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89.変身?いいえ違います

弟子入りが決まった三人にプレゼント。「これは貸すだけだから。正式に内弟子になったら。もっと大容量で多機能なのをあげる」といい含めておきます。見た目は左腕につける安っぽいアクセサリーですが。アイテムボックスの簡易版プラスアルファの機能が付与されてます。


学校から来たジャージ姿の三人と合流。「挨拶はあとで、とりあえず修行を始める」というと、エレナ達私服の三人は「「「「装着。”J”」」」と声を出し、変身。ジャージに着替えます。これは、実は変身ではなく、装備換装魔法。アイテムボックスに入ってる装備に換装するだけで、パワーアップなどしない。”J"はジャージを指定しただけ。


でも、学生組は食いついてる。君ら、日本のアニメ好きだもんね。日曜日の格闘魔女っ子とか大好きだと思っていたけど。やはり。目を輝かせてるけど。「話し合いと紹介は後で」とダメ押し。「強化魔法や体力回復魔法は禁止」と言ってマラソンを開始させます。


アラサー組は半分も行かずにリタイア。君ら、体力なさすぎ。


エレナと学校組みは完走したものの。息が荒い。


「今日はここまで。クールダウンの仕方を教える」と言って事後の軽いストレッチをさせます。これで筋肉をなだめた方が回復が早いし、こむら返りとかの危険も減少。


そのまま、シロを拾ったやしろに移動。人払いと防音の結界を張り。飲み物を出してやり。各自自己紹介タイム。アラサー二人が大魔導師の弟子と聞き、学生たちが期待の目で見てますが。そんな、良いものじゃないから。単に術式と運用が古いだけだから。


そして当然、質問が来ます。「あの腕輪って変身アイテムですか?」


「違います。小型アイテムボックスと、換装魔法の複合で。高速で着替えているだけです。パワーアップとかありません」と言うと少しがっかり。でも、欲しそう。


「この術式は外部には秘密なので。欲しければ、秘密厳守のギアスにかかってもらう必要があります」。君たちは米国への報告義務があるから無理ですよ。


でも欲しそう。迷っていたアルマとアイナが相次いで。「ギアスを受けます」と表明。


「それ受けると。帰ってからの報告もできなくなるけど」と答えたら。


「報告はニナに任せます」と押し付けた。


ニナ困惑。自分も欲しいのに、面倒な報告まで押し付けられたら貧乏くじ。


結局、全員がギアスを受け入れることになりました。三人を送り込んできた米国魔法界が涙目の気がしますが。ま、いいか。そのほうが、いろいろ楽だし。


ということで会社に移動。ギアスをかけてから工場に移動。工房を公開。また、ヤミやシロ達の自己紹介と案内に続き。今回は新施設を公開。


工房の空間の半分以上が遊んでるので。ここに訓練スペースと休憩宿泊施設(大浴場付き)を設置してみました。


「次の訓練からはこちらを使います」と宣言。


術式訓練を他人の目が有るところでやれないので。この訓練所は必要だった。と、考えよう。決して、面積あたりの料金が割安になるからと思って、大き過ぎる拡張空間を買ってしまい、後悔していたわけではない。


弟子たちは。全員、お風呂に入ってから帰っていった。

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