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【毎日更新】ユウシャ・イン・ワンダーランド ――ゼロ・ローグ―― ~異世界に来た元サラリーマン、異世界ライフのスタートは野盗の群れでした~  作者: むくつけきプリン
冒険者編

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商店街へ

 歓楽街の次は商店街へ。区画が分かれているのもきちんと統治されている証と言えそうだ。活気に溢れ、屋外屋内を問わず店屋が軒を連ね、辺りには焼いた肉や揚げ物などの芳しい匂いが漂っている。歓楽街とは正反対で、こちらは真昼間に盛況を迎えるようだな。

 だが、ちらりと見える暗黒面。少し裏路地へ入るだけで、世の中の裏側に足の先くらいは浸かりそうな光景が見えてしまう。

 大通りからちらりと覗き見た裏路地。一体何を待っているのか知らないが、ズボンのポケットに手を突っ込んで壁に寄りかかり、虚空を眺める男が一人……いや二人………いやいや四人いるぞ。

 いずれも足元にはバッグが置いてある。何かが大量に詰め込まれているようだが………一体何の取引相手を待っているんだろうな。

 昼間は閑散としている歓楽街の裏路地にでもいればいいものを、わざわざこちらの方に顔を出しているのは、おそらく小口の顧客相手の商売を行っているからだろう。

 王都の歓楽街では娼婦や男娼を従えた元締め、あるいは元締め達の影響力が強いので、彼らの土地ではむしろ勝手はできない。個人でやっている、大きな後ろ盾のないチンピラみたいな外様がこうした場所に顔を出すと誰かに聞いたことがある。

「うちの傭兵団とはまた違う毛色のアウトローだな。エレン、裏路地は覗かないようにしよう」

「うん、分かった」

 とにもかくにも、触らぬ神に祟りなし、だ。

 俺は引き続き、エレンと共に観光を楽しむことにした。

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