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決着!

遅れてごめんなさい!!!

色々忙しくてなかなか書けませんでした・・・

忙しいのは片付いたのでこれからはいつものペースで更新していきますのでよろしくお願いします!


いや、本当にお待たせしました。

 「まだだ、まだ!」


 「しぶといわね、なに?ゴキブリの生命力も融合してるの?」


 「優理よ、攻撃の手を緩めるな。確実に相手の力を削っているはずだ」


 「ええ、害獣にかける慈悲はないわ」


 「調子にのるなよクソガキが。毒さえなければ貴様なんぞ・・・!剣の力で勝ててるだけの人間のクズが!貴様の力なんぞ本来オレたちに遠く及ばないだろ!借り物の力で勝てているだけ雑魚が!」


 「え〜?なに〜?聞こえな〜〜〜い?私、負け犬になんてなったことないから負け犬の言葉なんて分からな〜い」


 「貴様ッ!」


 「はっ!借り物力で勝ててるだけ?その力を振るう為に今、この場に立ってアンタに立ち向かっているのは他の誰でもないこの私よ。クリカラを使っているのも私、死ぬかもしれないという恐怖に耐え、勇気を持って立ち向かっているのは私!それに死にそうだらって負け惜しみ?ダッサ!」


 「それの減らず口を黙らせてやる!」


 「さっさと来いよ」


ユボーガはこちらに走ってくるが今までと違う動きを見せた。


両手を地面に突き刺し、力を込めて土塊を弾き飛ばした!


 「ッ!」


私に飛んでくる土塊をクリカラで弾き飛ばしたが接近する隙を作ってしまった。


 「死ね!」


両前足が襲い掛かり鋭爪が迫る、蛇腹剣を絡めている暇はない。


後ろに下がれば尻尾による追撃が来る!なら、前に回避する!


前方にローリングで回避した後伸ばしていたクリカラのワイヤーを戻し普通の剣に戻す。後右足を斬ろうとしたが流石に学んだのか懐に入られたの察知してユボーガはバックステップで距離を取った。


 「クリカラ!アイツボコボコにする!」


 「承知した!」


逃げたユボーガを追い、走って距離を詰める。


距離を詰めた私に対してユボーガは前足を振り下ろしてくるが横に飛んで回避して追撃の噛みつきはジャンプして踏んづけて更に上に行く。


 「ッ!」


空中でクリカラを下に突き刺す構えをとり、剣を大きくした後ユボーガの口を上から刺し地面に押し付けて下顎と地面がキスした。


まるでハンバーガーのピックのようにクリカラで地面に固定されたユボーガは目の前に降りた私を睨みつけた。


 「クソが!離せ!」


 「さて、ラッシュの時間よ」


クリカラが収納魔法を発動し、私の手には金属バットが握られていた。


 「その歯、その鼻、その顎、全て粉砕する!」


バットを握りしめ、全力で振りかぶりユボーガの前歯にぶち当てた。


ガキィンン!!!と金属の当たる音が響くと金属バットが少し凹むとユボーガの前歯は砕けた。


 「ガァアアア!!!」


 「痛かったら手を上げてねー!あ、手なんてないか!」


砕けた歯はすぐさま再生して元通りになる。


 「やっぱ私、作るより壊す方が性に合うわ!」


再生した歯をすぐさま砕いて、鼻っ柱を全力でバットを振り下ろして粉砕するとグシャリと何かが潰れる音がした。


 「オラ!オラオラ!」


叩いても潰してもすぐさま再生してくる、それをまた叩いて潰してめった撃ち。


それを繰り返す!


 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」


 「グキャアアアアアア!!!」


私のラッシュ攻撃に堪らずユボーガは悲鳴をあげた。


 「オォオオラァアア!!!」


最後の一撃であるフルスイングを鼻っ柱に叩き込むとクリカラを巻き込んで大きく吹っ飛んだ。


え、私こんな力出せるんだ・・・こわ。


あの巨大をこの細腕と金属バットだけでやったの?カレンから貰った薬の力だけじゃらないわよねこれ。


ま、いいや。ぶっ飛ばせる力があるなら文句は無いしむしろありがたい。


 「クソガァ!なんてことしやがる!」


 「汝は魔獣、罪ありき!人のこと殺そうとしてきた奴に私は一切の躊躇いはないわ。それよりもその鼻大丈夫?」


 「あ!?」


 「治ってないけど」


 「なっ!?」


ユボーガはその前足を鼻に当てて確認するとその鼻は歪んだままだった。


それはつまり再生に必要な呪力が底をついたということ!


 「グッ!」


ユボーガは膝をつき、回る毒とぐちゃぐちゃになった鼻の痛みに耐えかねるのか歪んだ表情をしている。


 「ようやくね、あといくつ殴ればいいのかと思ってたけど案外軟弱だったわね」


 「クソが、クソが!クソが!!クソガァ!!!!!あのお方から貰った力をよくもこんな風にしてくれたなぁあ!」


 「安心しなさい、そいつもすぐに地獄に送ってあげるから。クリカラ!最後はでかいの決めるわよ!」


 「ようやく剣らしい事ができる!さあ、やるぞ!」


ユボーガと共に吹き飛んでいたクリカラが念動魔法でこっちに戻ってくると捕まえて正面に構え直す。


クリカラに魔力を注いで形を変えていく。


形は大きく、姿はそのまま。片手剣から大剣に、大剣から特大剣に。


 「全ての魔力を注いだわ、これで決める!」


片手剣の大きさだったクリカラは全長8メートルの特大剣に形を変えた。この大きさなら、あの魔獣を一刀両断できる。


大きさこそ、変わったものの重さは少し重くなったくらいで軽々振り回せそうだ。やはりこれも女神の力なのだろうか。


正面に構えていたクリカラを頭の上に持ち上げ振り下ろす体制に入る。


 「これで終われ!」


刃をユボーガに向けて振り下ろし、トドメに入る。


(バカが!最後の最後で油断しやがった!オレも限界が近いが最後の力を振り絞ればあの遅い特大剣の振り下ろしなんて回避できる!その隙をついて接近し、あの間抜けずらをぶち抜けばオレの勝ちだ!)


刃が振り下ろされユボーガに命中しようとしたその時、ユボーガは崩れていた膝を無理矢理動かして横っ飛びに回避した!


 「なっ!」


剣は空振りして地面に突き刺さる、そしてユボーガはこちらを睨みつけ迫ってくる!


 「やっば!」


 「最後の最後で油断したな!戦いの経験がちがうんだよぉお!これで死ね!」


ユボーガは跳躍しその鋭爪を出しこちらに向けた。


 「ひっ!」


やばい、終わった、回避できない!


 「死に晒せや!」


その鋭い爪が迫り私を貫こうとしたがあと少しというところでその腕から血が溢れ出る。


 「な!?何が起こった!?」


 「体、よく見てみなさいな」


 「ッ!?」


ユボーガの体にはワイヤーと刃が巻き付いていた、血が出たのはそれらで巻きついた刃が食い込んだ為だった。


 「テメェ!もう魔力は使い果たしたはず!」


 「あら、敵の言葉を信じちゃうなんて随分お利口さんなのね。こちとらゲームで散々駆け引きしてきてんのよ、油断すると負けるなんて数え切れないほど味わってきたわ。私の演技に騙されてまんまと突っ込んできてくれてありがとう!これが最初っからこれが狙いよ、お馬鹿さん!」


 「貴様ぁあああああああ!!!」


クリカラ特大剣にした後、最後の魔力を使い蛇腹剣に変化させ後ろからユボーガを絡め取り拘束したのだ。


さっきまでの焦りや怯えは全て演技、弱いフリしてれば誰だってチャンスだと思うわよね。


 「さて、どうする?逃げれば刃が食い込んで全身ズタボロになって死ぬ、近づいたらそのまま私がアンタを倒す。選ばせてあげるわ」


 「貴様を殺す!」


 「勇敢と蛮勇の違いを教えてあげるわ」


雄叫びを上げユボーガは最後の抵抗をしてくる、迫り来る鋭爪を回避すると顎下に潜り込み下顎に全力の膝蹴りを放つ!


 「オラァ!」


 「ぐぅ!」


それを受けてユボーガは空中へと舞う、そのまま天に昇ろうとしたが食い込んだワイヤーと刃がそうはさせなかった。


 「さあ、フィニッシュタイムよ!」


 「や、やめ!」


膝蹴りで受けた上に行く力と私がクリカラを引っ張ることで生まれる下へ向かって行く力、それを受けるユボーガは更に刃を食い込ませる事となり血が溢れ出てくる。



 「地獄の花が何色か、その目でしかと見てきなさい!」


最後に力一杯引くとワイヤーと刃によって細切れとなったユボーガの血が咲いた。


血戦華が見事に咲いた。


 「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏。外道、悪鬼吠えようとこの世に栄えた試し無し。閻魔の膝下赴く刻、手前に討たれしと告げるがいい。ま、あの世で閻魔によろしく!」


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