↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
柿崎零華のコント新作集 season3  作者: 柿崎零華
PR
16/31

episode16~大坂の陣~

episode16「大坂の陣」

1615年夏。徳川家康と徳川秀忠は、豊臣秀頼との戦のため大坂にいた。

本陣にて待っていたが、いつになっても戦開始の合図が鳴らない。すると兵士が駆け足でやってきて、秀忠に耳当てをする。


秀忠「え?嘘。本当?」


兵士が頷き、本陣を出ていく。


家康「どうした?」


秀忠が困惑な顔をしながら、家康に


秀忠「あの、大事件です」


家康「だからどうしたんだ」


秀忠「豊臣秀頼が、死んだそうです」


家康「そっかぁ、じゃあ戦は終わりだなって…はぁ?」


秀忠が少し苦笑いをしながら、俯ている。


家康「え?どういうこと?」


秀忠「実は、フグを丸ごと食べて、毒にやられてしまって」


家康「いやいやいや。秀頼ってバカなの?フグ丸ごと食べるバカどこいるの?」


秀忠「わかりません」


家康は呆れながらも


家康「どうしよう。どう処理する?」


秀忠「秀頼の遺体はもう焼いたそうです」


家康「やること早いね。もう焼いちゃったの」


秀忠「はい。そのようです」


家康は困った顔をしながら


家康「淀殿は?」


秀忠「淀殿は、錯乱状態です」


家康は納得した顔で


家康「だろうな。ほっとく?」


秀忠「でも」


家康「いや、秀頼死んだから、戦する意味もないし。いいんだよしても。でも誰相手と戦うの?」


2人は悩み始め


家康「どうする?」


秀忠が思いついた顔をして


秀忠「そうだ。真田がいますよ」


家康「あぁ、真田がいたか」


秀忠が笑顔で頷く。


家康「よし、真田信繫と戦だ」


秀忠「分かりました」


秀忠が本陣を出ようとすると、家康が引き留める。

秀忠が振り向くと


家康「日記には、秀頼は自害したと書かせておくから、あと頼むわ」


秀忠「分かりました」


秀忠が本陣を出ていく。家康は少しため息をつきながら、家臣たちに


家康「疲れたな。どうする、終わったら飲み行く?」


家康以外全員が俯く。


家康「飲みに行こうよ。打ち上げだから、あっそっかぁ。俺老人だから酒飲めねぇや」


家康は笑い始める。場の空気を察したのか、笑いをやめて


家康「なんかすいません」







~終~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。