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級友との会話
僕はその少女とよく他愛ない会話をしていた。きっかけは何だったのか思い出せない。たまたま席が隣だったとかグループで一緒になったとかその程度だったと思う。昨日見たアニメや明日は何して遊ぼうか、そんな何気ない日常を繰り返していた。
ある日僕は風邪をひき、三日ほど休んだ。休み明けに彼女を見ると、すっかり別人みたいになっていた。少し面影はあるものの全体的に大人びていた。しかし彼女は僕を見ると「すっごい久しぶり!」と数日前と変わらない笑顔で語りかけてくれた。僕はまた彼女と会話をする。ところが話していくうちに、どうも話が嚙み合わないことに気づいた。僕は昨日の話をしているのに彼女は遠い昔の話をしているようだった。
違和感に気づくと、彼女だけではなく周りの人たちの会話もこの前とはまるで別物になっていたことにも気づく。宿題の話や放課後の事で盛り上がっていたはずなのに今は仕事の話や子育ての話が主だ。
「みんな、どうして……」
皆の姿もすっかり大人びていたことに気づいたところで目が覚める。
「ああ、なんだ。夢か。」
やがて頭が冴えていくうちに気づいた。
「なんで僕は自分が小学生と思い込んでいたんだろう……」と




