プロローグ編57/【神依】&【暖花】サイト0/08/物語を収集する旅2
突然、現れた【依納】(家を勘当されたため名字は無い)。
彼女は、
「あたしは【現実】に実在する【物語】を【本】に閉じこめた【物語本】と言うものを集めている。
あたしはな、伝説の女達を集めた【ハーレム】を作りたいと思って居るんだ。
【物語本】には100の等級があってな、下から、
【下物語】1~7、
【中物語】1~7、
【上物語】1~7、
【特物語】1~7、
【極物語】1~7、
【果物語】1~10、
【越物語】1~10、
【銘伝語】1~9、
【秘伝語】1~8、
【強伝語】1~7、
【妄伝語】1~6、
【始伝語】1~5、
【終伝語】1~4、
【無伝語】1~3、
【虚伝語】1、2、
【妙伝語】1、
って具合にな。
一般的に広まっているのは、【上物語】レベル7クラスくらいまでなんだけどさ。
その上のランクの【物語本】の美女達を集めてハーレムを作るのがあたしの夢なんだ。
ヤローはどうでも良いが、美女だけは絶対に他人に渡したくねぇんだよ。
【物語本】の見つけ方は、あたしだけが知っている秘術なんだ。
それを集めるのに協力してくれるなら、あたしもお前達に協力しようじゃないか」
と言った。
【暖花】が、
「わ、わたくしも狙われているのでしょうか?」
と身の危険を感じて言うと、
「あぁ、【依神】・・・いや、今は、【神依】か?
【神依】が何を言ったか知らないが、あたしは無理矢理しようとは思わねぇよ。
ちゃんと相手の了承を得てからしっぽりと行く主義なんだ。
って事であたしと寝てくれねぇかな、お嬢ちゃん」
と言った。
ちなみに【依納】の年齢は19歳である。
【暖花】は、
「ね、寝るだけですか?」
と聞いた。
【依納】は、
「意味、解ってないのか?」
と聞こうとして、
「あぁ、お前、ねんねか。
そう言う事はまだ早いってか?」
【暖花】は、
「わ、わたくしの家系では女は、【純潔】を求められます。
政は殿方の役目ですが・・・
女も・・・」
と言って涙目になる。
補足説明すると【暖花】の家系では女性は、ひたすら清らかさを求められる。
汚れ仕事や政治などは男性が行っていたが、訳あって、その男性が皆、殺されてしまっていて、そう言った仕事のやり手となる者が残っていないと言う緊急事態になっていた。
そのため、【暖花】は、初心だっただけでは済まされず、外に出て生きて行かざるを得なくなっていた。
【依納】は、
「ごめんごめん。
泣かせるつもりはなかったんだよ。
悪かった。
謝るよ。
ごめん」
と謝罪した。
【暖花】も、
「い、いえ、わたくしも熱くなってしまって申し訳ありません」
と謝罪した。
【神依】は、
「とりあえず、今日はもう、遅いから寝るか。
【暖花君】、悪いが、君の【ボールハウス】に【依納】を泊めてくれないか?」
と言った。
【暖花】は、
「あ、はい。
解りました先生」
と言った。
【依納】は、
「何、お前、先生なんて呼ばせてんの?」
とからかった。
【神依】は、
「良いだろ、弟子なんだから」
と言った。




