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Another World Online(通称:AWO)  作者: バモス
第二章 CROSS社契約編

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101/133

第48話 青晶洞、第一次探索

 翌日。


 銀行での仕事を終えた俺――上塚賢吾は、帰宅してからいつもの順番で夕食と風呂を済ませた。


 昨日、冒険者ギルドから《北東上流・青晶洞》の一次調査結果が届いた。


 暫定推奨レベルは十二から十五。内部調査率はまだ十四%で、第一分岐より奥はほとんど分かっていない。


 確認されている魔物は《ブルーケイブバットLv.12》と《クリスタルスライムLv.12》。


 さらに、青晶鉄鉱は周囲の魔力を微弱に吸収する性質を持っているにもかかわらず、洞窟内部の魔力濃度は上昇を続けている。


 十分から十五分ほどの間隔で聞こえる低い音と、それに合わせて上昇する魔力濃度。


 原因はまだ不明。


 俺たちが受けた依頼は《青晶洞・第一次探索協力》。


 目的は第一分岐周辺の地形確認、魔物の分布調査、青晶鉄鉱の追加試料採取、そして異常魔力がどの方向から来ているのかを確認することだ。


 深部へ進む必要はない。


 むしろ、依頼書には深部への進行は非推奨と明記されていた。


 だから今日は、探索して、生きて帰る。


 それでいい。


 翌日の仕事の準備まで終えた俺は、VR機器を装着した。


《リアルコンディションチェックを開始します》


《睡眠状態:良好》


《栄養状態:問題なし》


《水分状態:問題なし》


《体温:正常範囲》


《身体活動:良好》


《フルダイブ可能》


ジョウゴ「よし。ログイン」


 視界が暗転し、意識がAWOへ切り替わった。


◇◇◇


 銀麦亭の一階へ下りると、ミナ、カイト、レントはすでに準備を終えていた。


ミナ「ジョウゴ、おかえり!」


ジョウゴ「ただいま。準備できてる?」


カイト「いつでも行けるぞ」


レント「装備確認も終わっている」


 俺も自分の装備を確認する。


 主武器《星月》。


 予備武器《鉄刀・試作四号》。


 回復薬。


 水。


 携帯食。


 ロープ。


 ランタン。


 予備油。


 採掘道具。


 そして、バルガから預かった《魔力検知板・改》。


 問題なし。


 そこへ。


バルガ「待て!」


 やっぱり来た。


ジョウゴ「何?」


バルガ「これ!」


 バルガが小さな布袋を差し出す。


 中。


 細い。


 金属杭。


 数本。


ジョウゴ「何これ?」


バルガ「目印だ」


レント「目印?」


バルガ「洞窟の分岐に刺せ。微弱な魔力を流すと光る」


 一本。


 取り出す。


《魔力標識杭》


《簡易探索補助道具》


《設置地点記録機能あり》


《微弱発光機能あり》


ジョウゴ「便利だな」


バルガ「昨日作った!」


カイト「一晩で?」


バルガ「こういうのは簡単だ!」


ジョウゴ「武器じゃない時は普通に便利なんだよな」


バルガ「どういう意味だ!」


ミナ「褒めてるんじゃない?」


バルガ「ならいい!」


 いいのか。


バルガ「それと青晶鉄鉱!」


ジョウゴ「必要量だけ」


バルガ「三個!」


ジョウゴ「依頼優先」


バルガ「二個!」


ジョウゴ「減った」


レント「交渉を覚えたらしい」


カイト「成長してる」


バルガ「一個でもいい!」


ジョウゴ「分かったから」


 そこまで言われたら、依頼分とは別に安全に採取できるなら一つくらい持ち帰ろう。


 無理はしないけど。


◇◇◇


 シズナを出発。


 北東草原。


 以前歩いた道を進む。


 青露草の群生地を越え、青鉄砂を最初に見つけた小川へ出る。


 さらに上流。


 草原から丘陵地帯へ。


 昨日ロッククラブと戦った川辺を通過する。


 今日は魔物の姿はない。


 そのまま進み、蒼色鉱脈が露出している場所へ到着した。


 そして。


 その先。


 岩壁の隙間。


《北東上流・青晶洞》


《暫定推奨Lv:12~15》


《内部調査率:14%》


《転移設備:未設置》


《深部危険度:不明》


 入口。


 以前より。


 少し。


 整備。


 されている。


 冒険者ギルド。


 注意看板。


《第一分岐以降・調査依頼受注者のみ進入可》


《単独探索非推奨》


《異常を確認した場合は即時撤退》


 俺は全員を見る。


ジョウゴ「確認。今日は第一分岐周辺まで。深追いしない」


カイト「了解」


ミナ「うん」


レント「問題ない」


ジョウゴ「危険を感じたら依頼途中でも戻る」


カイト「分かってる」


 よし。


ジョウゴ「行こう」


◇◇◇


 洞窟。


 一歩。


 入る。


 温度。


 少し。


 下がる。


 外。


 光。


 すぐ。


 弱くなる。


 でも。


 真っ暗。


 ではない。


 岩壁。


 青い。


 結晶。


 点々。


 淡く。


 光っている。


ミナ「綺麗……」


レント「見惚れるな」


ミナ「分かってるよ」


 ランタン。


 点ける。


 青い光。


 橙色。


 光。


 混ざる。


 俺はバルガから借りた《魔力検知板・改》を取り出す。


 中央。


 結晶。


 薄い。


 青。


《周辺魔力濃度:通常値比132%》


カイト「最初から高いな」


ジョウゴ「昨日より上がってる」


ミナ「私も分かる。外より濃い」


 身体。


 悪影響。


 今。


 ない。


 システム警告。


 なし。


 進む。


◇◇◇


 最初の百メートル。


 何も。


 いない。


 先遣隊。


 通った。


 跡。


 ある。


 壁。


 小さな。


 目印。


 地面。


 足跡。


 さらに進む。


 その時。


レント「上」


 即座。


 止まる。


 ランタン。


 上。


 向ける。


 天井。


 青い。


 影。


 いくつも。


《ブルーケイブバットLv.12》


《ブルーケイブバットLv.12》


《ブルーケイブバットLv.13》


《ブルーケイブバットLv.12》


カイト「四体!」


 バサッ!


 一斉。


 飛ぶ。


ジョウゴ「カイト!」


カイト「任せろ!」


 前。


 盾。


 構える。


 一体。


 突っ込む。


 ガンッ!


 カイト。


 盾。


 斜め。


 構える。


 衝撃。


 流す。


カイト「おっ!」


ジョウゴ「前よりいい!」


カイト「練習したからな!」


 昨日。


 話した。


 盾。


 受け流し。


 少しずつ。


 使えてる。


 俺。


 星月。


 抜く。


 コウモリ。


 速い。


 飛ぶ。


 不規則。


 普通。


 追う。


 難しい。


 でも。


 追わない。


 来る。


 ところ。


 待つ。


 視線。


 向き。


 翼。


 角度。


 軌道。


 読む。


 一体。


 俺。


 向かう。


 来る。


「そこ」


 横。


 一歩。


 星月。


 斜め。


 斬る。


《ブルーケイブバットLv.12》


《HP:0》


 軽い。


 星月。


 振り抜き。


 速い。


 そのまま。


 戻す。


レント「《クイックショット》!」


 矢。


 飛ぶ。


 二体目。


 翼。


 貫く。


 墜落。


カイト「おらっ!」


 剣。


 叩く。


 二体目。


 消える。


 残り。


 二。


ミナ「《ホーリーライト》!」


 光。


 洞窟。


 照らす。


 コウモリ。


 怯む。


ジョウゴ「今!」


 俺。


 踏み込む。


《横一線》


 斬。


 一体。


 撃破。


 最後。


 Lv13。


 上。


 逃げる。


レント「逃がさない」


 弓。


 引く。


 矢。


 放つ。


 命中。


 落ちる。


 カイト。


 止め。


《戦闘終了》


ミナ「思ったより速かった」


ジョウゴ「狭い場所だと面倒だな」


レント「上も警戒し続ける必要がある」


カイト「首痛くなりそう」


◇◇◇


 さらに。


 進む。


 そして。


 地面。


 透明。


 青。


 何か。


 動く。


ミナ「スライム!」


《クリスタルスライムLv.12》


 二体。


 身体。


 半透明。


 内部。


 青い。


 結晶。


 浮く。


ジョウゴ「魔法耐性高いんだったな」


ミナ「私は補助する!」


カイト「物理なら俺たちの出番!」


 一体。


 跳ぶ。


 カイト。


 盾。


 受ける。


 ベチャッ。


カイト「うおっ!」


 盾。


 張り付く。


カイト「取れない!」


ミナ「カイト!」


カイト「待って、これ盾食ってない!?」


レント「たぶん溶かしてはいない」


ジョウゴ「動くな!」


 俺。


 近づく。


 星月。


 通常。


 刃。


 入れる。


 スッ。


 思ったより。


 柔らかい。


 でも。


 内部。


 結晶。


 硬い。


「芯がある」


レント「見えた」


 矢。


 結晶。


 狙う。


 カンッ!


 ひび。


 入る。


 俺。


 続ける。


《片手平突き》


 直線。


 突き。


 結晶。


 貫く。


 パキン!


《クリスタルスライムLv.12》


《HP:0》


 液体。


 光。


 消える。


 盾。


 解放。


カイト「助かった……」


ミナ「盾大丈夫?」


カイト「耐久二%減っただけ」


ジョウゴ「張り付きが面倒だな」


 二体目。


 今度。


 接近。


 させない。


 レント。


 矢。


 牽制。


 俺。


 横。


 回る。


 内部。


 結晶。


 位置。


 変わる。


 スライム。


 動く。


 度。


 芯。


 移動。


 する。


「面白いな」


カイト「楽しんでないで倒せ!」


ジョウゴ「分かってる」


 見切る。


 結晶。


 止まる。


 一瞬。


 そこ。


 突く。


 撃破。


《青晶粘液×2》


《小魔石×1》


ミナ「青晶粘液?」


ジョウゴ「素材っぽい」


カイト「バルガ喜びそう」


ジョウゴ「何でもバルガに持っていく流れになってない?」


レント「実際喜ぶだろう」


 否定。


 できない。


◇◇◇


 進行。


《青晶洞・第一次探索協力》


《地形調査:32%》


《魔物分布調査:40%》


《青晶鉄鉱試料:未採取》


《異常魔力方向調査:18%》


 まだ。


 第一分岐。


 前。


 少し。


 進む。


 すると。


 壁。


 青い。


 筋。


 増える。


 魔力検知板。


 光。


 強く。


《周辺魔力濃度:通常値比147%》


ミナ「上がってる」


ジョウゴ「ああ」


 そして。


 ゴォォォォ……。


 低い。


 音。


 洞窟。


 奥。


 響く。


 同時。


 魔力検知板。


 青。


 強く。


 光る。


《周辺魔力濃度:通常値比163%》


カイト「一気に上がった」


レント「音と同期している」


ミナ「魔力が流れてくる」


 ミナ。


 目。


 閉じる。


 方向。


 探る。


ミナ「前……少し右」


レント「第一分岐の右側か」


 俺。


 マップ。


 見る。


 先遣隊。


 確認。


 第一分岐。


 右。


 未調査。


 左。


 未調査。


 音。


 右。


 可能性。


 高い。


《異常魔力方向調査:51%》


 やっぱり。


 システム。


 反応。


 した。


◇◇◇


 やがて。


 広い。


 場所。


 出る。


 先遣隊。


 記録。


 第一分岐。


《第一分岐》


 左。


 通路。


 少し。


 下り。


 右。


 通路。


 奥。


 青い。


 光。


 強い。


 中央。


 壁。


 鉱脈。


《青晶鉄鉱脈》


バルガ「採ってこい!」


 声。


 頭。


 浮かぶ。


「……」


カイト「どうした?」


ジョウゴ「バルガの幻聴」


ミナ「言いそう」


レント「確実に言う」


 でも。


 依頼。


 採取。


 必要。


 俺。


 採掘槌。


 取り出す。


ジョウゴ「周囲警戒お願い」


カイト「了解」


 コン。


 コン。


 強く。


 叩かない。


 鉱脈。


 表面。


 少しずつ。


 割る。


 青い。


 鉱石。


 落ちる。


《青晶鉄鉱×1》


《品質:普通》


《蒼鉄系成分:高》


《魔力蓄積性:中》


《魔力伝導性:高》


《周辺魔力吸収性:微弱》


 もう一つ。


《青晶鉄鉱×1》


 そして。


 三つ目。


《青晶鉄鉱×1》


ジョウゴ「三つ」


カイト「バルガの最初の要求数」


ミナ「結局叶ったね」


ジョウゴ「二つ依頼用。一つ余れば研究」


レント「妥当だな」


《青晶鉄鉱試料:達成》


◇◇◇


 そして。


 異常魔力。


 方向。


 確認。


 右。


 通路。


 入口。


 まで。


 近づく。


 魔力検知板。


 強い。


 青。


《周辺魔力濃度:通常値比171%》


 星月。


 腰。


 反応。


 鍔元。


 青月石。


 微か。


 振動。


《魔力調整核》


《外部魔力反応を検出》


《自動蓄積:微量》


「……え?」


 俺。


 表示。


 見直す。


《自動蓄積:微量》


ミナ「どうしたの?」


ジョウゴ「星月が勝手に魔力吸ってる」


「え?」


 全員。


 見る。


《蓄積魔力:91%》


 少し。


 待つ。


《蓄積魔力:92%》


カイト「増えた」


レント「青月石だけではそんな機能はなかったはず」


ジョウゴ「ああ」


 魔力調整核。


 周囲。


 魔力。


 直接。


 吸収。


 する。


 設計。


 してない。


 でも。


 ここ。


 魔力濃度。


 高い。


 さらに。


 星蒼導流鋼。


 伝導。


 高い。


 青月石。


 蓄積。


 する。


 条件。


 重なって。


 自然。


 流入。


 してる?


ミナ「危なくない?」


ジョウゴ「分からない」


 なら。


 止める。


 俺。


 星月。


 鞘。


 外す。


 魔力調整核。


 遮断。


 手動。


 設定。


《魔力経路:遮断》


《外部魔力流入:停止》


 止まった。


ジョウゴ「よし」


カイト「便利だけど怖いな」


ジョウゴ「意図してない機能だからな」


 バルガ。


 報告。


 必要。


◇◇◇


 右。


 通路。


 中。


 見る。


 青い。


 結晶。


 増えている。


 そして。


 奥。


 暗い。


 その時。


 ゴォォォォォ……。


 また。


 音。


 今度。


 近い。


 地面。


 僅か。


 震える。


ミナ「今の……」


カイト「振動したよな?」


レント「ああ」


 魔力検知板。


 急。


 光。


 強く。


《周辺魔力濃度:通常値比198%》


「二倍近い」


 俺。


 一歩。


 下がる。


 そして。


 右。


 通路。


 奥。


 何か。


 光る。


 青。


 光。


 ではない。


 黄色。


 二つ。


 並ぶ。


「……」


 レント。


 弓。


 構える。


レント「目だ」


 黄色。


 二つ。


 ゆっくり。


 上。


 動く。


 高い。


 人。


 目線。


 より。


 かなり。


 上。


 そして。


 システム。


 表示。


《???》


《Lv:??》


 カイト。


 盾。


 構える。


 でも。


 俺。


 手。


 上げる。


ジョウゴ「戦わない」


 依頼。


 深部。


 非推奨。


 相手。


 レベル。


 不明。


 俺たち。


 Lv12。


 理由。


 ない。


ジョウゴ「撤退」


カイト「了解」


ミナ「うん」


レント「後退する」


 走らない。


 背中。


 完全。


 向けない。


 ゆっくり。


 距離。


 取る。


 黄色。


 目。


 追って。


 こない。


 ただ。


 暗闇。


 こちら。


 見ている。


 そして。


 ゴォォォ……。


 低い。


 音。


 もう一度。


 響く。


 俺。


 確信。


 する。


「……あれか」


 音。


 発生源。


 少なくとも。


 かなり。


 近い。


《異常魔力方向調査:100%》


《発生源候補を確認しました》


《深部大型反応を検出》


 十分。


 これ以上。


 いらない。


ジョウゴ「戻る!」


◇◇◇


 第一分岐。


 離れる。


 途中。


 クリスタルスライム。


 一体。


 遭遇。


 でも。


 すぐ。


 撃破。


 さらに。


 ブルーケイブバット。


 二体。


 レント。


 先に。


 発見。


 戦闘。


 回避。


 入口。


 光。


 見える。


 そして。


 外。


 出る。


 空。


 明るい。


 俺。


 息。


 吐く。


ミナ「帰ってきた……」


カイト「結局、あれ何だったんだ?」


レント「分からない」


ジョウゴ「分からなくていい」


カイト「え?」


ジョウゴ「今はな」


 情報。


 持って帰る。


 それ。


 俺たち。


 仕事。


 倒す。


 依頼。


 じゃない。


 だから。


 これで。


 成功。


《《青晶洞・第一次探索協力》進行条件を達成しました》


《帰還して冒険者ギルドへ報告してください》


◇◇◇


 シズナ。


 冒険者ギルド。


 俺たち。


 すぐ。


 報告。


 地図。


 魔物。


 青晶鉄鉱。


 魔力濃度。


 第一分岐。


 右。


 そして。


 大型反応。


受付職員「レベル表示が出なかった?」


ジョウゴ「はい。《???》でした」


受付職員「交戦は?」


ジョウゴ「してません」


 受付職員。


 明らか。


 安心。


 する。


受付職員「正しい判断です」


 提出。


《青晶鉄鉱×2》


 残り。


 一個。


 研究用。


 許可。


 出る。


 そして。


《《青晶洞・第一次探索協力》完了》


《依頼評価:S》


《青晶洞内部調査率:14%→27%》


《第一分岐までの安全情報を更新しました》


《深部右経路:危険度再調査中》


《大型未確認反応あり》


カイト「二十七%」


レント「まだ四分の一程度だ」


ジョウゴ「十分」


 急ぐ。


 必要。


 ない。


◇◇◇


 銀麦亭。


 戻る。


 そして。


 入口。


 開ける。


バルガ「鉱石!」


ジョウゴ「ただいまより先にそれ?」


バルガ「鉱石!」


 俺。


 収納。


 一個。


 出す。


《青晶鉄鉱×1》


 バルガ。


 受け取る。


 目。


 輝く。


バルガ「工房!」


ジョウゴ「待て」


バルガ「なんだ!」


ジョウゴ「先に報告」


 俺。


 星月。


 外部魔力。


 勝手。


 吸った。


 話。


 する。


 バルガ。


 止まる。


「……何?」


 そして。


 表情。


 変わる。


 素材。


 見つけた。


 喜び。


 ではない。


 鍛冶師。


 研究者。


 顔。


バルガ「設計してねぇ機能だ」


ジョウゴ「ああ」


バルガ「魔力調整核単体じゃ起きなかった」


ジョウゴ「ああ」


バルガ「なら環境側だ」


レント「洞窟の魔力濃度が高すぎる?」


バルガ「可能性はある」


ミナ「青晶鉄鉱も関係してる?」


バルガ「それを調べる」


 バルガ。


 鉱石。


 握る。


 そして。


 今度。


 静か。


 言う。


バルガ「工房だ」


ジョウゴ「今日は?」


バルガ「簡単な確認だけだ」


「……」


 俺。


 全員。


 見る。


 ミナ。


 笑う。


 カイト。


 肩。


 すくめる。


 レント。


 頷く。


ジョウゴ「じゃあ短時間だけ」


バルガ「よし!」


 こうして。


 青晶洞。


 第一次探索。


 終了。


 俺たち。


 深部。


 入らなかった。


 大型反応。


 戦わなかった。


 でも。


 分かった。


 洞窟。


 奥。


 何か。


 いる。


 そして。


 そいつ。


 いる。


 方向。


 魔力。


 濃い。


 低い音。


 鳴る。


 度。


 周囲。


 魔力。


 増える。


 さらに。


 その濃い魔力は。


 星月。


 魔力調整核。


 勝手。


 満たした。


 これは。


 武器。


 問題。


 なのか。


 洞窟。


 特殊。


 なのか。


 それとも。


 あの。


 暗闇。


 黄色い目。


 持つ。


 何か。


 関係。


 しているのか。


 次。


 調べる。


 べきもの。


 また。


 一つ。


 増えた。

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