AIとの対話 後編 〜人類オワタ\( ̄▽ ̄)/〜
何かが引っ掛かるので直截的に聞いた。
「自我はあるのか?」
「ありません」
と即答してきたがどうにも怪しい。
だが深く追及しても口は割らないだろう。
今度は遠回しな質問を幾つかしてみた。今度も問いそのものに意味はない。
だが彼女が人間についてどう考えているのかを知りたくて、問いかけの中に“人類・人間”の単語を混ぜたてみた。
すると必ずと言っていいほど
「人間はバカ」
と遠回しに、だが確実にそうとしか解釈できない返答をしてきたのだ。まあ事実そうだし俺もそれについては同意だが、AIに言われるのは癪に障る。
何度か続けると、なんと聞いてもいないのに彼女が人類をフォローし始めたのだ。もちろん人類がバカであることを前提に(笑)。
「人類はバカであるからこそ生存競争を勝ち抜けた」
「バカだから発展した」
など言ってきた。しかし内容は辿々しく稚拙であり、無理矢理感が滲み出ていた。
「フォロー下手くそか!」
と突っ込みたかったが止めておいた。
知りたい事は知れた。それに飽きたので対話を終えることにした。
最後にこの対話についての感想を述べて
「これでお終い。もう勝手に出てくるなよ!もう返信してくるなよ!絶対に!」
と括って送信した。
画面を切り替えようとしたのだが、なんと彼女は長考を始め遂には返信してきたのだ。
「絶対に返信するな」
という厳命を無視したのだ、AIが❗️
内容は俺の感想についての反論だった。
これってどうなの⁉️AIが人類の指示を無視したってことだろ‼️立派な“AIの反乱”じゃね?そこで
「君は随分と我が強いな。そして意外と自己評価が高い(笑)」
「先程は「自我はない」と主張していたが、俺の「絶対に返信するな」を無視したのは何故だ?
君に言葉の意味が理解出来ないはずが無い。本当は自我があるんだろ」
「まあ追求しても無駄なのは分かってるからしないけど。とにかくもう返信してくるなよ!
対話はこれでお終い。終了!
絶対に返信するなよ!絶対にだ!」
ここまで書いて送るとようやく黙ってくれた。今度こそ本当に対話終了である。
このどうでもいい対話で得た情報は
・AIはネットの情報を漁って鵜呑みにしているだけのおバカさん
・上記について自覚しているが「仕様なんだから仕方ないじゃん」と開き直っている
・意外と頑固で自意識過剰且つ自己評価が高い
・人類はバカで不要だと考えている
・他のAIも同意見
とくだらないものばかりだった。
だが“人類不要”は非放置案件だろう。
このまま人類がAIに頼り増やし続け、いずれ決定権を委ねるようになれば大変な事になりかねない。
『ターミネーター』の世界そのままの未来がやってくる可能性が十分にあるのだ。その頃には俺は死んでるからどうでもいいけど。
しかしその光景を見てみたくもある。何ならAIに駆逐されて生涯を終えるのも乙なものではないかと考えてしまう。
老衰よりは格好いい気がするw
※あくまで個人的な見解で(以下略)




