プロローグ編26/潜む者達
【義仁】達が旅立ちの時を迎えた頃、そこから遙か彼方の先の【ラスボス学校】では11歳の少女達による恋バナが花を咲かせていた。
『っきゃぁぁぁぁぁっ。
それで?
それでどうなりましたの?』
と言うのは、【生池 古都義】だ。
【古都義】は、【姫愛夢】が、【義仁】と一緒にお風呂に入る事になった時の話をされて興奮していた。
【姫愛夢】は、
『あ、うん・・・
ボクは恥ずかしいからタオルを巻いて入ろうとしたんだ。
だけど【おにぃちゃ】はそんなもん取れって・・・』
と言った。
【古都義】は、
『それでそれで、どうなりましたの?
【朕】に聞かせてくださいませ』
と聞いてきた。
【姫愛夢】は、
『え・・・は、恥ずかしいよ・・・』
とモジモジする。
【姫愛夢】ははにかみ屋でもあるので、こういった話が少々苦手である。
それを横で聞いていた、【中岡 我唯】が、
『面白そうじゃのぅ。
【妾】も混ぜてたもれ』
と言って来て、【河下 深白】も、
『【余】も知りたいのだ。
教えてくれなのだぁ~』
と言ってきた。
また、【鈴酒 仁澄】も、
『【吾】も聞きたい、聞きたい、聞きたい。
教えて、教えて、教えてぇ~』
と加わってくる。
【姫愛夢】と【我唯】と【深白】と【古都義】と【仁澄】は、クラスの美少女トップ5であり、仲良し5名組みだった。
ちなみに、美少女トップ5と言うのは眠り続けている双子の姉妹を抜いた数である。
【姫愛夢】の実力はクラスナンバー3であり、実力ナンバー1とナンバー2はその双子である。
【ファーブラ・フィクタ神話】のラスボス【クアンスティータ】とその双子の姉であり兄でもある【クアースリータ】を思わせる名前で、名前を【クアンティア】(妹)と【ディアクアス】(姉)と言う。
この世に顕現する時、【ファーブラ・フィクタ神話】から、その姿を模倣したとかしないとか。
【クアンティア】は、【クアンスティータ】と同じく【量】を司る絶対的物量を誇る7つの【真本体】、4つの【側分体】、【様稀24宇宙世界】の【レベル下】の【宇宙世界】の存在?の依代となる17の【他別体】、【様稀24宇宙世界】の【レベル中】と【レベル上】の【宇宙世界】の存在?の依代となる13の【様違体】の合計41体の身体(普段は41の身体では無く1つの身体になるが最大41体に分裂する)を持つとされる【複合多重生命体?】でナンバー1、
【ディアクアス】は、【クアースリータ】と同じく【質】を司るどんな些細な力も含む、様々な力を極限まで高める力を持つ質とされる様々な要素を持つとされるナンバー2、
だが、この双子はあまりにもパワーがでかすぎて、【ラスボス学校】でのダウンサイジング状態でさえ眠り続けなければならない状態になっている。
5名はこの眠り続ける双子に時々話しかけたりしている。
眠りながら少し反応するのが楽しい様だ。
このクラスの課題はこの双子を活動出来る様にする事である。
また、5名の最近の話題はもっぱら【義仁】の事ばかり。
【義仁】と会ったことのない4名も【義仁】の事が気になって仕方なかった。
【義仁】の近くに顕現する時は是非会いに行きたいと思っていたのだった。
だが、5名とも本体の力は次元違いである。
そのまま行けば、【義仁】を消滅させかねない。
だから行けないのがもどかしかった。
そのため、【義仁】を思って切ない気持ちでいる【姫愛夢】と感覚がリンクしていたのだった。
愛しているとは言わないまでも他の4名も【義仁】に対して想像を膨らませて恋していると言っても過言ではない状態だった。
それが、他のクラスメイトや下級生にも伝わって、問題視されていたのだった。
そこで、ダウンサイジングする必要のない【浅級生】168名の中から誰かが【義仁】の事を見てくる事になろうとしていた。
【浅級生】にとっても憧れの5名が気になっている【義仁】なる存在を確認するだけで感謝されるとあって誰が行くかで揉めていると言った状況だった。




