episode19~本能寺の変?~
episode19「本能寺の変?」
1582年6月21日早朝、武将・織田信長の重臣・明智光秀が謀反を起こし、馬に乗りながら本能寺に向かって
明智「敵は本能寺にあり」
そのまま命令をして、兵士らが本能寺に攻めていく。光秀も中に入る。
だが、いくら探しても信長の姿はない。兵士が光秀に近づき
兵士「あの、寝床に信長がいません」
光秀「嘘、どこ行ったんだあいつは」
光秀が少し焦りの表情を浮かべながら、厠に向かう。
すると、何か口ずさんでいる信長の声が聞こえ、いくと厠が閉まっていた。
光秀「もしかして、信長か?」
信長が口ずさみを辞めて、扉の奥から
信長「ん?誰だ」
光秀「いや、光秀です」
信長「なんだ光秀か。どうしたんだ」
光秀「いや謀反です」
信長「は?」
明らかにこれはキレることは確かだった。しかし光秀は強気に
光秀「謀反です」
信長「あぁ謀反か」
あまりにも冷静さに驚きを隠しきれなかったが
光秀「お命頂戴いたします」
信長「は?」
光秀「え?」
信長「何なめてるの?斬るぞ」
光秀は慌てながら
光秀「いや辞めてくださいよ」
信長「謀反でしょ?俺徹底的にやるぞ」
光秀「いやその。辞めてください」
光秀は渋々言った。
信長「でも、今は出られない」
光秀「なぜですか?」
信長「ちょっと今はお腹痛いんだ。さっき食べた魚が当たったかもしれない」
光秀「え?そうなんですか?」
信長「マジで痛いの。ちょっと医者呼んで医者」
光秀「医者ですか。ちょっと呼んできます」
信長「あぁ頼む」
光秀が外に出て、軍に向かって
光秀「皆の者。医者は誰かいるか?」
軍の兵士は呆れも込みでざわついていた。
光秀「このままだと、信長を討てん。お腹が痛いんだそうだ」
兵士らが俯いてしまった。
光秀「どうすればいいんだよ」
少し泣き目になりながら言う光秀。
すると、兵士が慌て始める。何だと思い後ろを振り向くと、そこには信長の姿があった。
光秀「あ、あれ。お腹は」
信長「あっ治った。で、謀反の親分は誰だ」
全員が一気に光秀に指さす。光秀は笑いながら慌てて逃げる。信長が後を追っかける。
信長「待てこの野郎」
光秀「やめてー」
~終~




