プロローグ編46/【夢魅】サイト0/07/絡んできた他の【百花少女】6
次の瞬間、残った3名の男達もすぐに絶命した。
みんな一様に彼女の股に挟まれ首の骨を折られての死因だった。
男達がどんな【獣者】の要素を持っていたかは関係ない。
どうせ、名前も覚える必要のないカス共だ。
いちいち、他の身体のバリエーションを出して倒す必要も無いし、時間を使うのも無駄以外のなにものでも無い。
だから、みんな同じ殺し方で殺した。
わざわざ、この後、敵に回るかも知れない【元芽】と【茶琴】に手の内を見せる必要も無い。
【夢魅】は、
「400円」
と言った。
【元芽】は、
「え?あ、400円だったな。
手持ちがねぇんだ。
つけて置いてくれねぇか?」
と言った。
【夢魅】は、
「依頼料を払わないのは敵対行為と見なします」
と凄んで見せた。
すると【茶琴】が、
「良いわ。
私が立て替えておくわ。
ちょうど小銭を持っているから。
はい、400円。
依頼料よ」
と言った。
【夢魅】は、
「ありがとう。
じゃあ、私は、【茶琴さん】と言ったわね。
貴女の話は聞くわ。
【元芽】の話は聞かない」
と言った。
【元芽】は、
「待て待て待て、依頼したのは私だ。
ちゃんと後で払ってやるから。
私の話も聞けって」
と言うと、【夢魅】は、
「踏み倒されるかも知れないから、依頼料を払うまでは話を聞かないから」
と言った。
と言う事になったが、一応、【夢魅】は、【元芽】と【茶琴】と言う仲間を得た事になった。
基本的に孤独を愛している【夢魅】にとっては意外な事だった。




