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590/642

590話 裸にされてしまったのです。

基本二日置きの更新(18時)とさせて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

「なにごと……!?」




 俺は思わずロキを見る。

 するとロキはとんでもない姿になっていた。




「いやああああああ! ダイキチ。……み、見ないで」




 なんと驚いたことにロキが全裸になっていた。錫杖を放り出し、右手で胸を左手で大事な下を隠してしゃがみ込んでしまう。だが、右手の方は隠す対象があまりにもたわわなのでこぼれてしまいそうに見えてしまう。

 いや、見るのはまずい。……俺は視線を逸らして問う。




「悪行河童にやられたのか?」




「そうよ。気がついたら裸にされていたわ」




 俺は悪行河童を見る。

 するとロキから奪った神官服と下着を両手に掲げ意気揚々と踊っているのが見えた。




 どうやら一対一の勝負はロキの負けのようだ。あの状態では戦闘不能に間違いないだろうしな。

 では次は俺の出番かと思い俺は相手を探す。だがロキから服を奪った悪行河童、河童Aとしよう。その河童Aは俺に向かってこない。どうやら勝ち抜き戦ではないのだろう。




 と、思って俺は残りの河童B、C、Dの姿を追った。だが先程までいた場所にその姿は見当たらない。

 そんなときだった。




「「「いやああああああ~……!」」」




 突然に俺の後方から悲鳴が上がったのだ。

 振り返るととんでもない光景が広がっていた。




「ダイキチ。見ないでくださいっ!」

「ふぉふぉふぉ。恥ずかしいのう!」

「……見ては駄目……」




 驚いたことにメグミ、アツメルコ、フセルコが一糸まとわぬ姿になっていたのだ。メグミはささやかな胸を右手で隠し、大事な下を左手で隠す。そして同じようにアツメルコもロキに負けない豊満なものを隠し、フセルコは小ぶりだが形良い胸を同様に隠している。




「……いつの間に……」




「気がついたらやられてましたっ」

「ふぉふぉふぉ。まったく突然だったのう」

「……同じく。……理解不能……」




 武器を放り出してしゃがみ込んでしまった3女神が口を揃えて同じ内容を言う。どうやら気が付かないうちにロキ同様に一気に裸にひん剥かれたようだ。




「……つまり。一対一に見せかけた騙し討ちだったってことだな」




「そうですねっ。私たちを戦闘不能にするために騙したんだと思いますっ」




「そうね。一対一と見せかけて油断したところで服を奪ったってことね」




「ふぉふぉふぉ。狡猾じゃのう」




「……屈辱。……恥辱……」




 俺は悪行河童A、B、C、Dの姿を捜す。すると簡単に見つかった。河童たちは霧が立ち込める泉の中にいたのだ。

 そして戦利品とばかりに女神たちから奪った衣服をきちんとたたみ頭の上の皿の乗せていたのだ。

 そして勝ち誇った表情を浮かべ、俺に向かって挑発的に手招きしているのがわかる。




「ダイキチ。気をつけてくださいっ」




「そうね。あれはヤツらの作戦よ」




「ふぉふぉふぉ。ウィンドウの表示では水に引き込む特徴があるとあったのう」




「……水中では……河童には勝てない……」




 そうなのだ。

 陸上でもあれだけ素早いのが悪行河童なのだ。水に入ったら俺は水の抵抗で自由に動けない。だが悪行河童たちは水を得た魚状態で自由に素早く動けるのは容易に想像できるのだ。


いきなり全裸なのです。(`・ω・´)∩


よろしければなのですが、評価などしてくださると嬉しいです。

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