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魔剣使いの悪役令嬢。  作者: ユキア
第2章 雨より冷たき者

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冷たき雨

 「お前死んだな?」


 「……ああ。」


 「魔剣は稀に人を食う。それも、つぇーやつをな。」


 「私は、強くなど………いや、それよりも何故お前がここに?お前は確か……死んだはず。」


 「生きてちゃわりぃか?」


 「いや、良かった!生きててくれて…………」


 クローディアは涙ぐむ。


 「…………」


 「でも、何故ここに?ここは危ない!早く逃げてくれ!」



 「…………なんでここにってか?そりゃあ……」


 「?」


 「オレが、お前の敵だからだろ?」


 「!?」


 雨粒が腕に刺さる。


 「ぐあっ?!」


 ★★★★★



 「ななさん!」


 スグがななを気遣う。



 「みんな、東へ撤退!殿は私が務める!」


 「そんな!ななさん1人じゃ!」


 「うるさい!黙っていけ!!」


 雨は強くなってゆく。


 「ッ!もー!なんなのよ!この雨……!」



 「ななさん!すみません!先にいきます!」


 別の隊員のアーズがそう言って東へと走る。他の隊員もそれについてゆく。ななは殿を務めなんとか敵の攻撃に当たらないように戦う。ななから攻めることはない。代わりに相手の攻撃を受け流すのに力を入れる。


 「はっ!舐められたもんだね!」


 敵の1人がななに魔剣で切り込んでくる。ななはなんとかそれを受け止めて受け流す。


 「くっ!ぐあっ?!」


 しかし、昨日の傷が傷んで押し負けてしまったのだ。吹き飛ばされるなな。


 「口ほどにもないね!」


 敵がななを仕留めようと剣を振りかぶった。ザクッ。血しぶき当たりに飛び散った。


しばらくお休みします。すみません。これからもよろしくお願いします。

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