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俺の枷共(パーティー)は煩わしい  作者: 湯気狐
二章 〜奴隷ビッチと成金坊ちゃん〜
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異界と言ったらやっぱりアレ

「現実って……残酷だよな」


 ぽつりと、重みを感じさせる本音が漏れる。


 ミルクもピノも気まずい顔になって視線を逸らし、俺と目を合わせようとしない。下手な発言はできないと警戒しているんだろうか。


「あ~……その~……元気出しなってビャクト。たまにはこういうこともあるでしょ。今回は運が悪かっただけだって絶対」


「そ、そうですよビャクト様。それにまだ初日なんですし、落ち込むのはまだ早いですよ」


「だったら俺と目を合わせて会話しろよお前ら……」


「「…………」」


 やはり目を合わせてくれない薄情者共。状況が絶望的だと分かっているからこそ、根拠のない言葉しか投げ掛けることができないのだろう。


「まさか……な。募集する以前の問題だったとは……」


 寄り道を済ませた俺達は、今度こそ目的地であるギルドへと赴き、まだ見ぬ冒険者達を集ってみせようと受付へ足を運んだ。


 で、結論を言うとだ。案の定と言うべきなのか、冒険者を集っているパーティーは誰一人として存在していなかった。


 冒険者自体はギルドに大勢いたのだが、正式な冒険者になっているということは即ち、既に自分のパーティーメンバーが揃っていることを物語っている。故に何処かのパーティーに入れてもらうことは不可能だった。


 更に、俺のような(仮)のなんちゃって冒険者は一人もおらず、冒険者候補の見る影すらもここには無かった。つまりはウンターガングの時と全く同じ結果だったわけだ。


 仕方無いので、元々計画していた冒険者募集中の張り紙を作ってもらうという、最後の手段を取ろうとした。


 しかしそれを受付にお願いしようとしたところ、冒険者募集はこの街では受け付けていないと門前払いを喰らってしまった。


 そもそも冒険者募集というのは本来受け付けていないことだったらしく、ウンターガングでリィアさんが手配してくれたのは稀なことだったらしい。


 もし仮にあの時の相手がリィアさんじゃ無かった場合、丁重に断られていたに違いない。


 この街のことを何も話してくれていなかったリィアさんだけど、何故何も教えてくれていなかったのかをようやく理解した。


 そもそも冒険者という存在を求められていないから、行っても時間の無駄だったということだ。


 ということは、だ。わざわざ金を掛けてこの街にやって来たことは、全て取り越し苦労だったということになってしまうわけだ。


 面倒掛けて折角やって来たというのに、このオチはいくらなんでも酷過ぎる。ここまで落ち込んでいても決してオーバーだとは言えないはずだ。


「今日のクエストどれ行く?」


「手頃なものでいいだろ。金はいくらでもあるんだし、適当にゴブリンでも狩っとこうぜ」


「またそうやってサボろうとするんだから~」


 クエスト掲示板の方から、これからまさにクエストに向かおうとしている連中が駄弁っている。


 女三人連れてハーレムパーティーなんて組みやがって、お前が狩るのは魔物じゃなくて女の方だろうが。ここはイチャコラトークに花咲かす場所じゃねぇんだよ色ボケ野郎が。


「お金はいくらでもあるだなんて、私達も言ってみたいですねぇ……」


「今の状況じゃ夢物語だろうね。冒険者になって大きな成果を上げるようなことでもしないと、どれだけ願ったり望んだりしたところで時間の無駄だよ」


「うるせぇよ、分かってんだよそんなことは」


 冒険者になって成果を上げるどころか、そもそも冒険者になれないんだよ……。


 異界転移や転生した人間ってのは、大体が俺つえー的な展開で無双するような流れのはずなのに、俺にはその機会すら与えてくれない。


 唯一与えてくれるのは、役立たずと変態の二人のアンハッピーセットという嫌がらせ。


 やっぱりこの世界に来た時点で、俺の不幸人生のロンドは始まっていたんだ。


 世の中そんなに甘くない、と。そう簡単に魔物を狩れるわけないだろ、と。


 こうなったのも全部このクソ女神のせいだ。クソが、俺の貴重な一度きりの人生を棒に振るようなことしやがって!


「帰せ! 今すぐ俺を元の世界に帰せ! さもなくばお前を殺して俺も死ぬ!」


「おおお落ち着いてくださいビャクト様! だから何度も言っていますが、元の世界に戻ることはできないんですって! 潔くこの世界で暮らすことを受け入れてください!」


「だったらお前は、俺に一生格安給料を稼ぎ続けて死絶えろとでも言うつもりか!? 世の中に利用される社畜となり、死ぬまで誰かのためにご奉仕しろってか!? 大きな見返りの一つもなく働き続けるだなんて、んな拷問作業やってられっか!」


「ぐぇぇぇ……。く、首を絞めないでくださぁい……」


 窒息寸前のところで両手を離す。


 非殺生は絶対厳守の俺だが、今だけ本気で非情になれる殺し屋の精神が欲しいものだ……。


「頭冷やしなってビャクト~。ほら、気晴らしに町内クエストにでもいかね? 気分転換のつもりで小一時間くらいのやつにでも行こうよ」


「……本音は?」


「何でもいいからとにかくエロい女の子と関われる場に行きたい」


「キャバクラにでも言ってろクソパンツ」


 ただまぁ、こいつの言っていることも一理ある。ここでずっと腐ってたって何も始まらないんだし、だったら身体を動かして気を紛らわせていた方が断然良い。


 ……雑草根性が染み付いてきたな。これもクソ女神の影響か?


 いかん、いかんぞこの流れ。徐々にクソ女神に毒されていってることに他ならないということなのだから。


 気分が悪いままでありながらも立ち上がり、町内クエストだけが貼られている掲示板の前に移動する。


 ウンターガングと違って、ここは外出クエストと別々に貼り分けられているから分かり易い。


「俺が決めても文句言われるだけだろうから、お前が決めろよクソ女神」


「私ですか? そうですね……どれにしましょうか?」


 あれやこれやと身体を左右に揺らしながら、自分に合ったクエスト探しに没頭する。


「おやおや? そこの掲示板でウロチョロしているということは? 君達はもしかして正式な冒険者ではないということかな?」


「あァ?」


 のんびりとクエストを探しているミルクの背中を見続けていたところ、いかにも貴族感のある恰好をした男がちょっかいを掛けて来た。


 後ろに三人の女の取り巻きを連れているところを見ると、こいつも正式な冒険者達の一組らしい。


「いやはやお恥ずかしい。実は私達って冒険者(仮)っていう肩書きでさぁ。人数が足りなくて正式な冒険者になれないんだよね~」


「冒険者(仮)? つまりは一日の稼ぎを稼ぐだけでも手一杯の貧困民? ふぉほほっ、テラワロス!」


「テラ……なんて?」


 この言い様からして、貧乏人な俺達を馬鹿にしに来たようだ。


 自分よりも格下だと思っている奴を見下すことで、自分という存在を誇示する。いかにも貴族にありがちな人間性だ。


「汗水垂らして毎日の食費を必死に稼ぐ貧乏人テラワロス! 毎日高級な料理を嗜む僕とは大違いな貧困性! 匂う、匂うよ貧乏臭が! 嗅ぐに堪えない腐臭にテラワロス!」


「「「テラワロス!」」」


「おほほほ!」と、いかにも貴族な笑い方で嘲笑って来る。相当の暇人だなこいつら。


「見え透いた挑発だなぁ。むしろコントに見えておもろいね」


「無視してりゃ勝手に散るだろ。構ってちゃんはシカトに限る」


「ひそひそと話す気もない大っぴらさにテラワロス!」


 うるさいな、なんだテラワロスって……。新手の祝詞のりとか?


「ちょっとちょっと、さっきから何なんですか貴方達は! 他人を馬鹿にするような発言をして、人として恥ずかしくはないんですか!?」


 黙って好き放題言わせていたところ、ずっと我慢していたらしいミルクがワロス貴族とメンチを切り合い出した。


「おい馬鹿止めろ。安い挑発に乗っても良いことないぞ」


「だっておかしいじゃないですか! なんで私達が馬鹿にされないといけないんですか!? ここまで言われておいて黙っているなんて、私には無理です!」


 こういうことに関しては気の長い奴だと思っていたのに、その実は全くの真逆。向こうが望んでいるであろう反応を示し、ワロス貴族はミルクを見て憎たらしい笑みを浮かべた。その台詞待ってましたよ感が丸出しだ。


「嫉妬かい? 金持ちである僕が羨ましくて嫉妬しているのかい? これまた貧乏臭い感情にテラワロス!」


「喧しいですよ! どうして貧乏だとお金持ちの方に劣るという理屈になるんですか!? そもそも、一体何が劣っているって言うんですか!?」


「全て、に決まっているだろテラワロス! 生まれ持った素質や人間性といった全てにおいて、底辺に属するのが貧困民! 人間の頂点に君臨する僕とは違い、君らは非常に嘆かわしい! その嘆かわしさこそテラワロス!」


「「「テラワロス!」」」


 またさっきと同じように笑う貴族パーティー。


 ミルクは「うぐぐ……」と下唇を噛み締めるも、反論を繰り返すことを止めようとしなかった。


「お言葉ですが、仮に素質や人間性が多くの人に劣っていたとしても、それを馬鹿にされる筋合いはありません! 人にとって最も重要なのは、楽しく幸せに生きられるかどうかということなんです! 少なくとも私達は、貧乏でも毎日を楽しく幸せに過ごせています! むしろ、人を見下すことでしか悦楽を得られない貴方達の方が可哀相だと私は思います!」


「いや、俺は全然楽しくも幸せでも無いけどな?」


「水を差さないでくださいビャクト様! 空気を読んでくださいよ空気を!」


 空気も何も、本当のことを言ったまでなのだが。


 ただ、こいつらには良い気付け薬にはなったかもしれん。最後の言葉に関しては俺も同意してやろう。


「貧困民のくせに生意気なことを言うじゃないか。しかし、所詮は貧乏人の戯言。何を言っても己の貧乏性を包み隠そうとしている感が著しくてテラワロス!」


 精神(メンタル)強し。今の発言にも臆することなく貴族キャラを貫き通し、ミルクの発言を一蹴する。むしろここまで性格悪いと逆に清々しく思える。


「何がテラワロスですか! 何なんですかそのじゃらじゃらした装飾品の数々? まるで神輿を主張しているようなコスチュームで滑稽ですよ! 一体何処のお祭りで担がれるつもりですか?」


「…………ぷっ」


 言い得て妙な発言に思わず笑ってしまう。


 たまには面白いこと言うなこいつ。しかも人をディスることが器小さいとか言ってたくせに、結局自分もディスってるし。


「貧乏人不在が、僕の数珠コレクションを馬鹿にするとは片腹痛い! 見るに堪えない愚かしさにテラワロス! 宝玉の数珠の価値観も分からない愚物共め!」


 と、何故か俺を指差して怒った様子を見せて来る。完全に部外者なんですけど俺。


「ここまで言い合いをしておいて、お互いただで引き返すわけにもいかないだろう。どうだ? ここは一つ、気高き貴族と愚鈍な貧困民で決着を付けようではないか」


「願ってもないですね! 望むところですよ!」


 売り言葉に買い言葉。安直こそ愚鈍だと俺は思う。


「それで、一体どうやって決着を付けるつもりですか?」


「そうだな……。では、今日より二日後の夜、またここに全員で集まって来るがいい。無理だとは思うが、四人で再び来ることを推進しておこう」


「四人? それって絶対四人じゃないと駄目な感じ?」


「絶対と言うわけではないが、君ら貧困民にとってはその方が良いというだけだ。まぁ、人数を揃えたところで僕達が負けることなどあり得ないがな! どう足掻いても変わらぬ君らの未来にテラワロス!」


 何をするつもりか知らないが、それは俺も参加人数に加えられているのだろうか? 面倒臭いから嫌なんだけど。


「駄目ですよビャクト様。ビャクト様が私達の大将なんですから、そんな面倒臭そうな顔しても強制参加ですからね」


 何の権限があってか、辞退することを拒絶された。こんな穀潰しに付き合っていられるほど、こっちは暇人じゃないってのに。


「では、二日後にまた会おう貧困民諸君」


 勝手なことを吐き捨てて勝手に去って行く貴族パーティー。正直もう会いたくないんだけど。


「お前な、どうしてそういつもいつも厄介事に首を突っ込むんだよ。少しは人様の迷惑を考えろや」


「だ、だって、あの人が皆さんのことを馬鹿にするから……」


「んなもん勝手に言わせときゃいいんだっつの。他人にどう思われようが、お前は今楽しく幸せに過ごせてんだろ? だったらそれで良いだろうが」


「そう……ですね。熱くなってしまってすいません……」


 すいませんと言われたところで、一度受けてしまった勝負から尻尾巻いて逃げるわけにもいくまい。


 こうなった以上は、奴らに一泡吹かせておくのもまた一興か。


「別に三人でも大丈夫って言ってたけど、実際のところどうすんの? 助っ人呼ぶのもありだし、このまま三人で挑むのも問題無し。判断はビャクトに任せるよ」


「ですね。お願いしますビャクト様」


「結局言い出しっぺすら俺に委ねるのかよ……」


「さて、どうしようか」なんて言ったところで、すぐにメンバーを収集することなんてできるわけがない。


 でもあいつがどんな勝負を挑んでくるつもりなのか分からないし、しかも情報が何もないとなると、やはり人数は向こうと同じにしてフェアになっておいた方が都合が良いかもしれん。


「俺としては助っ人を一人呼びたいところだが、こればかりはどうしようもねぇからな……」


「やっぱりそうなりますよね……。それにもしもの場合、お二人なら何とかなると思いますが、私の場合は何ができるのか……」


「むしろお前の場合は何もできないと思うけどな」


「うっ……。悔しいですが反論できません……」


 となると、こっちの人数は二人と考えておいた方が賢明かもしれない。とことん役立たずだなこいつ。


「ピノ、お前この街に少しは詳しい方なんだろ? 何処かに人員を補充できるような施設とか無いのか?」


「そんな場所があったら先に言って――あっ」


「あん? なんだよ?」


「……いや、でもなぁ。行くだけ無意味だし、やっぱいいや」


「いやよくねぇよ。何か思い付いたなら言えよ」


「あ~、やっぱりそうなっちゃう? 別に言っても良いんだけど、何の意味もなく終わると思うよ?」


「別に構わねぇよ。話してくれ」


 何も思い付かない俺達よりかは、こいつが言う小さな思惑に賭けた方がまだマシだ。


「実はさ……この街ってこんなに大きい街だからか、裏の世界っていう場所もあるんだよね」


「裏の世界? 何ですかそれ?」


「要は、堅気じゃない人ばっかが住み着いてる区域があるってことさ」


 つまりは異界系の極道やヤクザ、チンピラが密集した場所があるってことか。俺にとってはどの場所よりも馴染み深い場所だ。


「そんな物騒な場所があるんですか……。でもそこが何なんですか?」


「そう、重要ポイントはそこだよ。実はあの場所では、月に何回か秘密裏にオークションが開催されてるんだよね」


「大体想像は付くが、何のオークションだ?」


「所謂、奴隷オークションってやつさ。裏の世界の顔を持つ大富豪共が大勢集まるから、実際に見たら凄い規模だよ」


 出たな、異界物のテンプレの一つ。また穏やかじゃないキーワードが出てきやがった。


「基本そこで出されるのは、容姿の整ったべっぴんな女の子ばっかでねぇ。あんな可愛い子ちゃん達を好きなようにできるとか、ムラムラが収まらなくなりますわ」


「ぐへへっ……」と気色悪い笑みを浮かべるクソパンツ。なんでそんなことまで知ってるのかと思ったが、やっぱそういう繋がりだったか……。


 つまりこいつが言いたかった人身確保の方法とは、その奴隷オークションとやらで奴隷を競り落とすことだったわけだ。


 でも言い淀んだのは、周りが金持ちばっかでまず競り落とすのは無理だから。まさに貧乏人の俺達には不釣り合いな話だ。


 でも、万が一という可能性も捨て切れない。行ってみるだけの価値はあるかもしれない。


「よし、決めた。望みは極めて薄いが、一応行ってみるだけ行ってみるぞ」


「はぁ!? 正気ですかビャクト様!?」


 耳元で大声を上げられてキーンと耳鳴りが生じる。リアクションに忠実過ぎか。


「ま、ビャクトならそう言うと思ってたけどね。意外とスケベだなぁ、我らが大将さ〜ん?」


「お前と一緒にしてんじゃねぇよ。俺はただ、そこで冒険者の人員を確保できたら良いなと思っただけだ」


「というのは建前であって、本当は可愛い女の子をにゃんにゃんしてやりたいんでしょ? 奴隷は主人の命令には逆らえないように、束縛の呪印が施された首輪を付けられているからね」


 それはまた末恐ろしい魔道具なことで。俺はそんな首輪を嵌められるような下手は打たないけど。


「もし一度でも首輪を付けられたが最後、その人の首輪はどんな手を使っても取れなくなってしまい、一生奴隷として生きなくてはいけないという……。そういうことだから、ミルクは気を付けておいた方が良いかもね。一瞬でも一人になるようなことがあったら、風のように攫われるだろうから」


「絶対行きません私! 私は宿の方で待機しているので、裏の世界にはお二人だけで行ってきてください!」


「フフフッ、良いのかなぁ? もし宿で一人で待機しているところを狙われたりでもしたら……。奴隷商人ってのは各地に潜んでいるから、いつ何処で攫われてもおかしくないよ?」


「後生ですビャクト様、どうか今回だけは全力で私を守ってください!」


「知らんわ。自分の身は自分で守ることだな」


「またそうやって意地悪言う!」


 嘘じゃないんだろうけど、明らかに話盛ってるなこいつ。


 このクソ女神はクソ女神でビビり過ぎだし、マジで鬱陶しい。


「そんじゃピノ、早速その場所に案内しろ」


「今から行くの? 奴隷オークションが開催されているとしたら、時間帯は夜限定なのに」


「もうそろそろ夕方だからな。ほっつき歩いている内に空も暗くなるだろ」


「それもそっか。それじゃ、のんびり歩きますか~」


 奴隷オークション。金の亡者共が堅気の女を弄ぶ、俗悪だらけの裏の世界……か。


 あまり気分が良い見世物ではないが、こっちも切羽詰まっているんだ。タイミング良く開催してくれていることと、俺達でも競り落とせるような奴隷が一人でもいることを祈っておこう。

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