↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
601/638

601話 大掛かりな女体化魔法なのです。

基本二日置きの更新(18時)とさせて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

「フセルコ。なにか方法があるのか?」




「……ある。……だが、時間が必要……」




 どうやらフセルコにはこの状態を打開する手段があるようだ。だが、そのためには時間がかかるとのことだ。おそらく大掛かりな魔法でも使うつもりなのだろう。




「わかりましたっ。じゃあ、私たちが時間を稼ぎますっ」




「そうね。手分けして攻撃しましょう」




「ふぉふぉふぉ。そうじゃのう。儂は右側を担当するかのう」




「そうだな。じゃあ、メグミは前方、ロキは左側を頼む。俺は拘束の投網で後ろ側を牽制する」




 作戦は決まった。

 フセルコが大魔法を行使できるまでの時間を俺たちが稼ぐ方法だ。そしてメグミは前方に稲妻魔法を放ち何匹かのいたずらサルたちを倒す。ロキは左側の敵を炎弾で討伐し、アツメルコは右側のサルたちに硬貨弾きをお見舞いした。




 そして俺は後ろ側の樹上にいるいたずらサルたちに拘束の投網を投げる。ただし空振りが多い。例え捕らえられてもせいぜい1匹だ。

 だが、それで構わない。

 必要なのは時間稼ぎだし、拘束の投網を投じればサルたちは一斉に逃げるのでその間の投石被害は抑えられるからだ。




 そしてそんなこんなで10分くらい経過したときだった。




「……おまたせ。……準備完了……」




 ようやくフセルコからの回答があった。なので俺たちは様子見のため攻撃を控えめにするのであった。




「……じゃあ、……やる……えい……」




 フセルコが両手を空に向かって伸ばす。そしてゆらゆらと揺らし始めるのであった。

 すると次の瞬間だった。




 ――ボフン!




 俺たちの周囲が一斉に白煙に包まれたのだ。それはとても濃い煙で四方の木々までもすっかり包まれてしまうほどだった。

 視界が一気に失われたことでいたずらサルたちの投石攻撃も止まった。




「……なにが起こったんだ?」




「わかりませんっ。……ただなにも見えなくなったってことだけはわかりますっ」




「そうね。いたずらサルたちもなにも見えなくなったから攻撃してこないのよ」




「ふぉふぉふぉ。そうじゃのう。……問題はフセルコがなにをしたかということじゃ」




「……まもなく、……わかる……」




 フセルコがそう言ったときだった。

 ゆっくりと流れてきた風が白煙を徐々に晴らしていったのだ。そして30秒後くらいだった。煙がすっかり晴れたのだ。

 そんなときだった。




「「「「「「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」」」」」




 四方八方から一斉に悲鳴が聞こえてきたのだ。

 それはサルの声じゃなくて、人間の若い女性の声だったのだ。




「げっ! いたずらサルたちが人間になっているじゃねーか!」




「し、しかもですっ。全員きれいな女の子たちですっ」




「しかも裸よ! 全員全裸になっているわ」




「ふぉふぉふぉ。これは見事な魔法じゃのう」




 そうなのだ。

 なんとフセルコは何十匹いたのかもわからないほどの大量のいたずらサルたちを一気に人間の女性にしてしまったのであった。

すべて人間の女体化なのです。(`・ω・´)∩


よろしければなのですが、評価などしてくださると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。