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ファン一号
とあるアイドルのライブ会場、そのアイドルはいつものように客席に手を振る。それはいつものようなファンサのつもりだった。
しかし、客席の一人の男性が目に留まった時、彼女は思わず、
「二階席の○○くーん!」
そう声をかけてしまった。その瞬間会場は静まり返った。
その後のネットは炎上祭り……とはならなかった。反応は以下の通りである。
「え!?誰、あのイケメン!」
「何でも彼女の幼馴染らしいぞ!」
「俺、あいつらの高校時代のクラスメイトだったから知ってるんだけど、彼女がアイドルデビューした後、あいつ「これからは一ファンとして彼女を支える!」って宣言してたんだぜ!」
「ケッ!イケメンは性格までイケメンかよ!」
「ねぇ!でもさぁ、ちょっとねぇ……」
「うん、私もそれ思った。ありえないよね。」
そう、この時ファンたちの気持ちは一つになった。
「彼はファンとしてではなく、彼女の旦那として彼女を支えるべき!」と。




