冒険者あるある…?
「大変申し訳ありませんでした!!!!!」
翌朝、チェルヴォニさんは開口一番土下座だった。
「あはは、いいんですよ、冒険者には珍しい飲み方じゃないでしょう」
昨日はシアがチェルヴォニさんを担いで連れ帰った。チェルヴォニさんの宿がわからなかったので私達のオジーサの宿まで引きずった、宿は基本的に人よりも部屋単位でお金を取っているので問題ない。
「チェルヴォニさん……いや、チェルヴォニ。私に負けちゃいましたねえ?!あんなに大口叩いて!」
そう、私は飲み比べに勝ったのだ。ズルしたけど。
「はい…返すことばもございません…」
「あっ、そういえば支払いもなんだかんだ私達が建て替えてますね」
シアがしれっと追撃する。
「一応確認でお聞きしますが…いくらでしたっけ?」
「ツノガメ3匹分くらいですかね。」
「ヒッ…アヤちゃん…かなり飲んでましたもんね………………」
ツノガメ3匹くらいって言うとだいたい金貨15枚、この街で慎ましく暮らすなら半年は余裕くらいの額である。
「はい…………あの………そのですね………今ですね……持ち合わせが…その…あるにはあるんですが……払うと今日の晩ごはんすら怪しくて…その…」
「チェルヴォニさん、ずいぶんと高そうなもの背負ってますよね!」
「すみませんでした!荷物持ちでも何でもやります!!貴方達の冒険にお供させてください!!ホラ!私強いですよ!どうです!」
「アヤ、そのへんにしといてあげなよ。」
「ウーンわかったよ、チェルヴォニさん、願ってもない申し出ですよ!よろしくお願いしますね」
「ありがとうございます!酒には負けましたが魔物には負けません!期待していいですよ!」
通常チェルヴォニさんのような一人で活動してる冒険者はずっと一人という訳ではなく、ときどき他のパーティとお雇いで組んだりたりするのだ。
「頼りにさせてもらいます。よろしくお願いします。」
シアも嬉しそうに言う。仲間(?)が増えるのは嬉しいことだ
ニャーでもワンでもなんでもいいです…感想ください!!




