太陽の出番がやはり少ない
「ん?お!久しぶりだな!太陽!」
え?マジで?
ちょ、リュックから出して
「おう、つーかまだナナシって呼ばれてんのか?」
「まあな、皆ナナシって呼んでるしそれにさ、お前さ、ネーミングセンスねえじゃん」
「失礼な、俺はちゃんとしてますー。普通ですー」
「じゃあ今までお前が考えた名前言ってみろ」
「えーと、ポチ、タマ、刺身、寿司丸、さか○クン、海の幸、……くらい?」
うわ、酷っ
なんだよ刺身とか海の幸とか、考える気ねえだろ
さか○クンは……まあ、思った事はあったけど…でもポチとタマは違えだろ。猫とか犬とかじゃねえの?
………
「キュゥウウ!!(ろくなもんねえ!!)」
「ん?なんか鳴き声が聞こえた気がするが…」
「私もです…ナナシ殿のカバンの中から聞こえました」
「……気のせいじゃねぇの?(震声)」
あ
「おいソラ…とりあえず犬っぽいフリしとけ…(小声)」
「キュ!?キュキュ!?(え!?具体的にどうすれば良いの!?(小声)」
「えーと、その胸辺りに付いてる青い魔石みてえなもん隠すとか、羽たたんで隠すとか(小声)」
「キュ?キュキュウ?(え?俺羽あったの?(小声)」
「そこからかよ!とにかく隠せ!(小声)」
「キュ?(角は?(小声)」
「角狼って奴がいるから大丈夫…なはず…(小声)」
この魔石っぽいもんはなんとか隠せる。モフモフだからな。ただ…この羽。制御の仕方なんて分からんぞ
…とりあえず無理やり手で…
今の俺の手背中まで届かねえよ!
あああああ!本格的にどうしよう!
くっ為せば成る!為さねばあだだだだだだだ!
痛い!無理や!骨格の構造的に無理や!!
いや…待てよ…意外と思い通り行くかもしれん!ちょいやってみよう
右の翼下にいー…お、意外と思い通りになった……え?じゃあさっきの俺の苦労は?痛みは?
…うん、とりあえず隠そう。……よし、隠せた
オラァ!来いよ兄貴!てめえなんざ怖かねえ!ぶっ殺……いやそれは無理だ水陸魚強い言ってたし
「カバン中になんかいるんだろー?ちょっと見してみろよ」
「魔石しか入っとらんぞ」
「嘘つけ、お前さっきの言動で言えた事か?お前がそんな動揺するって事は結構重要な物があるんじゃないか?」
「くっこんな時だけ鋭い」
そうですね
あっちょっといきなり開けないで!眩しい!
目が!目がぁぁああああああああ!!
「ん?なんだこいつ?犬?」
「角狼の子供だ」
「そうか……ダメだ、どうしても犬に見える」
「あー確かに狼というよりは犬ですね」
て、てめえら好き勝手言いやがって…犬じゃねえよ竜だよ!
まあ見た目犬だけどさ!せめて狼がよかったなあ!!
「見た目よりもモフモフしてますね」
「まじで!?次俺!!次俺にも触らせて!」
「キュ…(相変わらず精神年齢低いな…)」
「なんか犬の視線が冷たい」
「気のせいだろ」
あれ?兄さんは魔物語分からんの?
「キュキュウ(ねえ、兄さんは魔物語分からんの?)」
「そうっぽいな。今まで気付かんかった(小声)」
まじかよ
「…あ、そうだ。そういえば今日ここに用事があったんだった」
「あ、そうでしたか。では身分証明書かギルドカードを」
「うーん俺たちは入れそうにねえな」
「キュウ…(確かに…)」
「すみません…規則なもので…あ、でもしばらくしたらこの厳重警戒も解けると思います」
「じゃあしゃあねえな。一旦戻るか」
「なあ、それってさ、他の街とか国とかでギルドカードとか発行出来んじゃね?」
「……ハッ!その手がありましたね!と、なると今の入れる街で一番近いのはこの森の反対側の街ですね。そちら側でなら入れると思いますよ。ただ、森は危険なので突っ切るのは自殺行為です。ですからこの門の左側の方なら道になってますし」
「……何日くらいかかる?」
「大体10日ぐらいです」
「そんなかかるのか…」
「これでも短い方ですよ?ここらへん森の端の方ですし」
ん?今聞き捨てならん言葉を聞いたぞ?森の端の方?
…って事は
「キュウキュウキュ(水陸魚さん、あんたここに来るまでに迷ってたでしょ)」
「……少しな」
否定はしないのかよ
作「毎回恒例のおまけコーナーでございまする」
太「もうこのコーナー見てる人が多分いない」
宇「いや、この小説自体見てる人がいない」
水「つまんねえしな」
作「皆酷い(;Д;)私のメンタルが原子レベルで崩壊してってる…」
太「いやだって作者殴っても蹴ってもブレスで攻撃しても30秒以内には復活してるし」
水「だったら精神攻撃しか手はねえよな」
宇「そうだよな」
作「うわぁぁあぁあぁああぁぁぁあああ!!」




