第二章2
「おい、ナーガ。
なに和に手出してんだよ。」
な展開になりましたけど、癒しである乃愛も恐いので、意味ねー…
「黙れ、雷獣。
……なんだそこの茶髪。」
んー?会長が俺見て茶髪っていってるよ?
でも俺茶髪じゃ…茶髪ですね、はい。
「瑞樹…馬鹿。」
和が会長に膝カックンの…
「行く。どいて…」
親衛隊の子にガードさせーの…
「しね!」
最後に会長にしね!宣言しーの…
俺救出してくれました☆
「馬鹿瑞樹。」
「ごめんってば。」
なんて話をしてたんですけど…
「瑞龍ってバレるぞ。とくに蓮さんは勘が鋭いんだから。」
「分かってるけど…」
「会長にガン飛ばすのなんて神つきのチームと瑞龍だけなんだから。
簡単にガン飛ばすんじゃねー…」
「ごめんって」
まさか聞かれてたなんてねぇ。
しかも…
「和…?瑞龍…って…」
乃愛に!!
バレたーー!あーー!!
「つまり…瑞樹が瑞龍ってことだ」
簡潔に和がバラした。
簡潔過ぎやしないか?
「ふぅん…」
…あの…見ないで…
じーっと見つめるな!乃愛ァァァ!!
萌え死ぬから!!←
「眼鏡…ダサい地味。」
悪かったね!
死力…間違えた視力フツー!
コンタクト?…できるけど、学校ではしません。
クイ
………ん?
何か…何か…何か…
ボヤけてる!!
あ、眼鏡!
乃愛に取られた!…ってか咥えてる…!
やめんか!!
(瑞樹の眼鏡を口で取った乃愛。)
「ちょ、返して!」
「やっ…」
「かわいっ…じゃなくて返してってば。」
あ、危うく可愛いといいかけた!
「……」
「え。ちょ、乃愛ぁぁ!?」
ヒョイと抱えられて…
連れてかれました~ッ!
助けて~…
連れて来られたのは、風紀室。
え、何…
「そーちょー…瑞龍連れてきた~…」
おぉぉぉぉいぃぃ!!
「アン?
…そいつが瑞龍?
ソイツ、今日ナーガにガンつけてた奴じゃねーか。」
バラすなぁぁ!!
「あはは…」
もう笑うしかないよねっ!
「…?瑞樹….?」
イキナリ狂ったように笑出したから、俺のこと心配してくれるのね。
アリガト。
「瑞樹…?
…!お前、全親衛隊総隊長桃神 瑞樹!」
「総隊長…」
暴露たァァァ…
もういいや…どーでも。←なげやり
「瑞樹…」
「ん?ってうわぁ!」
イキナリ壁に押し付けられました。
…な、なんかヤバいですか?
「瑞樹、好きな人いるの?」
じーっと見つめながら言って来る乃愛。
…恐い。殺気が……
「い、いや。居ないけど…」
「そ…」
あれれ?応えた瞬間殺気が消えたよ~?
…何故?(心当たり無い)