺の母親と口づけした後に。確かそのあだ名が出来たわな」
光成「なんじゃそりゃ。口づけ?!」
秀吉はまだ冷静に頷いて
秀吉「まぁ、毎日の恒例だったからね。俺の目の前で絶対」
光成「何だその習慣は。え?引かなかったんですか?」
秀吉が笑い始め
秀吉「引くわけないじゃん。慣れっこだよ」
光成「まぁそんなものですか」
光成が少し納得した顔をすると。
秀吉「まぁ、俺の母親は家康ともできてるから」
光成の目が見開いていた。
光成「はぁ?」
秀吉「凄いだろ?」
光成は少し引いた顔をして
光成「えぇ、す、凄いですね」
秀吉「だから、家康は俺に逆らえないんだよ」
秀吉が自信満々に言う。光成は終始引きながら苦笑いしている。
まだ2人は知らない。その家康と光成で戦を起こすとは。
~終~




