プロローグ編30/【義仁】&【和至】サイト0/04/何だこの生き物は?
【義仁】は、
「何か・・・まだ、慣れねぇなぁ・・・」
とつぶやいた。
【和至3】は、
「何がだ?」
と聞くが、答えはわかっている。
【和至】の姿が起きる度に変わると言う事に慣れていないと言うことだ。
【和至】は何だか理由はわからないが、突然、夢を見ている間にサイコロを振り、1が本来の自分の男性の姿、2から6がそれぞれ別々の女性の姿になっているからだ。
【和至3】も女性の姿である。
2人はまた【夢魅】が店員に扮しているカフェでお茶をしている。
そこへ、小さな生き物が2匹通りすぎる。
子狸と子狐だ。
子狸は、転ぶ。
すると、ポンっと姿を変えてちっちゃい狸耳のメイドになった。
『いたいたぬっ』
と言う。
すると一緒に居た子狐もポンっと姿を変えてちっちゃい狐耳のメイドになり、
『だいじょうぶふぉ?』
と気遣った。
ちっちゃいメイド姿が2人とも可愛いらしい。
【義仁】は、
「何だ、この生き物は?
何か、ちっちゃくて可愛いな。
お前達、これ食うか?」
と言ってグミを差し出す。
2名は、
『ありがとたぬ』
『ありがとふぉ』
と言ってお礼を言う。
すると、
『ずるいわん』
『いいなにゃん』
『ほしいぴょん』
『おいしそうくま』
『おすそわけぷぴ』
と言う声が。
どうやら、察するに、
『ずるいわん』
と言ったのが【子犬メイド娘】、
『いいなにゃん』
と言ったのが【仔猫メイド娘】、
『ほしいぴょん』
と言ったのが【子兎メイド娘】、
『おいしそうくま』
と言ったのが【子熊メイド娘】、
『おすそわけぷぴ』
と言ったのが【子豚メイド娘】、
の様だ。
残る5名にもグミを配り、
獣人?か何かの様だが、全員ちっちゃなメイド服を着ている。
【子狐メイド娘】が、
「【あがしら よしひと】というにんげんをさがしているふぉ。
どこにいるかしらないかふぉ?」
と聞いた。
【義仁】は、
「【我白 義仁】は俺だけど、俺になんか用か?」
と聞くと、
【子狸メイド娘】が、
「しゃしんをとらせてほしいたぬ」
と言って写真を数枚写した。
【子猫メイド娘】が、
「どうがもいいかにゃん?」
と言って動画も撮って行った。
この娘達は何者か?
それは、【姫愛夢】が居る【ラスボス学校】で眠る【双子の姉妹】のお世話係の7匹メイドだった。
今回、【姫愛夢】達に頼まれて写真とか動画をこっそり撮ってきて欲しいと言われて、やって来たのだが、ちっちゃいのでうっかり見つかってしまったのだ。
ちなみに獣人タイプの【侍女】も6名ほど双子に仕えていて、
【牛侍女嬢】(爆乳女性)、
【蛇侍女嬢】(下半身蛇女性)、
【羊侍女嬢】(睡眠女性)、
【鮫侍女嬢】(下半身鮫女性)、
【鷹侍女嬢】(鷹翼女性)、
【鹿侍女嬢】(鹿角女性)、
となっている。
【侍女】の方は年頃の女性の姿をしているらしい。
メイドと侍女が地球の生き物と同じになっているのは、【義仁】の知識から【姫愛夢】が聞いていた情報を眠り続ける双子の妹、クラスナンバー1の【クアンティア】に聞かせたら、突然出現した【クアンティア】の従属存在として出て来たものである。
見た目は獣人の様でも獣人より遙かに高いポテンシャルを持つ13名である。




