↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2人の海  作者: MILK


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/19

第8話 誕生日

7月10日は私とリサの誕生日。


誕生日は毎年一緒にお祝いするのが恒例行事。

それが、私達の夏が始まる合図。




今年は、高級お寿司屋さんでランチをして、

自分たちでケーキも買って、

プリクラも撮って

夜はリサの家でパーティーをする予定。



誕生日会には、和希は来たことない。

分かってるから、今日は気楽にリサの家に行ける


9日から日付が変わったすぐ

7/10 0:00

「お誕生日おめでとう。

早く年追いつきたいのに、

どんどん離れてくなよw」


とLINEがきた。祝福してるのか、

おばさんをバカにしてるのか。


「ありがと。私も好きで離れてってる訳じゃないんやけども。。」



でも覚えてくれてて、1番にLINEをくれた事が嬉しかった。

日付が変わるの待ってたんやろな。

と思った。


「今日リサんちくる?」

「いかーん。水入らずで楽しんで」


「良かった」

「良かったて何やねん」


「いや、ホントに良かったw」



念のため確認したら、やっぱりこないみたい。


私の子供も行くし、リサの家族いるし

会いたいけど、今日は全然こなくていい。

私がテンパってしまう。



もうあれから、2ヶ月が過ぎた



−−−−



リサと年1の高級ランチ。

すごく美味しくて、昼間からお酒も飲んで

2人で祝福しあった。


こういう友達がいる事の幸せさを実感し

リサの事は、絶対失いたくないと思った。


どれだけ舞い上がっても

和希の事は絶対に口を滑らせないように気をつけた。


花火とクラッカー、ケーキを買い

楽しむ準備は万端。


夕方になり子供達も学校から帰ってきて

シンも帰ってきた。



「おめでとう、おばさん達」

と言って

シンが私とリサに小さな花束を

2つ買ってきてくれた


「ありがと~そーゆうとこ好き」私が言ったら

「私も」とリサも照れながら言った



リサの花束の方が少し大きめ。


こういう夫婦いいな〜

と心から思える理想の夫婦。



「言っとくけど、私らがおばさんって事は

シンもおじさんやからな」と言ったら


「最近のおばさん達はいや〜ね〜

ムキになっちゃって」

と子供達に言われ、みんなで笑った。



大人だけで飲み会する事が多いけど

子供達がいる世界はそれはそれで楽しい。



ケーキにロウソクをつけ、電気を消して

リサの子供がピアノをひいてくれて

それに合わせてみんなでハピバの歌を歌った。


「おめでとう〜」バーーンとクラッカーがなった


「ありがと~」と言いながら2人で

ロウソクを吹き消した。


シンがシャンパンを空けてくれた。

子供達もオシャレなグラスに

シャンパンジュース。


「おめでとー」 乾杯


ザ・お誕生日会


こういう普通の幸せでいい。

これ以上は何もいらない。そう思った。



−−−−




明日も学校があるので、早めのお開き。


リサがタクシーを呼んでくれた

「はーい、じゃあ今からよろしく〜」



「リサ、シンありがと~。

ちらかしてごめんな〜」

と言いながら食器をシンクに運んでさっとだけ

片付けた


「いい、いい、置いといて〜

洗い物はシンがやるから」


「え俺?」

「今日は何の日?」

「はい。やらせて頂きます」


普段は偉そうにしてるけど、けっこう言う事も聞くタイプ。

リサの事を大事に思ってるんやなーと

要所要所で伝わる。



「忘れ物ない〜?」

「オッケー!ありがと~お邪魔しました〜」

「バイバーイ」「バイバーイ」

「おやすみ〜」


玄関のドアを開けようとした時、

玄関のドアが空いた。

えっ自動扉?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。