↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2人の海  作者: MILK


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/19

第13話 告白

昨日のドラマのような

私の取り合いを思い出して

ニヤニヤが止まらない。

これだけでしばらく生きていける。




これ、ガチでされる女の子いるのかな?

作られた世界でしか見たことがない。


私は和希にとって

大事な人か、、



和希は不器用で真っ直ぐ。

そして恋愛には奥手。



「好き」と言う言葉は聞けなかったけど

「大事な人」という言葉が出たのは嬉しかった。



−−−−



昨日は、あれからタクシーに乗せられ家に帰った。


和希は店に戻り、

それからは何も連絡きていない。



きっと今頃、思い出して恥ずかしくなっているだろう。

酔ってて何も覚えてない事にされそうな気もする。


本当に録音したかったー






とりあえず、私は仁君にLINEした。


「昨日はありがとう。そして、、ごめん。

顔大丈夫?腫れてない?」


「いや、全然大丈夫!

でも、まさか殴られるとは思ってなかったからビックリした。笑」




「それは、私も。手が出る人やとは思ってなくて

めちゃビックリした。

本当にごめん」


「いや、俺が言い出した事やから、

真子さんは悪くないやん、、笑」



「まぁ、それはそうやけど。

てか、仁君めちゃ演技力あるな。笑 


普通に役者になれるんちゃう。

顔怖かったし、セリフ覚えてきたみたいに

スラスラ言ってたし

ドラマ見てるみたいやった。」



「さすがに演技だけでは、あそこまで感情出すの

無理やろ!」



「え?」



「俺、ずっと好きやったから。真子さんの事。


気付いてなかった?」


イケメンはサラッとすごい事言う。

これは自分に自信がある人が言うんやろな。


和希からは一生聞けなさそうな言葉。



「はいはい。いつもみんなにそんな事言ってんの?

女の子が喜ぶ言葉事典とか持ってるん?笑」



「そう取られると思った。


俺いつもそう思われがちやけど、でも本当。

ずっと好きやった。

何回か告白しようとしたけど、真子さんは

ずっと彼氏いたから。諦めてた。」



突然の告白に戸惑った。



「えーーそうやったんや。

実は私も、

あの頃、仁君の事いいなぁって思ってた。

でも、いつも女の子に囲まれてたから、諦めてた。」


どさくさに紛れて私も告白した。



「えっ?そーなん」仁君もビックリしてた。



「じゃあ、俺ら両思いやったんや。」



「両思いって久々に聞いた。可愛い。

気づかんかった?

私、結構えこひいきしてたけどな〜笑」


「それ、先生としてあかんやつー笑」



「仁君がいる時はオシャレして行ってた」



「俺はなるべく真子さんの授業取れるように

時間調整してた。」


「そうやったんや!確かに他の子より、

よく会った気がする」



「俺が、あの時、勇気を出せてればよかったな。」



「うん。そしたら私の人生も変わってたかも。」



−−−−




「離婚したのは知ってたし、

だから、昨日誘ってくれて、ワンチャン?

と思ってめちゃ嬉しかった。


まさか、あんな感じになるのは思ってもなかったかど笑」



「私は、気分転換に使おうとしただけで、

何か、ごめん笑」



「笑。気分転換にでもなんでも、色んな男の人の中から、俺を選んでくれてありがとう。」



「いえいえ。

私の中では、和希に忘れるのに匹敵するのが

仁君しかおらんだから。」




「あのさ、、、

俺ら、これから、始めるの無理かな?」



(え?まさかの?そういう展開?

嬉しい。けど和希が、、)


少し返信できずにいたら、追いLINEがきた。



「今はあいつの事で頭いっぱいやよな。ごめん。

気にせんといて」


「いや、無理とかじゃなくて、、、

ちょっと時間ちょうだい」



「分かった。いい返事待ってる。

どっちにしても言ってな。一生待ちぼうけになるから。笑」


「うん。そうする笑  ありがとう」




えーーーなに? 私、モテ期きた?

もうすぐ死ぬのかな?

怖くなってきた。


仁君は絶対モテるはず。

昨日の会話からも女の子には困ってなさそう。


わざわざバツイチ、子持ち、年上の私にしなくても。

しかも仁君は、私の元旦那も知っている。




何か裏があるのか?

ロマンス詐欺か?

お金を騙しとられるのか?


色んな想像が膨らんだ。



けど、塾のバイトをしてた時の甘酸っぱい感情が蘇ってきて、無下にはできなかった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。