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(ファーブラ・フィクタイズム1)【クイドクアム・アケルウス】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編51/【神依】&【暖花】サイト0/02/で?何があったんだ?今、話せる事だけは包み隠さず話せ2

 【暖花】から【神依】が聞き出した話は衝撃的なものだった。

 そして、【暖花】の正体は【神依】が思っているよりもずっと上の身分だと言うことが推測出来た。

 【暖花】は、

「わたくしは、【宇宙世界の巨大樹】で、【占樹術(せんじゅじゅつ)】と言うものを行えます。

 なので、わたくしは【巨大樹】で断片的にその陰謀を知ることが出来たのです。

 ですが、敵は思っていたよりも用意周到で、わたくしの先手をとっており、わたくしは【宇宙世界の巨大樹】と離され、それ以上の情報を得ることが出来なくなりました。

 後、わたくしが解っているのは、敵となる存在は、1つでは無いと言う事です。

 複数の組織が、己の野望を果たすため、一時的に手を組んでいますが、そこは騙し合いの世界。

 いつ、出し抜き、裏切るとも解らない微妙な関係の様です。

 出来れば敵対者の全容を把握したかったのですが、そこまでは時間がありませんでした。

 敵もわたくしの力を知っていますから、迂闊には正体を現しません。

 わたくしがその気になれば、存在ごと消せるのは敵も承知のはずですから・・・」

 と言った。

 その事から彼女が序列7位以上の家系の絶対権力者だと言うのが確定した。

 なぜなら存在ごと消せる力を持つのは序列7位以上の家系だからだ。

 序列13位の家系の【神依】からすれば雲の上の存在である。

 【神依】は相手を消滅させる力はあっても存在を消せる力はない。

 【暖花】は話を続ける。

「そして、相手も9つの【宇宙世界】の加護があると考えれば、相手にも【特別な力】があると考えられます。

 この【現実宇宙世界】では、【神格(しんかく)種族】の加護を持つ家系が覇権を握っていますが、他の【種族】の加護を持つ家系も存在しているはずです。

 恐らくは、その何処かの家系とぶつかる事になるかも知れません。

 また、【神格種族】の加護を持つ家系にも裏切り者が居る可能性があります。

 現に、わたくしの行動はかなり制限されていました。

 裏で手を回して何かあったのかも知れません。

 わたくしは無力です。

 わたくしは・・・」

「解った。

 よく、話してくれた。

 そして俺っちを信じてくれてありがとう。

 約束しよう。

 何があってもお前を守ると。

 正直、俺っちは、実家の生活に飽き飽きしてたんだ。

 だが、お前の家の話を聞いて、それじゃ駄目だって思った。

 俺っちの命を賭けても良い。

 お前だけは守るよ。

 って事で真面目な話はこれでおしまい。

 こいつらが心配すると行けないからこの後はいつもの俺っちに戻るぜ。

 お前もそのつもりで相手してくれよな」

「はい、先生」

 と言うちびっ子には秘密の話をしていたのだった。

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