プロローグ編43/【夢魅】サイト0/04/絡んできた他の【百花少女】3
【元芽】は、
「私も最初は男に尽くそうと思ったよ。
だけど、私の容姿は平凡だった・・・」
と言った。
【夢魅】は、
「平凡・・・ねぇ・・・」
と言うと、【元芽】は、
「あ、お前、私の事、ブスだと思ったろ?
お前、絶対ブスだと思った」
と怒りを露わにした。
【夢魅】は、
「そうは言っていないわ」
と否定すると、【元芽】は、
「まぁ、良い、その話は置いておくとして、私は平凡な顔だったから、【百花少女】になっても普通の女にしかなれなかったんだ。
【百花少女】は【美人度】の等級がある。
上から、
USランク、
SSSランク、
SSランク、
Sランク、
Aランク、
Bランク、
Cランク、
Dランク、
Eランク、
Fランク、
と来てGランクがある。
私は、下から二番目のFランクだった。
ちなみに【茶琴】はAランクだ。
お前も見たところAランクかBランクだろうな。
問題はこのランク制度だ。
見てくれの悪い女は【百花少女】になっても見てくれの悪いバリエーションしか増えねぇ。
【整形】と違って、元々の【DNA】で決められるから美人は美人のバリエーション、ブスはブスのバリエーションになるってのが、この【百花少女】の欠点だ。
Fランクの烙印を押された私に待っていたのは【ブス専】の道しか無かった。
・・・冗談じゃねぇ。
そんな差別的な事で仕分けられてたまるかってんだ。
だから私は、【獣者】の要素を取り込んだ。
私は戦闘に特化した【百花少女】になったんだよ。
私には百の獣の力が宿っている。
私は無敵だ。
文句あっか」
と言った。
【夢魅】は、
「文句は無いのだけれどそちらの女性・・・【茶琴さん】と言ったかしら?
そちらは何で武闘派になったのかしら?」
と聞いた。
【茶琴】は、
「簡単に言えば、男が嫌いだったと言う事かしら。
そもそも、人間にあまり興味ないの。
男も女も大した事無い・・・
そう、思うと、男の相手をするのが馬鹿らしくてね。
【武闘派】の道もあるって聞いたからそっちに志願したのよね、私・・・」
と言った。
【元芽】は、
「で、あっさり私以上の力を身につけやがって・・・
ムカツクんだよお前も」
と言った。
【茶琴】は、
「でも、一番ムカツクのは一匹狼を気取る【ヨリナ】で、彼女にはそのままでは勝てないから私と組んだのよね?」
と言った。
【元芽】は、
「そう言うこった。
【ヨリナ】の奴は、噂じゃ、どこぞの【絶対権力者】のお姫様だって話しじゃねぇか。
私らを殺そうと思ったら口にしただけで可能だから、そのままじゃ全く歯が立たねぇ。
そこで、【四天王】の他の3名で組んで対抗しようって話だ。
だがよ、弱い奴はいらねぇ。
そこでこいつらを使って腕試しをさせてもらおうと思ってな」
と言った。




