プロローグ編65/【梁雪】サイト0/3/テレパシー?3
【梁雪】と【香澄】のテレパシーは続く。
【梁雪】は、
(それで、調整されたらどんな事が起きるのかな?)
と思った。
【香澄】は、
(私も君も、【解離性同一性障害】、いわゆる【多重人格】になると思うわ。
キャラクター兵器というのは色んなキャラクターになると言う事。
だから、【人格】を意図的に増やして、なれる【キャラクター】の数を増やすの。
私は前に連れて来られた時に検査して7重人格になるのが解ったらしいわ。
君は多分、2重人格か3重人格ね。
2重人格では10種類の【キャラクター・ウェポン(キャラクター兵器)】に適応、
3重人格では、100種類、
4重人格では、1000種類、
5重人格では、10000種類、
6重人格では、100000種類、
7重人格では、1000000種類、
と言った様に10倍ずつ適応する【キャラクター】が増えていくわ。
7重人格が最高レベルで、現時点で、私を抜いて17名の適応者が居るらしいわ。
【キャラクター・ウェポン】の種類は現時点で700万ちょっとらしいから、7重人格の適応者が8名いれば全てを網羅出来ると言う計算になるわね。
解ったでしょ。
それが、私が逃げられない理由。
私には戦略的価値があるの。
だから、軍は私を逃がさない。
逃げても追いかけて調整させる。
私は半分、人生を諦めているから・・・)
(そんな悲しい事言うなよ。
自分がついてるよ。
一緒に逃げないか?)
(言ったでしょ?
私は逃げられないって・・・)
(なら、自分も言っただろ。
自分も一緒に調整を受けるって)
(折角、助け船を出したのに・・・)
(君に、運命を感じちゃったんだ。
その時、逃げるって選択肢は無くなったよ)
(馬鹿な人・・・)
(馬鹿で結構だよ)
と思い合ったのだった。
その時、
「次、【相楽 香澄】、調整室へ入れ」
と言う声が。
【香澄】は、
(じゃあね・・・先に地獄へ行っているよ)
とテレパシーを送った。
【梁雪】は、
(グッドラック)
と思った。




