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あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~  作者: 深楽朱夜
第020部 みんなで楽しむのが祭りです/邪神と鬼人は舞い狂い

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第093話 festival:54≠父よ子よ子らに祝福を21

「っ……僕は大丈夫です」

「止めてよ!酷いことをしないでよ!なんでこんな事を!グリちゃんはね子ども達をとても大事にしているの!良い子なんだ!アドゥリスくんとブロッカちゃんの事も放っておいてよ!赤ちゃんが生まれて来て家族4人で幸せになるんだから!渡さない!」

「4、そうか双子か。ならば片割れを渡せば良いだろう?1人は産まれた後に返してやろう。暴樂魔王、公平で中立である筈の貴様が傾倒するなど、見るに堪えん。だから最上位は魔王よりも上だと勝手に思い込み思い上がり、そして《アタラクシア》からの怒りを買った」

ニスムは歯を食いしばり耐える、舵は泣き出しそうな顔で格子を掴み叫ぶ。

コーデルリングは舵の言葉から2名産まれてくると、そして舵に憐れむような視線を向ける。

「キリスタ来い、ここはお前達に任せる。ニーベルゲインあれは半分お前達が使え、残りは向こうで使う」

『はい』

「え、ま、待って!」

「て、事でごめんね?足痛いよね?すぐに治すから、ニーベルゲイン、お願い」

「アドゥリスの所だ!エリュエル達に!」

『既に体制は整えてあります』

『大河、彼らは特殊な魔法具を使用し我々の眼を攪乱させています。我々が認めた魔神皇グローリー、それを覆すなどあってはならない。最上位達引きなさい』

コーデルリングの後ろでフードを被ってびくびくしていたキリスタを呼び、後はこの場を4名に任せると命じ空間を裂いて消えてしまう。

ジキニはニルに頼むがニルはそれは後だと首を振る、そしてジキニとラビは同時に口を開きソカはやって来たキッフの心配そうな視線を真っすぐ見ていた。

「頼む、話しをしたいんだ。聞いて欲しい」

「リーダーの命令は絶対なんだ、神々は僕達に何もしてはくれない。傀儡魔法発動」

「魔神皇、貴方を封印します。神々よ天上で私達を批難していればいい。傀儡魔法発動」

神々の怒りを含ませた声、それをジキニとラビは否定し傀儡魔法を発動させる。

『なっ!ちょっ、至る所で木彫りの人形が暴れ始めているわ!ドラゴンちゃんたち!来て』

『わわ、《療養街》の周辺もですー。そ、総員直ちに対応してください!』

『ここには魔人の皆様、魔王様、崇幸様たちを残し他は制圧に向って下さい。最上位の魔人には…メンルェト様とタナトス様を呼びます』

識、ゲーテ、ナビが慌てながら状況報告を行う、千歳達も頷き空間が開かれメンルェトとタナトスが転移で現れた。


「此処にいるな」

「あ、あのーここは不味いですよー」

「分っている」

コーデルリングと引き攣っているキリスタが転移で現れたのは《療養街》オフィスビルの空上、風が激しく吹き荒れキリスタはあわあわとビルとコーデルリングを交互に見つめそしてコーデルリングは口を開く。

「手間は最小限にしたい物だな、中の帝は此方を見ている、狙いがあるようだ。破壊魔法発動」

手を伸ばし魔法を唱える、何よりも強固で頑強な結界が張られたビルの一か所、彼らがいっる部屋が吹っ飛んだ。


「来ましたね、最上位だから正面から堂々と来ると思いました」

「問題ありません」

「そうですわ」

「油断はしないぞ」

「アドゥリス、君は奥方の側に」

アドゥリス達の自室、蒐集家が気づきエリュエル達が窓を睨む、《墓守》がアドゥリスに箱の中の赤子とブロッカの側を離れないように伝え、アドゥリスは頷く。

ドォン!激しい音と共に壁に穴が空くが破片は全てエリュエルが灰に変え、破片は欠片も残さず消えカーデュナルとグーストが雷と炎の魔法で攻撃を繰り出す。

「私はコーデルリング・ノールデルメール。《アタラクシアの青》共まで誑し込んだのか、帝に魔王に魔人に神々、救世主どもは余程人誑しと見える」

「はい、彼らは私達にとても良くしてくれます。誰にも何対しても」

「そうですわ、だから貴方もとは此方は言えませんけれど」

「その通りだ、では手短に出て来ているのならば話しは早い。その箱の赤子で良い、渡せ」

「誰が渡すか!俺とブロッカの子だ!」

「アドゥリス・ウォルオン、貴様も最上位であるならば我々に必要な者は分るだろう、如何に貴様が愚かであり無能であってもだ。我々には最上位の魔神皇が必要だ」

「グローリーがいる、彼は優しく温かい。彼が魔神皇だから子供達は笑顔でいるんだ!俺の子達にもグローリーのような優しい子になって貰いたいと思っている。それは魔人だろうが魔神でも関係ない!」

エリュエル達を《アタラクシアの青》と呼び、アドゥリスが庇う箱の中の赤子にコーデルリングは注視し手を差し出す、アドゥリスは強く拒絶しコーデルリングは何処までも冷ややかな視線で視ている。

「赤子は渡さないそうなので、帰られてはどうです?コーデルリングさん、それともお茶でも飲んで帰られますか?」

「帝からの誘い断れば不敬か、だが、貴様がいるのは《アタラクシア》。此処は貴様の領域では無い、その誘い断らせて貰おう」

「それは残念ですね、皆さんどうします?」

「子を諦めて貰い、グローリー様達から手を引き、出来れば話し合いで穏便にと言われています」

「無理そうですわね」

「お帰り願おうか」

「たった2人で我々に挑むのはその無謀かそれとも自信か」

「貴様達を相手にするのも構わないが、先ずはこれを見て貰おうか。交換という物だ、キリシタ、出せ」

「はいい」

「ラビリンド、そちらも出せ」

『承知しました』

コーデルリングの命令にキリシタはびくびくしながら空間を開く、コーデルリングは《龍皇国》にいるラビリンド達にも命じ、そしてキリスタが開けた空間からは身体中傷付き身体の部位を欠損させた子ども達が現れた……。





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