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「まあ本人がちゃんと反省してるんならいっか。多分完成は30分後ぐらいだね」


「30分!そんな早いのか!」


「ここまでの物を作るのなら月単位…いや、年単位でもおかしくないはずだが…!」



俺は一応少し釘を刺すように言ってから切り上げ、製作時間を告げるとモニクァの王子とドロウィンの王子が驚く。



「人数を増やせば余裕余裕。って事で、ちょっと行ってくる」



すぐ戻ってくるから…と、俺は家に作業する兵を召喚するために馬車で一旦帰り…そしてすぐまたトルツの大使館的な建物へと戻った。



「ただいま」


「ん?早いな。まだ5分しか経ってないぞ?」


「今で6分だな。指示を出しに行っただけなのか?」


「そうそう。だからすぐ戻るって行ったじゃん」


「…それにしても…」



俺が応接室に戻るとドロウィンの王子が時計を見ながら驚いたように言い、トルツの王子が聞くので肯定するもワウシャープの王子は微妙な感じで笑いながら呟く。




…それから30分後。




「お。できたみたい」


「なんと!もうか!?」


「…アレから30分も…早い…」


「楽しい時間はあっという間ですものね」



王子達との雑談中に俺が報告するとモニクァの王子が驚くように確認するとワウシャープの王子も驚きながら呟き、王女が残念そうに…名残惜しそうに返す。



「じゃあ…はい、コレ」


「うむ!ありがたい!」



俺は召喚した兵から受け取ったハルバードや幅広で足と手に付けれるブレスレット…



カチューシャに軽鎧のようなチャック式の袖のないメタルジャケットをモニクァの王子に渡すと喜びながら受け取る。



「ほう…ヒルミィ殿はハルバードか」


「うむ!突いてよし、斬ってよし、叩いてよし、と槍と斧の利点を持ち合わせているからな」



トルツの王子が意外そうに言うとハルバードを使っている理由を話す。



「でも重くない?」


「ふはは、そこは鍛えているからな。…しかしコレはまるで小枝のように軽いな…この大きさで重さをほとんど感じぬ」



俺の問いに王子は笑いながら腕力で解決してる事を返すと俺が渡した武器を持ちながら驚きながら呟く。



「まあ魔法鍛法の技術を全てぶち込んだ集大成で、まさに技術の結晶だからね…はい」


「うむ」



俺は適当な感じで理由を話しながら今度はドロウィンの王子に身の丈ほどもある幅広の大剣を渡した。



「ギルバート殿は大剣か。それも身の丈ほどもある剣とは珍しい」


「盾にも使えますからな。いざと言う時は身体を張って敵を食い止め、民を逃がす時間を稼がねばなりません」


「あとコレ」



モニクァの王子の発言にドロウィンの王子が理由を話すので俺はシンプルで細いサークレットと…



後はモニクァの王子に渡したのと同じ形状の防具を渡す。



「…しかしヒルミィ殿のより質量があるこの大剣でさえ重さはまるで棒切れのようだ」


「じゃあ次、ハイ」


「…感謝する」



大剣の重さを確かめる王子を無視して今度はワウシャープの王子に細身の剣を二本とモニクァの王子と同じ防具を渡した。

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