第107話 防波堤
ある日
彡(゜)(゜)「寒いと思ったら雪が降っとるわ」
( ゜∋゜)「滑走路が滑りやすくなるから気をつけないとな」
上空
( ゜∋゜)「敵の戦車部隊を確認」
彡(●)(●)「よっしゃ、カノン砲で一掃したる」
ズダダダダボス……ボス………ボス
彡;(●)(●)「なんや!?弾が不発や!故障か!?」
(; ゜∋゜)「寒さでカノン砲が凍りついてる!」
彡;(●)(●)「なんやと!!」
(; ゜∋゜)「このままでは戦闘の続行は無理だ、基地へ引き返そう」
彡;(●)(●)「くっ……敵が目の前におるというのに………」
彡;(●)(●)「なんたる不甲斐なさや!」
その後、寒冷対策を施し再び飛んだ
( ゜∋゜)「前方の村の中に敵戦車を発見!」
彡(●)(●)「ドイツ人の村を好き勝手に走りおってからに、一掃したる!」
彡(●)(●)「ガーデルマン、カノン砲はいけそうか?」
( ゜∋゜)「大丈夫だ、爆弾は使わないのか?」
彡(●)(●)「あの村には逃げ遅れたドイツ人がおるはずや」
彡(●)(●)「同胞を爆撃するなんてゾッとするわ」
( ゜∋゜)「分かった、敵は隠れているが外すなよ」
彡(●)(●)「誰が外すかい!!」ズダダダダダダダダ
( ゜∋゜)「さすがだな、敵の戦車部隊の沈黙を確認」
彡(●)(●)「よっしゃ!この調子でどんどん殲滅したる!」
それからもワイは飛び続け、戦車を見つけては破壊していった
それでも数多の敵兵士や兵器が洪水のように祖国に押し寄せる
どんなに戦果を上げても防ぎ能わず
ワイらはしょせん石礫であり、押し迫る水流を僅かに阻害することしかできない
共産主義者どもの魔の手はドイツ、いや、ヨーロッパ全土に及ばんとす
敵は次々と同胞を殺し、侵略し、ドイツと言う名の防波堤を破ろうとしている
彡(゜)(゜)「だからと言ってへこたれるヒマなぞない」
ワイは最期まで戦い抜いてみせる
やるべきことは最後の瞬間まですべてやりたい
後になってなぜやらなかったと後悔なんてしたくない
彡(゜)(゜)「皆、同じ思いで戦っとるはずや」
彡(゜)(゜)「ワイはそうであると信じとる」




