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(ファーブラ・フィクタイズム1)【クイドクアム・アケルウス】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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46/65

プロローグ編46/【夢魅】サイト0/07/絡んできた他の【百花少女】6

 次の瞬間、残った3名の男達もすぐに絶命した。

 みんな一様に彼女の股に挟まれ首の骨を折られての死因だった。

 男達がどんな【獣者】の要素を持っていたかは関係ない。

 どうせ、名前も覚える必要のないカス共だ。

 いちいち、他の身体のバリエーションを出して倒す必要も無いし、時間を使うのも無駄以外のなにものでも無い。

 だから、みんな同じ殺し方で殺した。

 わざわざ、この後、敵に回るかも知れない【元芽】と【茶琴】に手の内を見せる必要も無い。

 【夢魅】は、

「400円」

 と言った。

 【元芽】は、

「え?あ、400円だったな。

 手持ちがねぇんだ。

 つけて置いてくれねぇか?」

 と言った。

 【夢魅】は、

「依頼料を払わないのは敵対行為と見なします」

 と凄んで見せた。

 すると【茶琴】が、

「良いわ。

 私が立て替えておくわ。

 ちょうど小銭を持っているから。

 はい、400円。

 依頼料よ」

 と言った。

 【夢魅】は、

「ありがとう。

 じゃあ、私は、【茶琴さん】と言ったわね。

 貴女の話は聞くわ。

 【元芽】の話は聞かない」

 と言った。

 【元芽】は、

「待て待て待て、依頼したのは私だ。

 ちゃんと後で払ってやるから。

 私の話も聞けって」

 と言うと、【夢魅】は、

「踏み倒されるかも知れないから、依頼料を払うまでは話を聞かないから」

 と言った。

 と言う事になったが、一応、【夢魅】は、【元芽】と【茶琴】と言う仲間を得た事になった。

 基本的に孤独を愛している【夢魅】にとっては意外な事だった。

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