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魔剣使いの悪役令嬢。  作者: ユキア
第1章 戦闘女の恋心

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死にゆく女

 

 「ななはお前のことが好きなんだよ!」


 「「?!」」


 「ななは入隊した頃からお前が好きだった。だから俺も手を出さないでいたのに……お前はっ!」


 「…………好き?どういうことだ?」


 「クラウス、いや、馬鹿男!お前は気づかなかったのか?!」


 「馬鹿女。お前にとやかく言われる筋合いなど……」



 「「ある!」」


 ニックとクローディアは同時に抗議していた。


 「だ、大体、なながお前を好きなら私はお前に告白などしなかった!」


 「ななはお前を傍でずっと支えて来たんだぞ?!それをコロッとクローディアと付き合うなんて許されるわけないだろ?!」



 「…………これは俺が悪いのか!?」


 「「悪い!!」」


 「私も悪いが鈍すぎるお前も悪い!」



 「クローディアの言う通りだ!鈍すぎる!」


 「……そうか、では、俺はどうすれば?」


 「いや、追えよ!」


 「私も行く。ななに悪い事をしてしまった。」


 こうしてななを追うことにしたのだが……。


 「見つかったか?!クラウス!」


 「いや、いないな。」


 「たく、どこいったんだよ!?」


 クローディア、クラウス、ニックはななを探すがどこにもいない。


 「おい、これみろよ!」


 ニックが応接間で何かを見つけた。


 「これって……遺書?」


 「そう見たいだな。」


 「そう見たいだな。じゃねーよ!早く見つけないと!」


 「どうやら死にたいみたいだ。一人で魔獣討伐に行くらしい。」


 「「一人で?!」」


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