プロローグ編59/【神依】&【暖花】サイト0/10/リビング・ドール(LIVING DOLL)/生きた人形の暗躍
【暖花】を中心に行動をする事になった【神依】一行の前に立ちふさがるのは、【暖花】の家に不穏な空気をもたらした複数の【闇の組織】である。
大きく分けて9グループ存在し、その1つが、【リビング・ドール/生きた人形】である。
9グループ存在すると言うのは、【現実宇宙世界】と【様稀24宇宙世界】を除いた9つの【宇宙世界】である、
【神域宇宙世界】/【神格種族の宇宙世界】、
【仙層宇宙世界】/【仙格種族の宇宙世界】、
【楽園宇宙世界】/【天格種族の宇宙世界】、
【冥死宇宙世界】/【死格種族の宇宙世界】、
【魔領宇宙世界】/【魔格種族の宇宙世界】、
【幽幻宇宙世界】/【幻格種族の宇宙世界】、
【深妙宇宙世界】/【化格種族の宇宙世界】、
【特異宇宙世界】/【竜格種族の宇宙世界】、
【禁絶宇宙世界】/【絶格種族の宇宙世界】、
の9つに属する【悪党達】がそれぞれ【グループ】を作り、暗躍しているのだ。
【リビング・ドール】は、【幽幻宇宙世界】/【幻格種族の宇宙世界】に属する【組織】となっている。
つまり、【幻格種族】の加護を持つ者達が立ち上げた組織である。
【幻格種族】の加護を得た者達の特徴は元々の肉体を捨てて【リアルラブドール】や【生き人形】の様な人間そっくりな【人形器】と呼ばれる物に入っている存在であり、肉体は培養液で成人まで成長させた後、冷凍保存しており、子孫を作る時にだけ、肉体に戻ると言う存在達であり、常識から考えればかなり異質異様な存在であると言えるだろう。
『くかかかか・・・
【エルカノン・アナリシスリーゼ・芯銘架】の行方は解らないのか?』
『解らない。
全く不手際極まりない。
不甲斐ない奴らだ。
みすみす序列第1位【深何謎族】の姫君を取り逃がすとは・・・
全く何をやっているのやら・・・』
『もう、奴らには任せておけん。
我々が動くぞ。
必ずや、【深何謎族】最高の姫を捕らえるのだ。
姫は【鍵】と【扉】と共に居る。
幼き者を連れて、遠くには行けないはずだ。
草の根を分けても探し出せ』
と語り合っている。
【エルカノン・アナリシスリーゼ・芯銘架】とは何者か?
それは【暖花】と関係のある存在なのか?
【暖花】の名前は【偽名】であるし、【鍵】と【扉】とは、弟子として保護している【遙姫】と【クイドクアム】を連想させる。
【エルカノン】イコール【暖花】なのだとしたら彼女の正体は絶対権力者序列1位の家系であり、その最高とされる姫君なのか?
それは【暖花】が口をつぐんでいるから解らないが、可能性はかなり高いと言える。
何にしても敵の1つが解った。
【リビング・ドール】と呼ばれる狂人達である。
そして、【リビング・ドール】を含めた9つのグループは、【ユニオン・ナイン・エボルヴ】と言う大組織として一応まとまっては居るが、一枚岩では無いとされているのだった。
あまりにも強大過ぎる敵。
【暖花】と【神依】達に未来はあるのだろうか?
そんな敵を前に、
「ぴぎゃあぁぁぁぁっ」
「ぎゃああぁぁぁっ」
と2つの絶叫が。
【神依】と【依納】である。
無茶苦茶な事をする2人に【暖花】がブチ切れ、雷呪文でお仕置きしたのだ。
【暖花】は、
「そこになおりなさいお2人とも」
と言うと、【神依】と【依納】は
「「・・・はい・・・」」
とシュンとなる。
どうやらこの後から、力関係が逆転する様だ。
【暖花】は、
「もっとちゃんとなさってください、お2人とも」
とプンプンだった。
これを機会に、変な行動を取る【神依】と【依納】を【暖花】が攻撃呪文でお仕置きすると言う関係が確立されたのだった。
普段大人しい子がキレるとおっかないと言う事である。




