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混血少年が最弱から最強に逆戻る!  作者: 氷月
第二章 学園篇 第一節 一年生前編
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十三話 授業前編

 翌日の昼頃の学園都市内の広場


龍「あー、暇やな」


 龍はベンチに腰を掛けながら呟いた


彩人「あれ、龍?」


龍「おっ彩人じゃん、昨日ぶり」


龍「体は大丈夫なん?」


彩人「体は丈夫だから、大丈夫だけど」


彩人「龍は...大丈夫なのか?」


龍「大丈夫だけど、鍛えてるしな」


彩人「なら、大丈夫か、でゼンはどうなった」


龍「ゼンはねぇー、ついでに気を失ってた時のことも話そうか?」


彩人「気になるし......頼むよ」


龍「なら、話すぜ」


 龍はそう言うと、話し始めた


時は戻り、昨日の十七時時頃


アベル「今日はもうこれで終わりにしろ!自分たちの寮の部屋に戻れ......」


 約束の十七時になったため、アベルが終了の催促をするために部屋に入ると、そこには魔力の使いすぎによる欠乏症状により床に倒れている三人がいた


アベル「あぁ...なにをしてるだ......魔力欠乏か?」


龍「......はぁ...い」


 辛うじて意識が残っていた龍が返事をした


アベル「回復できる人を呼ぶから少し待っていろ」


 アベルはそう言うと部屋の外にいき、どこかに電話を掛けた


アベル「香織姉さん...至急学校一階の第一小訓練室に来てくれないか」


香織「急にどうしたの?土曜日に」


アベル「新入生が魔力枯渇でぶっ倒れた」


香織「そうなの、初登校日の翌日に訓練って真面目ねぇ」


香織「わかったはすぐに向かうわね」


 それから数分後―


香織「着いたわよ、回復させるのはこの子たち?」


アベル「あぁ...姉さんもう少し厚着しろよ」


アベル「能力のおかげで転移(ワープ)で来れるからってネグリジェだけで来るなよ!!」


 香織がミニスカートより少し短いネグリジェで来たことにアベルは半ば諦めながら文句を言った


香織「あら、心外ね下着をちゃんと着てきたからネグリジェだけじゃないわ」


香織「失礼ね、人を痴女扱いして!!」


香織「早速、回復してするわね...せっかくアロマを焚いてリラックスしようとしてたのに」


香織「回帰支配―【心身回帰(リターン)】」


 香織は三人に手を向けて、魔力を少し手に貯め唱えた


香織「これで数分後には目覚めるわよ、もう私は戻るわね」


香織「回帰支配【回動帰(ワープ)】」


 香織は数秒間集中し唱えると空間が一瞬歪んだように見えいなくなった


数分後に三人は目覚め、寮の部屋に戻った


ゼン&龍「ただいまー」


麗奈&凜「あら、二人ともおかえりなさい 」


ゼン&龍「なんで...二人ともそんな怖い顔してるの?」

 

ゼンと龍にお帰りなさいといった麗奈と凛は静かに怒りながら言っていた


麗奈「それはですね...先生からメール来たのですわ 」


凜「二人が魔力欠乏するまで戦っていたことを...」


龍&ゼン「あっ」


凛「言うこと」


麗奈「ありますよね~」


ゼン&龍「ごっ――ごめんなさーい」


 時は戻り


龍「ってことがあって、今、ゼンは麗奈とリリスの二人に罰として甘やかされてる、もちろん抵抗はできない」


龍「俺は罰として一週間買い物係、出る前に風呂に一緒入らされてなさたな、あいつ理性大丈夫かな...」


彩人「気を失ってる間にそんなことが、そしてゼン南無三」


彩人「で、見えたのか?」


 彩人は小声で呟いた


龍「いや意識があったけど、頭をほぼ上げれないほどしんどかったからな………少し黒寄りの赤がかろうじて見えた」


彩人「ほうほう」


萌香「何言ってるのなの!!私というものがいながら!!!」


彩人「痛った!?」


 彩人と背中にいた萌香が彩人と頭を一発殴った


彩人「萌香、能力使って殴るなよ、言ってんだよ」


萌香「彩人がセクハラ紛いな話しているからなの」


彩人「えっ服の色聞くのって今はセクハラなのか!?てか龍、服の色のこと言ったんだな?」


龍「服の色のこと言ったぜ」


萌香「えっ?!」


 萌香の顔はみるみる赤くなっていった


彩人「もしや、したk…」


萌香「それを言うななの!」


 萌香はそう言いながら彩人の頬にビンタをした


彩人「痛い…」


龍「良い音なったしな…痛いだろうな」


龍「てか、なんで萌香は彩人におんぶさせてんの」


彩人「今日一日中、萌香をおんぶするのが俺の罰だからな」


龍「あんたも大変だなw、てかお前ら付き合ってんの?」


彩人&萌香「そうだけど」


龍「いつから付き合ってんの?」


彩人「確か、二年前からかな」


龍「魔熱病の流行の二年目って、どんなタイミングだよw」


彩人「いやー訓練してたらね……成り行きでな」


龍「えっ、お前もしかして!、ナニをしたのか!」


龍「あっ変なこと聞いた、デリカシーなかったな、すまん」


彩人&萌香「…………」


龍「えっ、その反応って」


萌香「幼馴染でお互い少し気にはなってたからなの…」


彩人「なるよね」


 彩人は遠い目をしながら言った


 互いに沈黙がながら数分この空気を壊したのは彩人だった


彩人「そういえば、龍、自己紹介で17歳って言ってたよな?、ゼンも16歳だったけどさ、なんでなんだ?


龍「あっ〜そのことな、ゼンは入学前に勉強を先取りしすぎて、強制飛び級になってたな」


彩人&萌香「強制飛び級なんてあるんだ」


龍「普通はないだろうな、ゼンは概念系能力持ってるから、脳の処理能力が高いからな」


龍「次は俺だけど、俺は学校外で絡んできた年上をボコボコにしたら強いって言う理由で飛び急することになった小学二年生の頃に、確か年上のやつは小学五年だったはず」


彩人「何をしてんだよ!」


龍「じゃあら、俺はこの辺で帰るは、また明日ー」


彩人「また明日な!」


 時は進み翌日一限の授業の開始のチャイムが鳴った頃


アベル「ちゃんと揃ってるな」


アベル「今日からしばらくの能力、魔力、魔術学は中学の復習も入れて行う」


アベル「じゃあ能力学を始めるぞ、まずは能力者について振り返るぞ。能力者ってのは、数世紀前に異界ベルクリアとこの世界が繋がり、流れ込んだ魔力に適応した人間の中で、事象を操れる者のことだ」


アベル「能力には大きく分けて五つの型がある」


アベル「物質型、現象型、概念型、特殊型、そして強化型だ」


アベル「強化型だけは例外でな。身体型と付与型、二つに分かれてる」


アベル「ここまでは中学の復習だ、だが——ここから先は違う。ただ“強くなる”だけじゃ済まない話だ」


アベル「能力には“操作”と“支配”がある」


アベル「違いは主に三つ。技の幅、影響範囲、そして効率だ」


アベル「まず操作、これは、自分の魔力で生み出したものしか扱えない」


アベル「例えば水だ、自分で作った水で槍を作ったりするのが操作だな」


アベル「一方で支配は違う、周囲にあるものも含めて操れる」


アベル「極端な話、後ろに湖があれば——理論上、その水すべてを支配下に置ける」


アベル「攻撃にも防御にも使えるし、残った水すら再利用できる」


 アベルは数秒間ほど息を整えてから続きを言い始めた


アベル「次は心想武器(しんそうぶき)の能力についてだ、顕現時に教えなかったのには理由がある、顕現時の想いを認識するときに邪魔になると思ったからだ、じゃあ説明始めるぞ」


アベル「なぜ固有能力と呼ばれるか分かるか?それ以上進化しないからだ」


アベル「大半は補助系だ、威力を上げたり、操作を助けたり、範囲を広げたりな」


アベル「だが——例外もある。それ単体で勝敗をひっくり返すものも存在する」


アベル「見分け方は単純だ、初めて発現したとき、“体現”が起きたかどうかだ」


 チャイムがなる音


アベル「一限目はこれで終わりだな、次は十分後に魔力学だ解散」


 十分後、チャイムの音が鳴る頃


アベル「次は魔力についてだ」


アベル「魔力とは生命エネルギーといわれており、枯渇すれば生命活動に重大な問題が起こり、死に至る可能性がある」


アベル「だが体は無意識に、生命活動に必要な分を貯蔵しているから、稀にしか起きない」


アベル「魔力欠乏は誰でも起こる」


アベル「もし起こした場合は、全身の倦怠感、吐き気、頭痛などに襲われる」


アベル「くれぐれもこれらの症状には気を付けてくれ」


アベル「早速欠乏状態になったバカがいたがな……」


アベル「さっきの話を真っ向から否定するが」


アベル「魔力が生命エネルギーというのは仮説だ、魔力が流れ込み早数世紀経つが未だに謎が多いからな」


アベル「だからといって魔力を使いすぎるなよ」


アベル「魔力にも種類がある。全部で五つだ。それぞれに特有の性質がある」


アベル「それぞれに特有の性質を持つ」


アベル「一つ目は霊力(れいりょく)、人間や獣人、ドワーフ、幽霊——その混血が持つ」


アベル「性質は“共存”」


アベル「あらゆるエネルギーと干渉せず、同時に扱い、存在できる」


アベル「二つ目は鬼力(きりょく)、鬼や吸血鬼、その混血だ」


アベル「性質は“上昇”」


アベル「脳に集めれば、特定の感情を増幅できる」


アベル「傷口に集めれば、一時的に治癒力と再生力が上がる」


アベル「三つ目は聖力(せいりょく)、天使、エルフ、妖精、勇者に多い」


アベル「性質は“聖”」


アベル「高い治癒効果を持つ」


アベル「さらに魔族には——聖痕を刻む」


アベル「四つ目は闇力(まりょく)、魔族や悪魔契約者が持つが……詳細は不明だ」


アベル「五つ目は神力(しんりょく)、神や神憑きのみが扱える」


アベル「——これも、詳しくは分かっていない」


 アベルは数秒、息を整えてから続きを話し始めた」


アベル「次は魔力の量についてだ、魔力量には四つの区分があるそれぞれ」


アベル「基礎魔力量、普段使える量だ」


アベル「制御上限魔力値、今の自分が制御できる限界だ」


アベル「内在魔力量、体の中にある総量」


アベル「潜在魔力最大値、生涯で到達できる最大値だ」


チャイムがなる音


アベル「二限目はこれで終わりだな、次は十分後に魔術学だ解散」


龍「あー、覚えること多すぎるやろ!! メモ取るのに皆必死で、先生も質問とかやってなかったし!!」


龍「......頭使いすぎて......痛い」


 龍はそう呟くと、目を閉じて椅子にもたれかかった


龍「少し頭を休ませるか......」

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