プロローグ編29/【義仁】&【和至】サイト0/03/【和至】、自分自身に惚れる
【義仁】と【和至】が共に冒険する様になったが、【和至】には、【溺愛】する【妹】が居た。
ナルシストである【和至】に似ているため、【妹】の【妖太刀 和夜】が【義仁】に会って見たいと言った時には断固反対したものだった。
そんな彼に、【ボールハウス】で睡眠を取った初日に、まさかの出来事が起きた。
狭くて寝苦しいと思って起きてみると、何と、【女体化】していたのだ。
その姿を部屋に置いておいた鏡で見たとき、【和至】は自分自身の姿に惚れた。
【和至(女体化)】は、
「う、美しい・・・
何て、美しいんだ・・・」
と言う。
その声に、隣の【ボールハウス】で寝ていた【義仁】が、
「こんな夜中に何騒いで・・・
え?
あんた誰?」
と【和至】の【ボールハウス】を覗いてびっくりした。
【和至(女体化)】は、
「私だ私」
と言うが、【義仁】には心当たりがない。
【義仁】は、
「いや、あんたみたいな美人。
一度見たら忘れないと思うけど、全く心当たりない・・・
ホント、あんた誰?」
【和至(女体化)】は、
「【妖太刀 和至】だ。
気付いたら女性になっていた。
お前、何をした?」
と言った。
「え?
あんた、【和至】なの?
いや、俺は何もしてないって。
お前の方でなんかしたんじゃないのか?
心当たりとか無いのかよ?」
「そ、そう言えば、夢で六面ダイスを振った様な・・・
1が私で、それ以外の面が女性になる・・・
そんな夢で・・・
私は6を出して・・・
目が冷めたら・・・こうなっていた・・・」
「なんだそりゃ?
じゃあ、お前、サイコロを振って1出さないと男に戻れないのかよ?
何やってんだよ、お前・・・」
「知るか。
何でこうなった???」
「仕方ねぇ。
何とかそのふざけた呪いみたいのも解いて見る方法を探すぞ」
「いや、まて」
「何だよ?」
「私はこの姿を愛してしまった。
何とか私と分離して、結婚したい。
何とかならんか?」
「アホか?
自分自身なんだから結婚出来るわけ無いだろうが」
「だから分離したいと言っている。
私はこの姿の女性と結ばれたい。
愛している」
「何言ってんだ、お前・・・」
と言う夜中の珍事が起きたのだった。
数日経って理解出来た事だが、【和至】は毎回、【夢】でサイコロを振る。
1が出た場合のみ【和至】本人となり、
2から6はそれぞれ別の女性になる。
6の女性に【和至】は惚れており、結婚したいと願っている。
2から5の女性は別の容姿だが、これもかなりの美人揃いとなっているが【和至】自身は惚れていない。
だが、一旦起きると、次に寝て起きるまで、そのサイコロの目で出た姿で過ごさなくてはならないという点が非常に面倒だった。
今後、【和至】の事は、
【和至1】(本来の男性の姿)、
【和至2】(女性体)、
【和至3】(女性体)、
【和至4】(女性体)、
【和至5】(女性体)、
【和至6】(【和至】が惚れた女性体)、
で現して行く事になりそうである。




